どう食べてもらいたいのか考えることって大切よねって話。
私の兄弟は好き嫌いが多い。
家族に料理を作ることが多い私は、
どうにか食わず嫌いを克服してもらいたいと日々奮闘中である。
ここで克服のKeyを少し紹介!
①食感が無理なタイプ
私は小さい頃、キノコが苦手だった。
アニメのキャラクターを見て、
食べちゃいけないと思っていたのもあったが、食感が独特だったのも理由の一つだった。
そんな時料理上手のおばあちゃんが作ってくれたハンバーグがキノコ嫌いを変えた。
子供たちにたくさん野菜を食べてもらえるように、こっそり野菜を入れちゃうのが得意なおばあちゃん。
ハンバーグを一緒に作った時、こっそりキノコを刻んでお肉と混ぜ合わせているのを見てしまった。
なんだ、食べてたんだ。
食べられないと思ってたから見るのも嫌だったきのこがちっとも苦手じゃなくなった。
それからは少しずつそのままの状態で入っていても食べられるようになった。
私は、食べられない!無理!って思わないことって大切だと思う。
②味が無理なタイプ
この味、苦い。この味、野菜が強い。
そんなことを妹に言われてから、少し調理方法を考えたことがあります。
ピーマンは多くの子供たちの敵なのではないでしょうか?でも、彩りも良くなるし、是非食べてもらいたい!
そんな時に考えついたのはオムレツに入れちゃう大作戦でした。
どうやら妹はオムレツが昔から大好きなようで特に甘い玉ねぎが入ったやつを作るとすごく喜んでいました。
だから、日によって少しずつオムレツの中身を変えてみたのです。
はじめはミックスベジタブルを入れたり、
野菜にチーズをまぜてみたり。
そうすると気づきました。
野菜の甘みが感じられる時の方が食べてくれることに。そっか。じゃあ玉ねぎとピーマンならどうかな?
多分、急にピーマンと混ぜたら見た目でイヤイヤされたでしょう。でもメックスベジタブルを混ぜるようになってからは見た目の色が鮮やかでもあんまり抵抗なく食べてくれていたので、なんとあの大嫌いと言っていたピーマンを食べてくれたのです。
ほんとに最初は気付かなかったらしく、
妹はめっちゃ食べてました笑
「あれ?ピーマン?」ってなったらしく、
「ここまで食べたらいっか笑」って
そのまま完食。ついに福子は勝利したのです。
「あれ?食べられてる?!」
って感覚はすごく大事。だから、そうやって少しでも苦手が減るようにお手伝いをしてあげるのも大切なのかなって思った。
食べることを嫌いになってほしくないし、
「食」って大切だからこそ楽しむものだから。
兄弟がいるからこそ気がつけた。
だから今日は少し感謝を表せたらいいな。
なんて思った1日でした。