ダッシュ記号について
noteを始めてから、ダッシュ記号を使うようになった。
ダッシュ記号というのは━━釈迦に説法になると恐縮なのだが、念の為に触れておくと━━この「ハイフンの長いバージョン」の記号のことだ。
小学校でも、中学校でも、その後の教育課程のどこでも、━━あくまで私の個人的で心もとない記憶を辿った限りでは、という条件付きだが━━ダッシュ記号については教わってこなかったと認識している。
(話は逸れるが、社会に出てからしばしば感じていることとして、義務教育は実用的なことを結構たくさん教えそこなっている気がする。)
しかし、ダッシュ記号は使ってみると便利だ。
何か補足したり、情報を挿入したり、注釈的なことを加えることができる。
(ダッシュ記号の使い方や意味は前述の通り、正規の教育という形では教わってきていないから、正しい使い方ができているかは分からないが。)
私は、正確に、厳密に述べたいタイプなので━━正確といっても、真に正確に述べることなどできないから、「できる限り正確になるように努めている」という自己満足的な程度にすぎないのだが━━ダッシュ記号によって補足できることは有難い。
だが、「ダッシュ記号」とググっても、意外と体系的にまとまった情報が得られづらかった。
wikipediaでさえ、あんまりちゃんと書かれていなかった。
歴史とか、定義とか、関連情報とかがまとまっていることを期待したのに。
だからきっと、ダッシュ記号について理解するには、ケーススタディで、具体例で、ディープラーニング的に、おのおの、個人的に、フィーリングも含めて、学習していかないといけないようだ。
* * *
ダッシュ記号の意味や使い方などは体験的に学習していくとして、困るのはパソコンやスマホでの入力方法だ。
入力の最適な方法が分からない。
キーボード上には無いし、「ダッシュ」と入力して変換する形でも、ハイフンになってしまうなど、なかなかうまくいかない。
ググると、「Altを押しながら「0151」と入力する」というやり方が複数のサイトで紹介されているのを発見した。
やってみたが、表示できなかった。
そこで編み出したのは、「キター」と入力して予測変換に出てくる、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
こいつを利用する方法だ。
こいつ━━もとい彼の顔の両側に、こちらが採取したいダッシュが安置されている。
まずは彼を呼び出し、ダッシュ以外を削除していく。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
キタ━━━━(゚∀゚)
━━━━
━━
これでダッシュの採取は完了だ。
ただしこの方法には問題点が三つある。
一つ目は、面倒なことだ。
工数が多すぎる。
二つ目は、万能ではないことだ。いわゆる環境依存(?)なのか、noteの見出しには使おうとすると、ただのハイフンになってしまうのだ。
最後の問題点は、場違いなシーンでも彼を召喚しないといけないことだ。
シリアスなことを書いている時にダッシュを使おうとすると、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
という具合に、彼は能天気というか、天真爛漫というか、なかなかKY(空気読めない)だ。
TPOの問題があるが、ダッシュはやはり便利なので、今後も彼に登場してもらいつつ、ダッシュを積極的に使っていきたい所存だ。