[海外暮らしあるある?]美容院難民の苦労話
(約1250文字)
海外に暮らす日本人女性の特徴アルアルのひとつにロングヘア、いかがでしょう?
好みでロングというよりか、そうなってしまう。
いや、ロング好き、という方ももちろんいるとは思いますけど。
自分に合う美容院、美容師さんとの出会いがない美容院難民は多い、と私は勝手に想像します。
20代30代の頃、私ももれなく海外あるあるロングヘア日本人でした。
腰まで長い時もありました。
長くなりすぎたら、自分で適当にカット。失敗したらしばってごまかせる長さ。基本自給自足です。
現地の美容師さんの何が問題か?
こんな感じで〜ニュアンスが伝わらないやり取りの難しさに加え、日本人の髪質に慣れてないことでしようか。特に量の多い直毛。
単純にオカッパにしても、日本人美容師さんだったら、広がらないように調整しつつ、レイヤー入れてはねないように、丸く収まるように〜は、普通に工夫してやってくれると思います。
こちらなら、パッツンで終わり。
西洋人のように少しくせ毛で柔らかく量も少なければ、全然問題ないテクニックでしょう。
同じアジア人なら大丈夫と勝手に期待し、一度ものは試しと、中華街の美容院へ。意外ですが、微妙に英語が通じない人にあたってしまって汗
出来上がりも、なんかイマイチというか、ダサくて、もう2度と戻ることはないなと諦めました…
こんな私でも、一時期、といってもトータル6−7年くらいでしょうか、日本人の美容師さんとお友達になり、半年に一度くらいカットしてもらう良い感じの時代もありました。
でも過去形。その方、帰国してしまったんですよ涙
またまた難民に舞い戻り。
そしてコロナ禍。
ある日、中途半端に伸びた髪に嫌気が刺しました。
思い切って、おカッパに挑戦。
失敗しても縛れない長さに自分で切るのは初めてでした。娘に後ろ部分を少し手伝ってもらい、なんとか完成。
けっこう、イケる。
これに味を占め、春先に初めてショートカット(少し長め)に挑戦。
これが、意外と出来るんです!
怖がらずに、もっと前から勇気を出してやってればよかった!
コツですが、ほぼ全部95%くらいをスキバサミで切る、それだけです。
普通のハサミを使うのは前髪とか、ほんの微調整のみ。
んで、先日FBをボーと見てて、勝手に流れてきた投稿(というか、広告?)に、
あら!と反応。
これって私の髪型じゃん!?
アニエス・ヴァルダ監督。
偶然。意図してなかったけど、コレ、現在の私にそっくり。急に親近感がわきました。彼女の作品はきちんと見てないので、見ようと思います。
これからはアニエスカットと呼ぶことにしよう。
私が心底憧れるのは、やっぱりセシルカット。
こういう超ショート、いいなあー。似合う人が羨ましい。
私の髪質でこのスタイルは自殺行為なのを想像できるので、試す勇気はありません。。。
カナダ在住アラフィフです。子宮筋腫に振り回された一年をゆっくりマンガに描いてます。