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ゴリラホールでNothing's Carved In Stoneセミファイナル【ライブ日記】

Nothing's Carved In Stone "BRIGHTNESS TOUR" 7/13(土) @GORILLA HALL OSAKAのライブ日記です。
ツアーファイナルのZepp DiverCity公演も終わり、余韻や新情報でキャパオーバーを起こしてる投稿者です。
前置きはほどほどに、本編→その他→セットリストの順に書いていきます!


ライブ本編

ツアー各所のセトリを全く見ずにこの日を迎えたので、これまで参加してきた人には今更な内容も多いだろうがご了承いただきたい。

入場が出遅れたので1階フロア上手の後方から見始める。ステージ背後に黒地に白抜きの”Nothing's Carved In Stone”のシンプルなバンドロゴがゆらめいていた。

今回ウブさん(gt)はマーシャルヘッドとボックスアンプを使用。ロッカフォルテとマッチレスの組み合わせから戻した形だが、曲との相性で決めたりしているのだろうか。
拓さん(Vo)とひなっち(Ba)のアンプはいつも通りかな。
(こういう知ったかを書きがちだけどプロの機材レポを読むに背面で別のアンプもセットしてたりするので私のは鵜呑みにしないように)

18時丁度に押すことなく登場SEが流れメンバー登場。
EPリリースに先駆け配信されたFreedomからスタート。イントロの機械的な音色のフレーズは同期演奏で流すのかなと勝手に思っていたが、まさかのウブさん人力。レコーディングではギターにエフェクトかけまくって録ったんだろうけどライブでも平然とやってのけるとは恐るべし。ライブでこそ聴きたい曲がまた増えた。
2曲目のYou're in Motionイントロでおおっ!と沸き立つ。周囲に前に出る流れができたのでそれに乗じてフロア真ん中近くまで進出。

個人的にかなり嬉しかったのが3曲目のMoving In Slow-Motion。1stアルバムの攻撃的な曲で好きなのだがライブ登場頻度は高いほうではない。アルバム再現ライブには行けず映像でしか見たことがなかった。不意を突かれこの曲だと気づくまで反応が遅れた。リフからギターソロ、終盤のドラムプレイまで全てが好き。

Rendamanはオニィ(Dr)のソロプレイから始まるライブアレンジになっていてカッコいい!

使用楽器だが、拓さんは今ツアーメインで使用している白のギブソンSG。ストレイテナーのホリエアツシ愛機と似ているが、マエストロのビブラートユニットが搭載されているのが特徴。レスポールは今回出番がなかったと記憶している。
ウブさんは音色被りを避けるためか武道館で準メインクラスだった黒のSGは登場控え目で、ファイヤーバードを今回ちょくちょく弾いていた。メインはやはりES-355。ちなみに服装は2匹の豹があしらわれた白のボーリングシャツ。
ステージの構造上動きやすいのかウブさんが前方に頻繁に出てきてくれたのは嬉しかった。
ひなっちは初めて見る水色の5弦ベースの頻度が高かった気がする。あと髪色が蛍光グリーン
オニィのドラムセットは詳しくないけどブルーかグリーン系のキラキラした塗装が目に留まった。

In Futureから拓さんのハンドマイクターン。ライブハウスにちなんで?ゴリラのマッスルポーズを披露。肩幅あるあなたがノースリーブでそれやると様になるんよ笑。曲中拓ひなでしっかりとハグする一コマもあったり。武道館ではエクスプローラーだったけど355の鳴りで聴くIn Futureもまた良いなぁ。
続けてSing!これも珍しいのでは?コール&レスポンスでもっと行けるだろ!?という表情の拓さんの客煽りに対し負けじと声を上げる。

セトリも半分ほど終わり、『BRIGHTNESS』からミディアムナンバーのWill。サビのコード弾きロングトーンがぐっとくる。
Bright NightのCメロ(だったと思う)でベースのシンプルな8ビートが際立つ所がありとても良かった。
ナッシングスは基本音数が豊富な曲が多いだけに、ふと”静”の瞬間が訪れると印象に残りがち。(Mirror Oceanのサビ2終わりとか)
繊細な表現とロックなフレーズをシームレスに切り替えられるのはメンバーの表現力とエンジニアスタッフのなせる業だろう。

