7.08 壁打ちの会 #007 村上さん 4回目【前編】
こんにちは。
WORLD CAFE by まちの企画室
チームA副部長のシバタです。
今回は、壁打ちの会メンバーエントリー#007 村上侑希さん(以下、ゆきさん)の紹介と壁打ちの会 4回目の内容ご紹介します。
壁打ちの会とはメンター(壁打ち相手)である丸山部長が
これまでの数々の事業を成功に導いた経験に基づいて作成された
「mmm (Maruyama Marketing Method)」に沿って展開されます。
「mmm」の1つである事業プランシートをエントリー者が埋め、初めは荒削りでも数ヶ月に渡り壁打ちを行い完成させる事で、事業構築の根幹となる基礎部分を固め、現実的な事業実現へと伴走すると言うもです。
そして、本編に入る前に前回の内容はこちら☟☟
そして、ココから本編に入りますが、
まずはゆきさんの資料からです。
それでは早速どうぞ~
【丸山部長、参加された応援者からの助言、質問】
丸山部長:
とりあえずターゲットの振り返りですが、広域ターゲットの設定はまずはゆきさんの事業として、子育て世代に向けた事業にしようと。「子育て」の意味はまぁまぁ広いですが、広域ターゲットとしてそういう属性として、ターゲットとしている。ここまでは良いのではないかと思います。
その中で、一番この事業で中心としてとらえたい、それがコアターゲットの設定になると。言ってみれば、この事業において中心としてとらえたい。というのがコアターゲットの設定です。言い換えれば、コアターゲットが一番のその事業に対しての収入源になると。あるいはゆきさんからすると、ゆきさんが提供する価値、ゆきさんが提供するエンタメだったリ、その価値に対して、価値を感じてもらって、そこに対してお金を払ってもらって価値を得たい。そういう価値。それがまぁいわばコアターゲット。
広域ターゲットで言うと、何でしょうね、お金を払うという意味では、何かのちょっとしたきっかけ、何かの拍子に「ちょっと一回行って見てみる」という程度、お金を払い得るというのが広域ターゲットとすると、この場合で言うとコアターゲットの設定はまぁ、一回で「やっぱ違ったな」とか、「もう行かないかな」という人たちとは違って、繰り返しそこに価値を感じ続ける、リピートし続ける。最初は「ちょっと試しに行ってみよう」という程度だったものが、だんだんただのお客さんではなく、もっとファン化してくる、応援したくなる。応援の形も様々で、行き続ける人もいれば、とにかくショーエンタメが好きで、何度も何度も足を運び続けるという形の応援もあれば、また違った応援の形もあって、例えばそれを求めている人たちに間接的に口コミで紹介してくれたりとか、口コミ以上の事を「応援」という形で、何か支援をしていくような、そういうような深い関係性になっていく。そういう人たちがコアターゲットとしたときに、ゆきさんにしてみたら、「エンタメが好きな親や子」。
まずはこの辺がどうなのかなぁというところです。
そして、前までの段階で言うと、nico't momsとしてじゃなくて、村上侑希プロデューサーとしての今後の事業展望を見たときに、そんなに狭めずに、子育て世代って言っても幅広い。子育て世代の属性の特性上、子供ってどうしても成長していくので、子供って成長していくものなので、子育てのフェーズが変わっていく、そうするとビジネスのターゲット設定では難易度の高い話ではあるんだけど、村上侑希事業として、子育ての成長のフェーズに合わせて事業展開していくイメージで良いのではないか。そういうのが、前回からの非常に大きな整理だったのではないかなぁと思います。
そうすることで、各成長フェーズに合わせたコンテンツを用意して、各コンテンツのターゲットとしては絞っていくんだろうけど、村上侑希として見ている世界観としては、親子に成長フェーズに合わせた形が地続きで動いていく事を決めて、そんな整理をしました、
この話は、コアターゲットというよりは、ゆきさんの事業の方針といったところですかね。コアターゲットの話はまたさらに別の話かなぁと思うのですが、まぁいわば村上侑希としての、子供の成長段階、あるいは子育てのフェーズに応じた事業を提供していこうというものなのですが、それを網羅したコアターゲット設定があればそれはそれだし、子育ての成長フェーズに合わせたコンテンツを用意し、そのコンテンツのコアターゲットを設定するという場合もある。
一旦成長フェーズは置いておいて、成長フェーズは年齢層幅広くやっているんだけど、その共通的なターゲット設定として、「エンタメ好きな親や子」そこを設定しているところ辺り、みなさんどうでしょうか?ここは結構大事なんです。
前回までくらいの話の中で言うと、マンネリしている親子が多くて、むしろこの辺の親子なんてみんなその課題感があるのではないか。その課題に対し解決したい。その角度から少しかえてきあんですよね、その辺はどうですか?
