上映中はスマホの電源ON【ホラー映画を毎日観る人】(286日目) 「貞子 3D2」
「貞子 3D2」(2013)
英勉監督
◆あらすじ
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あの事件から5年、茜と孝則の間には一人娘の凪が生まれていた。しかし茜は出産後に死亡。孝則は自身の妹である楓子に凪を預け、会うことを避ける。そんな折、楓子は凪の周囲で不審死が頻繁していることに気づく。
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一昨日見た「貞子 3D」の続編です。
“スマ4D公式アプリ”という無料のアプリをダウンロードして上映中に起動すると音声認識によって本編と連動した様々なアクションが起こる仕様となっています。
劇中と同じタイミングで電話がかかってくる、カメラのフラッシュが勝手に光る、カメラが作動して映画とはまた別のものが映り込む、電話帳やフォルダが乗っ取られる、ダウンロードしている楽曲が勝手に再生されるなど上映中に30回以上起こるそうです。更には見終わった日の午前0時に貞子から電話が掛かってくるそうです。
ここまでくると映画というよりも参加型のアトラクションみたいですね。“前作を超えるものを”という英監督の意向で、脚本段階からこの“スマ4D”を意識して演出していたそうです。
そもそも3Dなのでスクリーンから貞子やらが飛び出してくるし、更にスマ4Dの仕掛けもあるしで何だか肝心の本編に集中でき無さそうな気もしましたが映画館では3D版と4D版それぞれ上映していたようです。こういう参加型の仕掛けがあるのって非常に斬新ですし、是非ともリアルタイムで見に行きたかったです。
ちなみに2015年の2月末日まではBlu-ray&DVDからでもスマ4Dアプリが連動できたそうです。
肝心の本編は所々理解が追いつかない部分があり、前作で完全に死んだ人扱いされていた柏田が全然普通に生きていて警察に捕まっているし、孝則が娘である凪の世話を妹の楓子に押し付けて完全に育児放棄しており且つキャラクターも全然違うので戸惑いました。