奥の方にしまい込んでる思い出のヤツとの再会はなぜか罪悪感
(約450文字)
ここ数日、娘が、拾ってきた木の枝で刀を作るから、削るナイフを探してくれ、とうるさい。
もしかしたら使えるのがあるかも、と、
重い腰を上げ、憂鬱に感じながら、はて、地下に置いてたかな?いや、2階の棚の中のはず…そうそう、あった!
古いノミコレクションを奥の方から取り出してみる。
憂鬱感。同時に罪悪感。
だから、奥の方からなんて、ひっぱり出したくなかったのだ。
札幌、大学時代、木彫を好んでいた3年間に集めたもの。今思うに、3年間とは、意外に短い。
モントリオールでも続けるかな〜なんてフンワリ思って、スーツケースに入れて運んできた。
それは25年前。
25年も過ぎてしまった。
んで、25年間、奥の方から出てこなかった!
とはいえ、引っ越しは数回したから、段ボール箱に入ったり出たりは繰り返したかな。
結局、娘が使えるのはなかったので、また、奥の方行きとなった!
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本来は、ここで、憂鬱感とか、罪悪感を、きちんと掘り下げて言語化する努力するべきですけど。。。また今度、チャレンジ。
カナダ在住アラフィフです。子宮筋腫に振り回された一年をゆっくりマンガに描いてます。