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「書く習慣」1ヶ月チャレンジ16日目:あなたの1番大切な人


(1)秋分の日は何をする?

3連休の最終日、秋分の日の昨日は、10歳の息子と8歳の娘を連れてアスレチックに行ってきた。2連休のうちの最初の2日は、私は仕事だったので、最終日はどこか連れて行ってー、と言う。いいよ、どこ行きたいの、と聞くと、息子は池でザリガニ釣りをしてその後テニスをしたい、娘は遊園地に行きたいという。

どっちでもいいけどさ、どちらも行くのは無理だから、2人で相談して決めなと言ったら、話し合いの結果、間を取ってアスレチックになったらしい。ザリガニとテニスと遊園地を足して割ったらアスレチックになった。

(2)子ども達の寝室でおしゃべりタイム

おとといの夜、子どもたちの寝室に行っておしゃべりをした。
 
階段をあがる私の足音を聞くと「うわぁ怪獣が来るぞ!」と言って布団をかぶって隠れる。
 
「誰が怪獣だ、誰が」と言って布団をめくる。
この時間が好き。
 
電気を消して少しおしゃべりをする。5分くらいのつもりなのだが、ついつい長居をして子ども達の眠りを妨げていると妻からは注意される。
 
「明日って秋分の日だよね。君たち、秋分の日ってどんな日か知ってる?」
 
「知らない!」と娘。
「なんかを分ける日!」と息子。
 
娘は結構すぐにあきらめる。息子はふざけて大喜利をしてくる。見ていて面白い。
 
「日本って季節4つあるでしょ。どんな季節ある?」
 
「春!夏!秋!冬!」
 
「じゃあさ、その中でお昼の時間が長くてずっと太陽が昇っている季節っていつ?」
 
「夏!」
 
「そうだね。逆に、夕方になると太陽が沈んですぐに暗くなる季節はいつ?」
 
「冬!」
 
「そうだね、じゃあ春と秋ってどんな感じ?これがヒント!!」
 
「知らなーい!」と娘。
 
こんなことを話しながらだんだん目が冴えてきて、そのうち息子はラジオ体操を始めた。
これでまた寝なくなる。
 
子どもたちとおしゃべりをしてふざけている時間が楽しい。
あとどれくらい、父ちゃん怪獣の道楽につき合ってくれるのかな、と小さな幸せを噛みしめる。

(3)珍しい皆既月食 次は322年後?

2022年に皆既月食が起こった。スマホで撮影をしていたから日付もわかる。11月8日。
 
この日、妻は仕事で残業だった。子ども達と3人で夕飯を食べているとニュースで特集をしていた。
皆既月食。今回は月の後ろに天王星が入る天王星食も同時に起こる。しかも関東地方の天気は晴れ。
夕飯食べたら行ってみようか、と近所の河川敷まで出かけた。
 
こどもたちが小さい頃から、やることがない時はとりあえず散歩した河川敷。
ゴミがたくさん落ちていて、中国語が書いてある袋が流れてきたりして面白い。
 
「けっこう人いるね」
 
「父ちゃん、あれじゃない?」と息子が空を指す。
 
「お、本当だ。きれいだねえ」
 
小さいサイズの月が強い光を放っているように見える。
 
「次に皆既月食と天皇食が同時に見られるのって322年後らしいよ。そのときもまた一緒に見に来たいな」
 
「322年後、私たち生きてる?」と娘。
 
「死んじゃっているかもね。でも生まれ変わっても、また君たちと見たいよ」
 
「うん。俺も生まれ変わっても、次も父ちゃんと母ちゃんの子どもになるよ」
「わたしもー」
 
そんな会話をしながら、うるっと来てしまったことを今でも覚えている。
今回の人生、この子たちに出会えて良かった、と思って過ごしている。

さて、秋分の日が終わった。
今日から昼の時間が短くなるよね、気をつけて帰っておいで、と2つのランドセルを送り出した。

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