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壮大な美しい音楽 - DUSTCELL『ONE』

昨日、私のとても気に入っているある曲のMVが公開された。

DUSTCELLの『ONE』。この曲は、先月発売されたアルバム『SUMMIT』に収録されている。このアルバムは、ストリーミングでずっと聴いているうちにどんどん好きになり、購入を決意した。先月中には注文して現在発送待ち。

なぜ購入することにしたのか。その決め手となった2曲があり、アルバム最後の一曲『終点』と、この『ONE』である。この2曲を聴いて、DUSTCELLは単なるネット発のアーティストではないことを感じた。私が最近考えてやまない愛や人生や死。それら普遍的で大きなものを、DUSTCELLは歌っているのだと思う。

『ONE』は、初めて聴いたときに、軽快なリズムから一気に華やかさを放つサビの展開に一瞬で心を奪われた。さらに、ラストサビでは転調して一気に感情が爆発する。EMAさんの歌声はあくまで美しく儚いものでありながら、健気で何かを切望するような強さがある。

痛むほどに変わる世界で
君と生きていたいんだよ
誰が何を言おうと構わない
呼吸を繋いでく
無慈悲な月 命の終わりに愛が残れば
全部奪ってしまってもいいよ
天も地もこの感情も

だから、この壮大な歌詞を形作る言葉にも魂が宿っている。心に響く。そう、耳に響くのではなく心に響く、このような曲と私は出会いたかった。

まだまだ、ヒット曲の『CULT』の再生回数は287万回にとどまっている。アニメーションMVと編成からして、YouTubeで一世を風靡出来る感じはうかがえるものの、エレクトロニックが強めのサウンドがバズる例はあまり知らない。とはいえ、もっと有名になることは間違いのないアーティストだ。たくさんの人が胸を打たれるのではないかと思う。まあ、私にとってとても意味のあるアルバムとなっているわけだし、人気とか売れるとかは特に気にしない。アルバム届くのが楽しみだし、一生大切にする。

もっと聴きたい、DUSTCELLの心に響く曲。


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