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職場で縦社会アレルギーが起きた時の対処法!

こんにちは!
今回は職場の縦社会で理不尽な思いをした時の対処法をいくつか紹介していこうと思います!

突然ですが、社会とは『理不尽』で構成されてると思いませんか?
単に『年上が上司』とか、そういったものならまだやりやすいと思うのですが、実際の社会はもっと複雑です。
特に、ある程度年齢を重ねていくと
・年下の先輩or上司
・正社員よりパートが権力を持っている(特に年配のベテラン、定年を迎えた元社員に多い)
というケースも多々あります。

加えて仕事上よく起こる
・業務においての判断基準がコロコロ変わる
・自分が正しくても状況によっては間違いと指摘されることがある

本来であればルールに則ったうえで社員、パート関係なく平等に仕事をするのが理想でしょう。
しかし、実際の社会とは抽象的で答えのないことだらけです。
これは社会に出て痛感したのですが、仕事の優先順位としては上司の指示>ルールなんですよね。

おまけに社会人になると忖度や根回しといったスキルが必要になる場面も発生してきます。
実際ASD持ちゆえか、私もこれらのものに対して非常に疲弊してしまいますし、苦手意識が強いです(汗)

そんな当事者である私が社会を乗り越えていく為の考え方で実践していたり、参考になったものをいくつか紹介していこうと思います。


対処法

①悩みを紙に書き出す


何に悩んでいるか紙に書き出したりすると意外にも気持ちの整理ができたりします。
この方法は『ジャーナリング』とも呼ばれており、いわゆる『書く瞑想』としても知られています。
ジャーナリングの主な効果としては
・自分の感情・思考を言語化できる
・自分の考えを客観的に見れる
・多面的に物事が見れる
これらの効果が期待できます。

また、とある研究では仕事終わりや就寝前に自分の感情を20分書き出す事で
・ストレスの大幅な減少
・メンタルが強くなる
という結果も報告されています。

ジャーナリングに決まった手順は特にないのですが、以下のポイントを意識すると効果的です

1.考え込まずとにかく自分が思った事を衝動に任せて書き殴る
2.事実や気持ちを率直に書く
3.あえて綺麗な言葉でまとめようとせず、ストレートに書く
4.誤字脱字は気にしない

頭の中でぐるぐると考えてしまいがちだったり、フラッシュバックが強い人にオススメです。
(実際、筆者も取り入れててかなり効果があるなと実感しているので推したいです/笑)


②指摘してきた相手や自分の社会的立ち位置、背景を考えてみる

私が社会人になって思ったことは、人は相手や自分の立ち位置によって良くも悪くも言動を変えるということです。
学生時代も先生や先輩、同級生、後輩などの関わりを持つことで人間関係の土台の部分は学習していきますが、社会に出るとさらに関わり方が複雑になっていきます。

特に、冒頭にも書きましたが年齢を重ねれば転職や周りの出世絡みで年下の先輩、上司は出てくるでしょう。
いざ指摘されると不快でしょうが、仕事上仕方なく指摘せざるを得ない場合もあるというのは頭の片隅に入れといた方がいいかもしれません。

上長側となると時には自分は気にならなくても、相手のことを考えて立場上言わねばならない時もあります。
逆もしかりで、自分が教育担当の業務をすることになったら、せっかく自分が教えたことに対して反論や不機嫌な態度を取られたら?
正直指導しづらいですよね。

そういった背景もあるので、相手の言っている事が正しいか正しくないかは別ととして一旦素直に受け止めた方が得策だと思います。

③そもそもの仕事をしている『目的』を考える

納得いかない時は原点に立ち返ってみるのもひとつだと思います。
基本、職場とはお金を稼ぐ場所です。
職場の人間関係は必要最低限の報連相が出来れば良くて、友達を作ったり仲の良い人を見つけるのが主な目的ではないので、あえて割り切ってしまうと気が楽になれると思います。

④みんな与えられた役割を演じているに過ぎないと割り切る

様々な理由があるにせよ、仕事をしている人の大半は生活の為に行っていると思います。
先ほど紹介した②に近い内容になりますが、組織に所属するからには社員としての役割は意識せざるを得ません。

お恥ずかしながら私は過去、リーダー職だった頃「どうしてそうなったと思う?」と上から目線の指導に憧れていた時期があり、実際やってしまったこともありました。
今までの経験上、それが指導者としてあるべき姿に映って良いと思ったからです。
でも、実際は受けている側が指導者に気をつかって成り立つ関係性であることがほとんどだということが経験や色々な人と話しててわかりました。

そういった指導を受けていて嫌な思いをしているならおそらくですが、自分以外にも理不尽だと思っている人もいると思います。

そして逆を考えれば自分が指導者になった時は、周りもそれに準じた動きをするでしょう。
職場では期間限定のプロジェクトリーダーというのもあるので、立場はいついかなる時も変わる可能性があります。
それを心得たうえで、日頃から謙虚な姿勢でいればどんな立ち位置になった時も円滑にコミュニケーションが築けるでしょう。

理不尽だと思いつつも「今ここではあくまでも自分はこの立ち位置だから」と言い聞かせた方が冷静になれるかもですね。


⑤周りの人間をホログラムだと思う

これは独自でよくやっている乗り切り方なのですが(笑)
私の場合、不調な時だとどうしても相手の嫌な発言を真に受けてしまい、落ち込んでしまう事が多々あります。
そういった時はいっそ、自分の中で周りを『ホログラム』という設定にしてしまう。
人間だと思わず、架空の相手だと思えば自然と嫌なことを言われても流しやすくなることに気がつきました。
これはとある、スルースキルに関する本に書いてあったのですが、そもそも不快な発言をしてしまう相手もストレスやイライラのあまり勢いで口にしてしまっていることがほとんどだそうです。
なので、はなから気にする価値はないのです。
心を意図的に鈍感にすることも、ストレス社会を生き延びる術だと経験上痛感してます。

以上です!
少しでも参考にして頂けたら幸いです!
ここまで読んで頂きありがとうございます!

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