『NHK番組の目撃にっぽん』の土門拳の番組を観ての感想

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*本放送は昨年12月19日 ※ネタバレあるから、ご注意下さい。*有料の見逃し配信で視聴 

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土門拳の写真集『筑豊のこどもたち』昭和35年(1960年)発売パトリア出版はあえて廉価にするためザラ紙を使用して単価100円に設定したところ、
たちまち10万部超える部数の大ヒットになったことはよく知られています。またこの写真集のヒットに便乗して、同名の映画(東宝、内川清一郎監督)も公開したそうです。今回の番組で初めて知ったことだけど、写真集がきっかけで国会でも『炭鉱地区の貧困問題』が取り上げられたそうです。

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写真界でとても評判になったとしても、こんなに部数が出るなんてあり得ません。残念なことに社会に対する影響力も、当時の方がずっと大きい気がしました。
余談ですが、この便乗映画は写真の世界では、とても評判悪くて、写真学校時代に、土門拳の功罪の罪に挙げられてました。映画の原作者として土門拳もクレジットされているそうです。(今回さわりだけでも、映画の一部が観れました。映画は俳優たちが演じていました)
それにしても、写真の地位が相対的に下がってますね。
それに関しては、別の機会に書きます。

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本題に戻ると、ポイントは土門拳の被写体になったるみえちやんは、ご存命でしたが、テレビには出ず、そのお嬢さんの語りだけでした。出来たら本人に出て欲しかったです。なぜならば、同名の映画が原因でるみえちやんが、とても気分悪くしたとの噂を写真学校時代に教えてもらったからでした。今回テレビを出なかったことから、その噂が本当だったのかも?そんな気がしました。

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彼女は幸せだったのか?とても考えさせられる。ことになりました。写真家としては、取材して撮影して作品として、発表すること、重みのあることでした。
とても考えさせられました。
下記に有料ですが、番組のネット配信のURL貼ったから、興味関心のある方は観てみてください。
『文責、柴田秀一郎』

https://www.nhk.jp/.../ts/32M8QX25NV/episode/te/W5MK63749L/


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