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お金の感覚を変えないと貧乏から脱出できない【キンコン西野さんに学ぶ】

この記事の結論からお伝えしますね。

㌽ お金を使うことが悪いのではなく、使った後が悪いから貧乏になる

西野亮廣さんのVoicy(ボイシー)を聞いていて、お金に対しての感覚が違うことに気が付いてしまった話です。

お金を稼げる人=お金に愛される人 は、”お金” という道具を大切に扱える人

お金というものを、今までなんて雑に扱ってきてしまったんだ・・・と反省し、だからお金が増えないのか、と分かってしまいました。

西野さんが優秀で、行動力もあるから大きく活躍されているのはもちろんですが、この ”お金” に対しての正しい感覚がある人だから、お金が集まってくるのではないかと仮説を立てました。

とすると、同じ感覚を持ち、行動に反映していけば、お金が集まってくるようになるはず

もし、「お金が貯まらない」「頑張っているのにずっとカツカツな生活」という方は、 ”お金” に対しての感覚が私と同じかもしれません。

成功している人のお金の感覚と凡人の感覚の差が貧富の差


ここでいう「成功している人」は、西野さんの言葉を借りて「動かせるお金が大きい人」です。

金銭面でやりたいことを我慢しなくて済む人だと、私は解釈しています。

”お金”に対しての【日本人的感覚】がアップデートされていない

お金を増やす方法を知らずに育ってきた私は、いわゆる【日本人的感覚】の持ち主です。

お金に対しての【日本人的感覚】とは、次の3点です。

  1. お金は働いた時間に対する対価

  2. 投資はキケン!貯金が正義

  3. お金を貯めるためには節約一択


私は子供の頃、お小遣い制度がなかったので欲しい物があっても我慢してましたし、お年玉はもれなく【貯金】
お年玉をもらった瞬間、親に取られ銀行貯金へ・・・
あのお金、どこにいったんだろう(笑)

そんなわけで、お金を使うという経験をしなかったので ”お金” という道具を使いこなせず、増やす方法は「時間を使って働いて稼ぐ」しか知りませんでした。

「会社に行って仕事をして給料をもらう」→「銀行に預けて必要分を浪費」

雇用形態はともかく、組織の一員として働き、その働いた時間の対価としてお金をもらう日々。
『これでは貧乏から一生脱出できない』
そう気が付いて、いろいろな勉強をしたり、情報収集をしたり、副業でお金を稼いでみたりしました。

そうしてお金の勉強をしたことで、大きな学びをたくさん得ることができました。

この【日本人的感覚】はバブルの崩壊と共に終わっていなければならない感覚です。

会社に入れば毎年無条件で昇給し、定年まで保証され、退職金が必ずもらえる時代。
そして、預貯金で金利年5.5%(税引前)だった時の正解で、今は全く違います。

今や終身雇用は崩壊、昇給も賞与も減る一方、時間の切り売りでは限界があります。

銀行に預けていてもお金はほとんど増えません。
それどころか、大切に保管しておいたお金の価値は、どんどん下がっていきます。

数年前には100円で買えていた物が、今は200円出さないと買えない、なんてことが当たり前です。

大切に保管していたはずが、実質「減って」いるのです。

投資は怖い?
銀行に預けるのも”投資”です。
預けたお金を元手に、銀行は投資で儲けを出そうとしています。
失敗して銀行が倒産することも当然あります。
それなのに、銀行に預けるのは安全とは言えないでしょう。

お金に対しての、【日本人的感覚】を捨て、使い方を正しく学べば必ず増やせる。
超平凡な私は、アラフォーでやっと理解しました。


本業や副業で稼げているのに楽にならない、お金は貯まらない


気が付いたのが遅かろうが、人生100年時代。
今からだって遅くない!と勉強と行動を続けます。

しかし、なかなかお金は増えていかない。

周りの人は、お金を貯めるために「節約しろ」と言います。
当然「節約」も大切です。
無駄を省くことは絶対やった方がいい!

とはいえ小さな節約を積み重ねても、裕福にはならないんです。

”なぜか?”

お金は道具に過ぎないからです。
道具は使わなければ上手く使えるようになりません。

「節約」は使う練習になりません。

使い方が下手な私は、節約して貯めたお金を、有効に使う術を知らずに、結局【浪費】していました。

例えば、携帯料金。
夫婦で大手キャリアを使っていて、月額3万円(!)も支払っていたのを、格安スマホに変えて月額4,000円に!
ひと月26,000円も「節約」しました。

年間312,000円です!

これを見るとすごいですよね。

でも、増えてないんです。
何に使ったか分からないけど消えている・・・

これこそが最大の【ダメポイント】でした。

使ったお金の効果を測り、最大限活かす行動ができていない


冒頭で申し上げたポイントの話です。

お金を使うことが悪いのではなく、使った後が悪いから貧乏になる

西野亮廣さんのVoicy
『タダ病』のあなたが知ったほうがイイ「お金を払うメリット」

ここでお話しされていることで、実は違和感がありました。

西野さんは「お金を払うことで元を取ろうとするから、結局自分の財産になる、吸収力が変わる」とお話しされていました。

そこで「なるほど!!!」と衝撃を受けたのです。

西野さんにとって「お金を払う」という行為は、私の感覚より もっときちんと重要視できている行為なのだと分かりました。

どういうことかというと、私は「お金を払う」=「物を手に入れる」というだけで終わってしまう感覚。
「買う」行為自体が【ゴール】になっていました
いわゆる、ただの浪費です。

そうではなくて、「お金を払う」のは、「目的を達成する」ための手段にしか過ぎないのが、西野さんの感覚。

大切な”道具(お金)”を使ったのだから、最大限活かして「目的を達成しよう」と考えるわけです。

お金に対してシビアで、大切にしている証拠だと思います。

だからこそ「元を取ろう」と思える。
お金を払ったことを成果につなげようと努力できる。

私は「買って満足」が多すぎて、「お金を払ったんだから必死になり、吸収力が上がる」という話に共感できず、違和感を持ってしまったのです。

お金に愛される人はお金を大切にできる人


違和感の正体に気が付いた私は愕然としました。

今まで使ってきた大量のお金。
最大限活かそうとしたことが一度もありません。

なんとなく使って、なんとなく消えていったお金たち。
全部【浪費】だったとは・・・

そんなぞんざいな使い方していたら、お金に愛されるはずがありません。

そして見渡すと、私の周りはそんな【浪費人間】ばかりでした。

感覚を認識できたことはチャンス!いつからでも変われる

買って満足して放置してきた本を読み始めました。

「この本に払った数千円、絶対元を取ってやる!自分の成功の糧にしてやる!」
そう思うと、内容を理解しようと必死に読めました。

その成果で今年に入って2種類もの資格を取れたのです。
ここでやっと本を買った【浪費】は【投資】に変わりました。

こういうことか・・・と改めて理解することができたのです。

私たちはしばしば【目的】と【手段】をごちゃ混ぜにしてしまいます。

お金を払って何かを得るのは【手段】であって【目的】ではありません。

きちんと【目的】を見て、選んだ【手段】を最大限活かす努力をしなければ、どんなに良い【手段】を選んでいても役に立ちません。

そこに気が付くことができたのは大きなチャンスだと思います。

西野さんに感謝しつつ、お金に愛されるようにお金を大切に使っていきます。


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