やる気出した、たまにメイキング(2023.3時点)
ちょっとやる気出して試行錯誤する気になった絵を描きました
「色塗りチュートリアル」ちょこちょこ読んでますが、今読んでるあたりには、レイヤーのブレンドモード(描画モード)のことが描いてあったので、今回はそこを意識しながら、いちまい。
いや・・・。
わかっている、こういう絵の絵柄じゃないって。
でもたまに描きたくなってしまう。
これの続きです
メガネ女子さんの露出度がつらかった(描けない笑)ので、衣装をマイナーチェンジするワシ。そもそも何でこんなん描いたん。
題材はともかく、メイキングです。正しいかどうかは知らないです。私は今こうしています。という、記録用。です。
使用画材(?)は、iPad Pro12.9インチ+Apple Pencil+procreate になります。
下書き(別にダークな世界の想定はしていないということです)
本当は服を着る前のはだかんぼレイヤーもありますが自主規制です
いきなり服着せて描くこともありますが、細かい動きなどがおかしくなっちゃうことが、まだ多々あります。なので、はだかんぼから描くの大事。
清書
とかさっくり書きますが、線画レイヤーが7枚ありました。一枚で終わってみたいものだ。背景のパースは今回適当。描画ガイドも使ってない・・・。
塗り分け
今までこの工程をほとんどしてこなかった、けどあとの仕上がりはこの工程で左右されることが、ようやくわかってきた。遅い、ほんと今更で、あんたデジタル何年やってんのって感じですが。(2年です)
今までは、線が終わったらもうさっさと本塗りしていました。色ラフなどは現在もしていないですが、大事だって言いますね。これも、後々になって「やっぱり必要だった」とか言っているかもしれません
色塗り(この時点では全て、レイヤーは「標準」)
③で塗り分けしたレイヤーを白で塗りつぶしたあと、クリッピング(プロクリエイト上では「マスクをクリップ」)して塗っています。
ここで書いても何のことやらって感じですが、肌色などは塗った後で、ちょっと鮮やかすぎたかもとレイヤー自体の彩度を下げたりして調整しました。この人たち自体暗めのところにいるんだから、彩度は下がったほうがいいよね、というのと、レイヤーの彩度を下げればいいかも、ということに気がつきました。わずかながら、学び。
人の塗りつぶしレイヤーを「乗算」にして、影入れ
この工程、実は失敗してまして、③で最初に塗り分けした時の色にそのまま影色を重ねてしまいました。たまたま肌色が濃くなったように見えなくもない色になったので、まあいいや。ってそのままにしてますが、影入れ時の塗りつぶしの色は本来考えないといけなかったと思います。
「オーバーレイ」レイヤーで、光を足す
「追加」とか、別の設定にすることもあります。今回はオーバーレイが馴染んだ気がしたので、そうした。
背景(壁部分)に影を足す(「焼き込みカラー」レイヤーで、不透明度をすこし下げています。不透明度下げるくらいなら、別の設定が正しかったような気がする・・・)
一番後ろの部分も色塗り足してます。青っぽくしたのは、ぼんやり空の環境色を出してみようかなと思ったため
線画レイヤーを複製し、複製したレイヤーで明部の線の色を変える
今回はよりいっそう目立たない処理になっていますが、やったほうが全体の雰囲気が良くなることがわかったので、最近はやってる。
ふたりの頭のてっぺんあたりとか、フミさんの顎とかひかりさんの左手とか、すごく観察すると色がちょっと薄いです笑笑
全体の色調を整えるのに、一番上に一色塗りつぶしレイヤーを乗せて、レイヤーのブレンドモードを色々いじる。
今回は、「オーバーレイ」で藍色と灰色の中間のような色を乗せてあります
完
最後の塗りつぶしレイヤーを乗せる前は、こんなです
この時点で完成でもいいと思うのですが、最後に塗りつぶしレイヤー重ねてみたらどうなるかな、ってやってみると、やっぱり重ねたほうが色がまとまってよく見える気がして、重ねてしまう。
さらに上から、ハイライトのレイヤーなんか重ねるとより良いのかもしれませんね。私、自分の絵に目とかキラキラを入れるのに結構違和感覚えることが多くて、あまりこの処理をしないのですが。(髪とかに使ってもいいんでしょうね・・・)
目は絵の命って言うものね。けど目力のある絵は、描けないな。そもそも顔アップの絵が描けないな。どちらかというと日常系絵描きなので、目そのものより全体の空気感に注力してしまいたくなるんだと、思います。
それと今回でいうと、質感は改善の余地あったかと思います。全部同じ塗りにしてしまったけども、皮っぽさとかもっと追求すればよかった。
誰得かわからんけど、たまにこまごまメイキングを整理するのが楽しくて、やってしまいました。
こちら、2021年7月のメイキングです
このときよりは、複雑化したかもしれない。
いかにもデジタル〜、っていうのが描きたいわけではないので、手描き感残したまま、デジタルのおいしいところを拾っていけたらいいですね。そのためにはまず知識から。迷走していますが、ご覧いただけるとやっぱり励みになります。ありがとうございます。
ではまた!
絵のことばかり考えているので、いただいたサポートは大概絵のこと・活動・絵を描くための何かしらに使わせていただいています。