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悪魔の見た目がめっちゃ悪魔【ホラー映画を毎日観る人】(259日目) 「アナベル 死霊人形の誕生」

「アナベル 死霊人形の誕生」(2017)
デヴィッド•F•サンドバーグ監督

◆あらすじ
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人形職人のサミュエルとその妻のエスターは最愛の娘ビーを交通事故で失う。それから12年後、サミュエルは閉鎖となった孤児院の少女6人とシスターを家に迎え入れる。ある晩、少女の内の一人であるジャニスは立入禁止とされていた子供部屋に入ってしまう。そこであのアナベル人形を発見する。それ以来、彼女らの身の回りで奇妙な出来事が多発するようになる。
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死霊館シリーズ第4作目にあたり、アナベル人形の誕生にスポットを当てています。
監督は「ライト/オフ」のデヴィッド•F•サンドバーグ氏が務めており、ジェームズ・ワン氏は製作を担当しています。

王道のホラーというか意外性みたいなものはありませんでしたがストーリーも面白いし、完成度が非常に高く見応えたっぷりでした。ちなみに撮影中は神父のロバート氏が立ち会っていたそうです。

アナベル人形は相変わらずの怖さですが
その裏には悲しい話がありました。

個人的にジャニスが悪霊から逃げる際に階段で専用の昇降機を使うシーンが非常に恐怖感たっぷりの演出で良かったです。

ジャニスは足が不自由なのでもちろん自分で階段を降りることはできないし、昇降機にベルトで自分を固定した状態でゆっくり降りていくためそれに対する焦りもあるし、尚且つやっと一階に着いたと思ったら勝手に昇降機が作動して悪霊のいる2階にじわじわと連れ戻されるという一連の流れが最高でした。

サミュエルが悪霊に十字架を向けるもまったく刃が立たず、逆に十字架を握っているサミュエルの指が一本ずつ逆反りになるシーンも非常に良かったです。

いかに悪霊の力が強大なのかがよくわかります。

ラストシーンから時系列的には次にあたる「アナベル 死霊館の人形」へと続いていく演出もとても良かったです。このシリーズは公開順に一気に見たほうがより楽しめるなと思いました。

余談ですが撮影前には子役達に「エクソシスト」を鑑賞させてホラー耐性をつけたお陰で現場で泣く子は一人もいなかったそうです。

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