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時を超えた冒険、10日間のエジプト旅行記④



7月7日

(朝食)

朝ゆっくりしてから観光ですー

朝食はバイキング形式です
美味しかった!

今日はピラミッドを観光します!

(階段ピラミッド)


まず、サッカラにある階段ピラミッドに行きます!階段ピラミッドは第三王朝のジュセル王のお墓です。このピラミッドはそれまでのエジプトでは見られなかった石材を用いて建てられたことで有名です。

階段ピラミッドにて

ジュセル王のピラミッドコンプレックスの柱廊。ここを抜けると階段ピラミッドの前に出ます!

柱廊
このように像があったそうです
階段ピラミッド

階段ピラミッドの中に入ることができます。入口はナポレオンが開けたそうです。

下にはお墓があります
奥にはサハラ砂漠が広がります!
ラクダに乗って写真撮影もできます!

観光後はあの大ピラミッドを観光します!キター!!

(昼食)

その前にお昼ご飯を頂きます。「9 Pyramids Lounge」というお店で頂きます。

レストランの近くにピラミッドが⁉
レストランの中は結構暑かった…
ピラミッド型のご飯とコフタ(キョフテーのこと)美味しかった!
ハーブの入ったお米のブドウ葉っぱ巻き

(三大ピラミッド)

昼食後、まず向かったのはクフ王のピラミッドです。クフ王のピラミッドは三大ピラミッドの中でも一番大きいピラミッドです。ちなみに、大きい順にクフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッドです。

右からクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッド

元々ピラミッドの表面には化粧石が付いており、白く綺麗なピラミッドだったのですが、盗賊達に化粧石を奪われてしまい、今のような形になってしまったとのこと。

クフ王のピラミッド
手前からクフ王のピラミッドとカフラー王のピラミッド
こんな感じに写真を撮れます!
大きいぞー!ちなみに、下から3段目ぐらいまでは登っても問題ありませんが、頂上まで登ると怒られます

クフ王のピラミッドの中に入ることができます。内部へは盗掘用として開けらた入口から入ります。

中から見た入口
結構狭いです

クソ狭い上にめっちゃ蒸し暑い

急な道を登っていきます

登ると開けた所にでます!クフ王のお墓があったと言われていた場所です!

クフ王のお墓があったと言われている場所

実際のところ、ここが本当にクフ王の墓があったのか未だに謎です。盗掘されたと言われていますが…。ちなみに、吉村作治先生はピラミッドはお墓ではないと断言しています。

(スフィンクス)

お次は3大ピラミッドの側にあるスフィンクスを観光します。スフィンクスはファラオや神を守護とする聖獣とされています。スフィンクスには元々髭が付いていたのですが、イギリスに持ってかれてしまったとのこと。

スフィンクス
ピラミッドと一緒だとめっちゃいいです!
アゴパンチ!
後ろには尻尾が付いています!

(パピルス店)

観光後はパピルス店に寄りました。パピルスは昔、紙として使われていたものです。パピルスという植物を裂いて網目状にして乾燥させて作ります。露店などでも売っていますが、安いものは大体偽物です。偽物は曲げるとすぐに破れてしまいます。(バナナの葉っぱで作っているので)

パピルスを裂きます
網目状にして乾燥させます
完成はこんな感じ!

観光後はホテルのプールでゆっくりします!

ホテルにて

ホテルで夕食も頂き、お酒を飲んでゆっくりします。

エジプトの代表的なビール「サッカラ」
サッカーのユーロ大会がやっていました!

7月8日

(大エジプト博物館)

今日は大エジプト博物館に向かいます。大エジプト博物館は未だ建設中の博物館で、元々2020年に全館オープンの予定だったが、延期されています。今は一部が開館されています。今現在、入場料がとんでもなく高い割に見るところが少ないのでおススメはしません。

大エジプト博物館
側にはオベリスクが建っています
ラムセス2世の像

(ガーマ・ムハンマド・アリモスク)


観光後、ガーマ・ムハンマド・アリモスクに寄りました。

このモスクは、エジプトがオスマン朝の支配下にあった時に建てられたモスクです。また、イスタンブールのブルーモスクは真似て造られた為、とても似ています。

ガーマ・ムハンマド・アリモスク、中には入らず外観だけ
トルコのブルーモスク

(エジプト考古学博物館)

次に向かうのはエジプト考古学博物館です。エジプトに来たなら絶対に訪れるべき場所です。ここにはエジプト史の中でも重要なものばかりが展示されています。また、ツタンカーメンの黄金のマスクもここでしか見ることができません!(黄金のマスクは写真撮影禁止です)今後、ここにある遺物は大エジプト博物館に移されます!

エジプト考古学博物館にて

来たら見て欲しい9選!

①エジプト史での最初の王様ナルメル王のパレット

このナルメル王からエジプトが始まりました!これはナルメル王が敵を打ち倒そうとしている図です

②クフ王の像

大ピラミッドを作ったクフ王の像は必見です!未だにクフ王の遺品は僅かしか見つかっていないのが驚き!この像は小さくクフ王と名前が入っており、名前が入っているクフ王の像はこれと、近年早稲田大学が見つけた物のみです。

クフ王の像

③ラーホテプとネフェルトの像

ラーホテプはクフ王の兄弟であるスネフェルの息子です。この像は古王国時代の傑作品と言われています!ネフェルとは古代エジプトでは美しいという意味なのでネフェルトは美しい人という意味になります。目はガラスとダイヤで作られているため凄いリアルです!

④書記座像

古代エジプトで最も重要な役職であった書記の像です。手に持っているのはパピルスです。顔にはアイラインが塗られています。古代エジプトでは男性も女性もアイラインを塗っていました。眼病を防ぐためとのことです。

⑤カフラー王の座像

3大ピラミッドの一つを作った王様カフラー王の像です。この像は地球上で最も固い片麻岩を加工して作り上げました。凄まじいです!

⑥カ・アペル像

この像はエジプト史上発見されている最古の実物大木像です。

⑦セネブと家族の像

セネブという人は小人症だったのではないかと言われています。また、セネブの下にいる2人の子供は左側の髪が長いほうが男の子、右側の短いほうが女の子です。

⑧ツタンカーメンの黄金のマスク

ツタンカーメンの黄金のマスクはもう説明不要でしょう!ちなみに、ツタンカーメンの本当の名前はトゥトゥアンクアメンです。そこから訛ってツタンカーメンになりました。写真撮影は禁止なのでご注意を!

⑨ツタンカーメンの玉座

ツタンカーメンの玉座にはツタンカーメンと奥さんアンケセナーメンが描かれています。よく見ると二人とも片っぽしかサンダルを履いていません。なぜなら、二人とも愛し合っているという意味を現わしている為だからです。今でいうペアルックですな。

ツタンカーメンの玉座

実物を見ると圧巻です!

(ショッピングモール)


観光後、近くのショッピングモールに立ち寄りました。Cairo Festival City Mallというモールです。ショッピングモール内での写真撮影は禁止です!

ショッピングモールの入口

ここのショッピングモールでチョコレートを購入しました!中東で人気のチョコレートブランドPatchiです!

めっちゃ美味しかった!3500円弱でした

さて、エジプト観光はこれで終了。19時50分カイロ空港発のカタール航空に乗りドーハへ。ドーハ乗り継ぎで日本に帰ります。

搭乗するカタール航空

エジプトは本当に面白かったです!是非エジプトに訪れてみてください!

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