多歯しゃくれ口裂け女【ホラー映画を毎日観る人】(130日目)「口裂け女 リターンズ」
「口裂け女 リターンズ」(2012)
山本淳一監督
◆あらすじ
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民俗学の研究をしている大学生の愛理は三叉祭という古い祭事を調べるために生き神が祀られる山奥の村に友人達と訪れる。真夜中に愛理は村人達が集まり自分達を儀式の生贄にするという話を聞いてしまう。盗み聞きがバレ、村人達から追われる途中で愛理は監禁されている女性を目撃。その女性の口元は大きな鉄のマスクで覆われていた。
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元AKB48、SDN48(2012年3月31日卒業)の大堀恵さん主演で、時期的に映画が公開されたのは卒業の後になります。AKB在籍時から色っぽさとかわいらしさを兼ね備えていてとても好きだったのでこの作品を観ることができて良かったです。
SDN48はAKB48劇場で毎週土曜日の夜(SaturDay Night)に公演が行われることに由来しているそうで、内容も少し大人向けで18歳未満は観ることが出来なかったそうです。(終演の時間の都合上)
残念ながら2012年3月31日をもって全員卒業という形になりました。
みのもんたさんとのデュエット曲「口説きながら麻布十番duet withみのもんた」や眠眠打破のCMに起用された「MIN•MIN•MIN」が印象的でした。
生き神(口裂け女)の暴走を止めるために生き神使いの男が甲冑を身に纏いママチャリで現れ、臭い息で動きを止めるというくだりはあまりハマりませんでした。口裂け女は歯が多く、しゃくれており化け物感強めで良かったです。
なりたくてなったわけではない口裂け女の「私、キレイ?」の問いかけに対して「知らねぇよ、ブス」と言い放ち躊躇いもなくとどめを刺す等
口裂け女に対するリスペクトや愛はあまり感じられませんでしたが、随所に入る軽妙なやり取りでポップな仕上がりとなっています。
大堀恵さんの太ももや屈んだ時の胸元やピタピタのニットなど際どいカットが多めで、大堀恵さんのファンの方にとっても必見の作品になっていると思います。