ナイショの渋谷A ―vol.2 テーマのご紹介―
立て続けにこんにちは。シブヤガワ映画祭部のシロです。
今回はナイショの渋谷Aのテーマである
『お金をもらって働くということ』
についてのお話です。
少しネタバレになるのですが、今回上映する作品は、
とても特殊な職業を取り上げた”とある”作品です。
とにかく珍しくて新しい職業なので、私は身の回りで見たことがないのですが
新しい職業であるがゆえに、
”どうお金をもらうか”
”どう働くべきか”
といった普段見過ごしがちなことを、改めて突きつけられる作品になっています。
あんまりネタバレをすると運営チームに怒られてしまうので
気になった方は、ぜひ当日会場まで何の作品か見にきてくださいね。
さて、せっかくの映画祭!なので、
ここからは名監督の ”お金をもらって働くということ” についての名言をいくつかご紹介しようと思います。
(完全に好みですがあしからず...)
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◆井筒和幸
「給料とか環境とか、ちょっとした差はあるかもしれないけど“人生のロードレース”に大差はないと思うよ。人生は“暇つぶし”。お金があろうとなかろうと、みんな似たような人生を送るんだから。お金があっても不幸な人はいるし、お金がなくても幸せに生きている人はたくさんいるよね。」
◻︎作品:『ガキ帝国』『岸和田少年愚連隊』『ゲロッパ!』『パッチギ!』など
◻︎Wikipediaはこちら
◻︎参照
◆北野武
「金のことでつべこべ言うと、母親にこっぴどく叱られたものだ。誰だって、金は欲しいに決まっている。だけど、そんなものに振り回されたら、人間はどこまでも下品になるというのが俺の母親の考えだった。貧乏人のやせ我慢と言ったらそれまでだが、そういうプライドが、俺は嫌いじゃない。」
◻︎作品:『その男、凶暴につき』『HANA-BI』『座頭市』など
◻︎Wikipediaはこちら
◻︎参照
◆紀里谷和明
「業種を問わず、圧倒的な練習量による圧倒的な技術を持っている人間しかこれからの世界ではやっていけない」
◻︎作品:『CASSHERN』『GOEMON』など
◻︎Wikipediaはこちら
◻︎参照
◆是枝裕和
(映画監督とは仕事でしょうか?という質問に対して)
「仕事というものがお金のために我慢してやるもの、であるなら僕にとっては仕事ではないですね。けれど、僕は自分を映画作家とは思っていなくて、映画監督として捉えています。アーティストよりはアルチザン。アルチザン…つまり職人は儲かる、儲からないよりも目の前にある素材の一番いいものを引きだそうとする職業。ですから、素材と対話できるきちんとした職人になりたいと常々思っている。もちろん、僕の場合はその先に映画を観てくださる観客の方がいますが、まず向き合うのは素材なんです。」
◻︎作品:『ワンダフルライフ』『誰も知らない』『歩いても 歩いても』『そして父になる』『海街diary』など
◻︎Wikipediaはこちら
◻︎参照
◆宮崎駿
「商売ってのは苦労するに決まってるんです。」
◻︎作品:『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『千と千尋の神隠し』など
◻︎Wikipediaはこちら
◻︎参照
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いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでいる方の中には、
既に働いている社会人の方、まだ働いていない学生の方、
働くのが好きな方、嫌いな方、
いろんな方がいらっしゃると思います。
でも、生きていく上で ”お金をもらって働くということ” に向き合わなければいけないのは
誰であっても同じではないでしょうか。
秋の休日、少し自分の今までの働き方やこれからの働き方を考えてみませんか?
チケットはこちらで絶賛発売中です。
では10/10(月)会場でお待ちしています!シロでした。