シェア
海外では、和食の人気の高まりと共に、日本茶の存在感も増してきました。私が暮らすシンガポールでも、抹茶や焙じ茶を使ったお菓子や飲料はとても人気があり、ペットボトルの緑茶も日常でよく見かけるようになりました。 海外で「Japanese Tea」と言えば、「Green Tea」を思い浮かべる人がほとんどですが、その緑茶も元々は中国で生まれたものです。茶は中国で薬草として用いられ、次第に、飲み物となり、9世紀頃に禅僧が日本に持ち込んだとされています。その後、江戸時代に煎茶が誕生し、