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あの頃を思い出す【ホラー映画を毎日観る人】(207日目)「惨劇館 夢子」

「惨劇館 夢子」(2001)
久保山努監督

◆あらすじ
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同じマンションに住む少女が虐待されている予知夢を見た夢子は取り返しがつかなくなる前に警察に通報し、結果的に少女を救うことになる。そして次の予知夢に登場した探偵の竹中に接触し、また事件を解決へと導く。そんなある日、妹の月子が何者かに殺害される。夢子は大金を積み改めて竹中を雇い、事件の真相に迫る。
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ホラー漫画家御茶漬海苔先生代表作「惨劇館」に収録されている話が原作となっており、他にもいくつか映像化しています。

「夢子」の予告は見つかりませんでしたが、他の作品のがありました。もしよかったら懐かしさだけでも味わってください。

2001年の作品というだけあって映像も荒いし、声が聞き取りづらい部分もありますが全てひっくるめて懐かしさで帳消しになります。(個人的な意見ですが)
なんだか当時のことを色々思い出してしまい、思わずこの時代に戻りたくなるノスタルジックな作品です。

探偵の竹中役の小沢和義さんはスマートでとてもかっこいいですし、月子役の貫地谷しほりさん、松田役の諏訪太朗さんなどキャストも非常に良かったです。

ストーリーは後半からが駆け足過ぎてよく分からなくなりました。火事で夢子と竹中の生死が不明になった後のラストシーンで夢子だけがぐっすり眠っているということは、竹中は助からずに焼け死んだということなんでしょうか。

弱そうな小太りの引きこもりとの戦闘で竹中が苦戦したり、松田がなぜか銃を持っていたりといくつか気になる部分もありました。

月子が死んでしまい悲しみに暮れる母親に向かって「探偵を雇うからお金貸して」と言う夢子にも、月子の進学資金の200万円をなんの躊躇いもなく貸してしまう母親にも共感はできませんでした。

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