小学生向けの国語学習プロンプトを作ったけど、あまり面白くないのでゲーム化
概要
・論述からAIにモンスターを生成させる。
・モンスターを戦わせて勝敗を競う。
・モンスターのHP量を論述の文法的正しさに依存させる。
・ついでにダメージ倍率を設定して算数も組み込む。
・AIに添削してもらって文法点(HP)を上げる。
・「100文字」って銘打ったけど別に100文字以下じゃなくてもいい。
・プロンプト内外のルールは適当にいじってどうぞ?
・中学二年生向けかもしれない
モンスター生成プロンプト
GPT-4.0
GPT-3.5、Bard
バグりやすいから添削を分離
GPT-3.5でいけるならGPT-4.0でも行けると思う。多分。
Bardでも召喚できる。出力形式を柔軟(?)に変更してくるけど、再生成ガチャしやすいから無理ではない。
モンスターバトルプロンプト
GPT-4.0
GPT-3.5
Bard(ごめん無理)
どこまで厳密にすればいけるかなーって試していくのが楽しかったのは最初の30分だけ。無理。助けて。
・一切計算しない
・HPの減った状態で始まる
・有利属性が忘れられてる
・ラウンド重ねたら有利属性が反転した
・スキル攻撃力を10倍
・7ダメージは67ダメージ
・スキルを使わない通常攻撃が生えた
・通常攻撃で10ダメージ
・防御力が生えた
・防御力は0
・自傷し始めた
・2ダメージは12ダメージ
・有利属性を無視するならそれ以外はなんとかなってることがある。
・1回だけ、有利と不利の文言は間違ってるけどそれ以外は意図した通りになった。
・再現性に乏しい。Temperature高くない???
・有利属性まわりが悪さしてそう
・文章題による計算をBardで正確に行うためのテクニックが必要
GPT4.0とGPT3.5併用でプロンプトエンジニアリング
まず、レスの早いGPT-3.5でとにかく数を打つ。惜しいところまでいったらGPT-4.0で動かしてみる。GPT-4.0で意図通りに動くようになったら、GPT-3.5で動くように細部を詰める。
GPT-4.0からGPT-3.5対応にする際の主な変更点は2つ。
・受動的表現を無くす。GPT-3.5は、受動的表現を受け取ると主客を間違えやすいかも。「春属性の弱点は夏属性」だとダメ。
・分けても問題ない指示を分けてしまうと楽。
デモ
お試し召喚呪文
別に論述っぽくなくても良い。
属性抽出が結構ブレる。
召喚1
召喚2(召喚1と同文)
GPT-4.0でバトル
GPT-3.5でバトル
召喚3
名前をラテン語風のカタカナにして再生成
!?
「テラモルス・オププロブリウム」
な、なにこれ……疼く……!!
雑感
GPT、さんすうできてえらい!
テストプレイ回数がまるで足りてない。ご利用の際はがんばってください。
画像生成AIと組み合わせれば結構良い感じに楽しめそう。別にバトルしなくてもいいし。育成とか内政とか。あ、作ろうかな。
ChatGPTは優しくも厳格な年寄り。Bardはおおらかで雑な親戚のおじさんおばさんなイメージ。どれぐらい勢いよく正論で殴ってくるかの指標としてよく使ってる「学校行きたくない」への返答はBardの方がマシ。ChatGPTよりフレンドリーな印象がある。