ミラノで藍染め⑤/Shibori LAB
藍染のには様々な工法があると前回説明しましたが、大きく分けて以下の3点に分けられる。
1: 生葉染め / 藍の葉をそのまま利用し、シルクなどの動物性繊維に染織する方法。
2: スクモ(蒅)法による染色法 / 収穫した藍の葉を乾燥させ、100日間かけて発酵させたものをスクモ(蒅)といい。このスクモを使用して染め上げる。
3: 泥藍(沈殿藍)による染色法 / 収穫した藍を、水に浸し2-3日発酵させた液に、石灰を加え撹拌することで、藍に含まれるインディゴを抽出する。抽出したペースト状のものを「泥藍/沈殿藍」と呼ぶ。それを用いて染色にする方法。
まあ、とりあえず全部試してみよう!
まずは簡単な 生葉染めから。
シルクの布を購入、藍の葉っぱをミキサーにかけて、30分間 藍汁に浸す。その際、布などで葉を濾しておくと染色しやすい。ターコイズブルーのような彩度の高い水色に染まります。
ただ、生成り色の生地や、厚手のシルクは、緑だったり濁った青に仕上がるので、生葉染めの際は、漂白された真っ白な生地の使用をお勧めします。
エルメスのスカーフに使われているツイル生地は綺麗な色に仕上がるので、授業ではMade in Italy のシルクツイル生地を使用しています。
動物性のウールはどうしても表面に皮脂が残っているため若干染めにくいですが、根気よく染めれば染まるかな。。。
ミラノTENOHAにて生葉染めの授業
1の生葉染めは何とか形になりそうだ。
次は 2のスクモ法に挑戦。。。。。
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