終盤に差し掛かり「お前らが一番好きな曲聴かせてやるよ」と拓さんが言い放ちおもむろにステージ中央に集結するメンバー。もちろんみんな大好きIsolation。レスポールじゃないIsolationは初めて聴いたかも。(アコースティックを除く)
この曲含め後半から数回モッシュ・ダイブが発生していた。
今回気分的に聴きたかったAround The Clock、Beautiful Lifeも演奏してくれたし選曲には大満足。

そしてアンコールラストはまさかのDeeper,Deeper。最後の最後にぶち上げられたこのテンションはどこに向ければ!?と興奮したまま後ろ髪をひかれつつ帰路に着いた。


ゴリラホールについて

アクセスや設備の印象

GORILLA HALL OSAKAは2023年オープンの新しいライブハウス。
最寄りは住之江公園駅。梅田や難波といった大阪の中心地からは少し離れた土地なので行き帰り時間かかりそうだな~と思っていたが、四つ橋線にさえ乗ってしまえばなんてことはなかった。
よく使う御堂筋線に乗っていても大国町駅で降りれば同じホームで四つ橋線に乗り換えることができストレスがない。帰りも当駅始発でどれに乗ってもなんばや西梅田まで連れていってくれる。これは楽。駅から会場までの所要時間含め、梅田からのアクセスは感覚としてはZepp Osaka Bayside(桜島駅)まで行くのと大差ない印象。ゴリラホールだしやめておくか~と判断することは今後ないだろう。

住之江公園駅からは徒歩10分弱。住之江のランドマーク、ボートレース場やゴルフの打ちっぱなし練習場を通り過ぎて到着した。ライブまで心斎橋アメリカ村周辺にいたので今日は大阪の比較的ディープスポットに終日いた気分だ。ゴリラホールのすぐ横にスーパー銭湯(スパスミノエ)があったので今度はここで時間潰してもいいかもしれない。評判求む。

ドリンクカウンター

ゴリラホール自体は新しいだけあって綺麗でエントランスやドリンクカウンターも統一感のあるデザイン。今回使わなかったがコインロッカーも屋内に完備。外観内観ともにマットな黒を基調にしている。フロア内はバックと両サイドにディスプレイが配置されていたり個性的でカッコいいライブハウスというのが全体的な印象。
1階フロアは傾斜のない平坦なつくりだが後方からステージが見えづらいなんてことはなかった。

ナッシングスと好相性

ナッシングスの公演はThe BONEZとの対バン以来2回目だったのかな。
関西の土地柄を意識してか、こっちのライブは毎回激しめの曲が多い気がする。(京都はわからないけど)その分不完全燃焼で終わることが全然ないし、ゴリラホールは程よく音が暴れる箱だと感じたので相性もかなり良かった。
私としてはしっとり曲や壮大な曲も大歓迎ですよ。”華やぐ街に向かう君”とか。
余談だが私はナッシングスではライブ用耳栓を着用しないけど、ゴリラホールは他のもっとラウドなバンドであれば結構耳がやられるポテンシャルがあるかもと感じた。ここが会場の際は用意しておいた方がいいと思う。


さてツアーファイナルが終わり、そんなゴリラホールで10月にまたライブをやってくれるとのアナウンスが!しかもファン投票メインのセットリストだった2月の武道館公演「以外」の曲を演奏するレア曲ワンマンとのこと。
11月15日恒例の”Live on November 15th”も兼ねるDiver City公演の方も気になる。
どちらかには行けるよう夏を乗り越えて秋を迎えたいと思う。


セットリスト

Freedom
You're in Motion
Moving In Slow-Motion
Rendaman
Challengers
Spirit Inspiration
In Future
Sing
Will
Blaze of Color
Idols
Bright Night
Isolation
Out of Control
Around The Clock
November 15th
Dear Future
SUNRISE
(en)
Beautiful Life
Deeper,Deeper

※LiveFansより引用


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