私が風俗を始めた理由
講習で「結婚しているんですよね」「旦那さんはこの仕事知っているんですか?」「お子さん何歳ですか」…糞客みたいな質問ばかりした子がいました。
講習や相談にプラスになると思えば、自分から話していますが、聞かれるのは本当に嫌です。
ここに風俗入りの話を書くので、どうか読んでから来てください。
私は開業医の一人娘として生まれました。
透析専門病院で送迎も行っていることもあり、クリニックとしては大きい規模だったと記憶しています。
小学校から共学の一貫校で育ち、何不自由ない生活をしていましたが、大学2年の時驚くような事件が起こりました。
父親が医療ガス(笑気ガス)中毒になり、まともな診療が出来ない状況に陥り、父親の弟(医者)が中に入るものの、病院はそのままにして、ある日突然父親が蒸発してしまいました。
廃業するにも患者さんを他の病院へ転院させたりしますが、その間の透析は休むことが出来ません。代診の医師を頼むと1日8万円くらい掛かっていて、リースの機材含むと月の支払いだけでとてつもない金額だったと思います。
蒸発なので離婚せず逃げてしまったため、家族は困りました。
廃業までの運転費用は父親の弟が出してくれたのですが、結婚してから一度も働いたことのない母親と大学在学中の私。
一番困ったのは父親名義の住宅ローンのある自宅の問題でした。世田谷区深沢に100坪くらいあったかな。払えなくなり家を失い、本当に悲しかった。母親に少しでも持ち分があれば、居住権を主張出来たはずです。
お金の問題は待ったなし、心さえ卑しくします。
大学のミスコンに推薦されるも、ドレスや衣装を買えなくて辞退しようと思いました(結局ヘルスで働いて買って出たけど)。
これが私の原動力だった。
この時から全部諦めないことにした。
学歴、お金、結婚、子供、母親孝行。
全て手に入れてやる。
そう誓いました。
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