フリーライター岩崎史絵の自己紹介です
2004年からフリーランスライターとして活動している岩﨑史絵(いわさきしえ)です。20年近くライター1本で生計を立ててきました。多少の努力もありますが、何よりまわりの人や運、仕事に恵まれたことが大きいと思います。
自己紹介を兼ねて、そんな自分自身の仕事について振り返り、未来について語りたいと思います。
「文章は誰でも書ける。だからこそ『書いてほしい』といわれるライターになりたい」
私のスタンスは、この小見出しのとおり「誰でもできることを、あえて頼まれる存在になりたい」というものです。そのため
コミュニケーション力
調査力
文章力
の3点を向上できるように心がけています。
コミュニケーション力は、成果物のイメージをすり合わせたり、交渉、取材、次回の仕事につなげる力です。事前に依頼元のニーズはどういうものなのか、納期とコストのバランスはどうなのかを確認し、取材時は相手が話しやすいように心がける。そして成果物を提出し、次回より良いものを作るための提案を行う。これがコミュニケーション力です。
調査力は、取材前に念入りに下調べや調査をする力のこと。昨今はネットで大部分の情報が収集できますが、もしその分野に精通している人がいたら、チャットやメールで連絡を取って詳しい話を聞いておきます。これをするだけで、取材時のコミュニケーション力は飛躍的に上がります。
文章力は……、これは本当に難しい。文章術の本を読んだり辞典を見たり、日々試行錯誤中です。ですが、1つだけ言えることがあります。それは「編集者や関係者から指摘を受けた悪い癖は治していこう」というもの。暴論かもしれませんが、これを徹底するだけで文章力はかなり上がると思います(でも未だに悪癖を指摘されています……とほほ)。
自分の強みを磨く
私が得意な分野は次のようなものです。
企業のデジタル戦略/デジタル活用の動向および事例取材
ITシステムの開発・運用に関する事例取材
デジタルマーケティングの市場動向・最新製品情報・事例取材
企業の人材戦略やウェルビーイング
エンジニアやクリエイターのキャリア事例
メディアテック
こうして見ると、かなり偏っているというかニッチですね。でも、このニッチさがあるからこそ初めての取引先から仕事をお願いされることが多いんです。ニッチなので競合ライターが少ないからです。
広い括りでいえばBtoB分野のため、取引先も出版社やニュースメディアだけでなく、IT企業やスタートアップの広報/マーケティング担当者、広報代理店、広告代理店などの企業さんから連絡をいただくこともあります。執筆費用も比較的高めです。
これらの分野に特化したのは理由があります。
もともと通信業界誌を提供しているリックテレコムという出版社で編集記者として勤務、その後「@IT」(現アイティメディア社)編集部に転職し、フリーとなりました。当時はERP、システム開発、CRM、SCM、IT戦略などを追いかけていて、そのまま専門分野になった形です。
当時は「システム開発の経験もないのに、この分野を担当していていいのか?」とかなり悩みましたが、逆にそれが良い方向につながりました。「自分がわからない(経験がない)から、理解できるように取材し、執筆する」という強みとなったのです。この強みを自分なりに分析し、前述した「コミュニケーション力」「調査力」「文章力」の3点をより高めていくことを心がけています。
これからやっていきたい仕事について
これからも私は自分の得意分野や強みを磨いていくつもりです。
ですが「磨く」というのは「きわめる」と同義で、より尖って洗練されたものになっていくでしょうが、広がりには欠けるんですよね。
そこで2023年以降はもう1つ、得意分野を増やそうと考えています。
それは「テクノロジー × 社会課題」というテーマです。
私がIT分野に関わるようになってから20年以上が経ちました。テクノロジーの進化と共に社会のあり方が変わり、人々の意識も変化しています。悪い変化もありますが、多様性に目を向けるようになったり、環境問題や貧困など社会課題への関心が高まったり、そうした課題をテクノロジーで解決したいという気鋭の若手が登場したりなど、いい面もたくさんあります。
自分自身もそんな変化を感じ、これまで取材してきたBtoB分野だけでなく、社会課題におけるテクノロジーの活用にも関心が出てきました。ただ、残念ながら「テクノロジー × 社会課題」を正面から取り上げるニュースサイトやメディアはほとんどありません。
そこでまずは今年中の目標として、自分のnoteで「テクノロジー × 社会課題」の事例を取材し、公開していこうと考えています。2023年もすでに1/4が過ぎてしまいましたが、集める本数の目標は8本! 将来的に「テクノロジー × 社会課題」ならこの人あり、といわれる存在になることを目指します!
*バナー画像:Adobe Stock*
*プロフィールや直近の仕事の実績はこれから追加していきます*
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?