一緒に息を止めてしまう【ホラー映画を毎日観る人】(164日目)「ザ•ディープハウス~湖底からの呪い~」

「ザ•ディープハウス~湖底からの呪い~」(2021)
ジュリアン•モーリー監督
アレクサンドル•バスティロ監督

◆あらすじ
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ベンとティナは廃墟を巡り、その様子を撮影して動画サイトに投稿していたが再生数は中々伸びない。ある日、二人は湖に沈む廃墟の情報を手に入れ、現地で出会った男に案内して貰い廃墟を見つける。しかしその廃墟はどこか様子がおかしく、ついには鎖に繋がれた水死体を発見したため一度戻ろうとするも入り口は壁で塞がれていた。脱出することもできず、酸素も少なくなる中で二人はさらなる心霊現象に見舞われることになる。
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廃墟✕水の中✕心霊

という今までありそうでなかった組み合わせでとても面白かったです。

水中のシーンでは余計なBGMを入れず、無音の中で水の音と呼吸音と会話しかなく、緊張感と臨場感がありとても良かったです。
水の濁りやカメラの揺れで映像が見えづらくなるのも逆にリアルで好きでした。
ジャンプスケア※も効果的に使われていて、ストーリーも変にややこしくなく、なんとなく展開は読めてしまうものの視聴者を飽きさせない作りになっていました。

※怖がらせることを目的に大きな音等とともに映像を突然変化させること

水中の廃墟で逃げ場もなく、酸素も無く、霊に襲われる状況を想像したらとてつもなく怖いですし、ベンとティナがパニックに陥る様子もリアルで怖かったです。

余談なんですけど
水中のシーンなんかで酸素がなくなり登場人物が息を止めて何とか脱出しようとする時に観てる我々もつられて息を止めてしまう現象って映画あるあるなんでしょうか。