ゆきさん:
エンタメ好きな親や子の中にも、「マンネリ化を解消させてあげたい」という思いはあります。コアターゲットを設定する上で、「エンタメ好きな親や子」を設定したうえで、コンテンツごとのアプローチの仕方に「育児がマンネリ化した親」を分類した。
丸山部長:
なるほど、、、
まだ子育てとしてのスタート段階フェーズですよね、初めての子育てで、まだ当然赤ちゃんなのでコミュニケーションもままならないので、そういう不安な状態を抱えた人たちへの救いというのは、コンテンツによってのアプローチという事ですよね。
ゆきさん:
そうです。私自身も子育てをしていて、現在5歳になる息子がいるのですが、やはり0歳くらいの頃は、「マンネリ化してるなぁ、煮詰まっているなぁ」という思う事が結構あって、子育てってそういうイメージだったのですけど、5歳になって、「あれ?マンネリ化…すると言えばするけど、マンネリ化というより、色々な経験をさせてあげたいなぁ」という思いが強くなってきて、前回いろいろな方のご意見を聞いた中で、「3歳くらいから切り替わっていく」というご意見を聞いて、「やっぱり若干ママの気持ちも変化していくんだなぁ」という事に気づきまして、「マンネリ化も解消させてあげたいけど、質の経験をさせてあげたいと思っている親に向けて」という思いが強くなってきました。
丸山部長:
今の話を聞いて、一つ確認したいなぁ思ったのは、ゆきさんの事業は「ゆきさんタイプ」というか、ゆきさんのような子育てで何か課題をある方、自分のようなというところを意識していますか?
少し特殊だと思うんですよ。超超々特殊か言うとそうでもないかもしれないけど、でも多くの親というようなところからすると、ちょっと特殊だけ特殊な気がしていて、子育てに関しては「意識高い系」というか、、、、
そういう人をターゲットにするのは悪くないのですが、ぐっと狭まる可能性があって、、、
今の話を聞くと、結構「自分は」という話をしていたので、ゆきさんのような人を対象にした事業なのかなぁという感覚がしたんです。
ゆきさん:
なるほど、、、、それもあるのですが、丸山さん思っているよりそこまで「意識高い系」ではない人たちに向けたイメージをしていて、あと、私が思ったのは、前回「質のいいミュージカルに子供を連れていくか問題」において、ママ目線で言うと「つれていきたい!子供とミュージカル一緒に行くのが夢!」という人が多い印象なのですが、パパ目線で言うと「別に、俺はミュージカル好きではないし…」という意見もあり、それもすごく理解できたのですが、質のいいミュージカルだと「連れていきたい」ってなるのかなぁと思うのですが、パパにも「質の高いミュージカルだったら経験させてあげたいなぁ」という思いはあるという事を聞いて、それって、ミュージカル好き嫌いに分かれているように見えて、実は「子供に良い経験をさせてあげたい」という思いが共通にあるように思えて、そこをピックアップして広げてあげたいなと思いました。
丸山部長:
少し、一個挟むと、前回くらいに水野さんとか田村さんとか色々な端正目線の意見があったかと思うのですが、その意見はその意見ととらえつつも、ただし、きちんと整理しないといけないなぁと思っていて、親の心情としては、「親自身が楽しむことまでもココに求めるかどうか」「事業する側からすると親も楽しませることを狙うかどうか」というところ言うと、親の心情って「別に自分が質の高い、ショーエンタメを見に行きたいといわけではなくて、子供にとっていい経験とか」という事だと思うんです。どのフェーズかは置いておいてなのですが、水野さんは「自分はつまらなかった」みたいなことをおっしゃられていたかと思うのですが、そこを狙っていれば別なのですが狙っていないのであれば、そこの意見としては一旦優先を下げていいのかなぁと思いまして、親の心情としては「親が楽しみたい」という事は二の次だったリするんですよね。そこを拾いたいのかどうか、、、
一番ではないと思うんですよ。
ゆきさん:
そうですね。、、、
丸山部長:
一番ではないけど、三番くらいにあると思うんですよ。それは三番くらいで良くて、みんなとしては一番の話をしたいのに、二番三番目の話まで紛れ込んできているのではないか、、、そこの人たちの意見を重視するか。
そこは三番なので三番に話には入ってくるけど、一番の話をしたいのであればそこは一旦切り離して考えた方が良いよね。
今日もいろいろな意見が入ってくると思うので、そこはゆきさんとしての聞き方が大事かなぁと思います。
そして、話を戻しますが、コアターゲットの設定は大事だなぁと思っている中で、分けた整理をしたのはとても良い整理だと思うのですが、0歳から2歳は「マンネリ化」ではないと思うんですよ、、、もう少しなんだろ、、、母親心がわからないのですが、、、笑笑
最初はマンネリではないのではないか、、、
かなこさん:
マンネリもいろいろあるのですが、「ずーっと二人で何しよう」みたいなマンネリ感はあったかもです。
丸山部長:
じゃあ、マンネリで良いんですかね、、、?
ワードのチョイスとして、という事ですよね。
マンネリは3歳くらいからな気がしますが、、、
応援者さん:
や、、、、その辺からは楽しめた気がします。
子連れで出かけやすくなるので、遊びに行けるところも増えたので、
0-2歳は、、、なんでしょう、しんどかった気がします。
「しんどい親」!
丸山部長:
子育ての、最初のしんどさみたいなのがあるとすると「マンネリ化」という表現よりは、、そうなのかなという気がしたり、、
後は、マンネリ化のイメージで言うと、前回も言った通り、遊びに行かせたいけど、その機会がないからテレビ見たりYoutube見たりしてる子供がいて、それって良くないよねと思いながらも、そこから抜け出せずにいて、かといってはがしてもうるさいし、とりあえず見せちゃう。
そういう事に罪悪感とか、自分に嫌悪感とかそういうフラストレーションを抱えている状態の親子って多い気がしていて、、、
くしださん:
私は会社の事業を10年くらいやっていて、子育て世代のママさんたちと付き合って、うちの会社に付き合ってくれているスタッフが何で働きたかったかというと、基本的な悩みは「社会との断絶」だったんですよ。
家にいると、子供と1対1で目を離せない生き物を自分が預かっていて、自分がこの子から目を離すと死ぬかもしれないという緊張した状態で、そういう中で子育てしている必死過ぎて、自分がある時夫以外の人と誰ともしゃべっていないという状態に突然気が付くんです。私の事業のバディに彼女もシングルマザーで事業やっているのですが、彼女は私と同じような事業を立ち上げようと思ったのが、飛行機に乗っているときに親子が隣に座っていて、お子さんが泣き出しちゃって、お母さんが必死にあやすのですが、私のバディが「子供が泣くのは当たり前なのだから、全然気にしなくていいですよ」と声をかけただけで、そのママは泣き出しちゃった。
なので、要するに子供が迷惑かけちゃいけないとか、子供が何で泣くんだろうとか色々な思いはあるのですが、そのママが言っていたのは「久しぶりに大人の人と話しました」それを聞いた私のバディが「この世の中変えないといけない」と思ってどうするべきかと考えたときに、「一人の親として、子育てしながら社会に参加できる仕組みが必要だ。そのためには何が必要か。それは仕事だ。」という事で、
社会人として「〇〇ちゃんのママ」ではなくて、一人の大人として参画できる仕組みとして、私のバディが起こした事業のきっかけで、、私の場合は、何も考えず自分のできることで事業を始めたら、そこに行きついたのですが、なので、課題感がある人と組んでやっていけば、おのずと課題解決できるし、そうすると事業化できると思います。
私も「マンネリ化」というのが言葉としてすごくぼんやりしたのですが、それよりもっと、母親とかそういうところにもっとフォーカスして良いのではないかなぁと思いました。「母の孤独感」とかそういうところに注目した方が良いのかなぁと思いました。
先ほど、おっしゃられていたのが、子供との関係性がうまく作れないという人を解決してあげたいというのがあったのですが、まさにそうだとおもうのですが、追い込まれているんじゃないかなぁと思っていて、1対1で誰も助けてくれなくて、、、夫すら助けてくれない。追い込んでしまっているから子供との関係性が作れない、とすると、「マンネリ」という言葉だと弱すぎるのかなぁと思いました。
丸山部長:
そうなんですよね。そこをしっかりフォーカスする。そして、しっかりとらえるというところが今のゆきさんにとっての段階かなぁと、そうするとみんなの違和感をなくしていける、そして最終的にゆきさんとしても整理できると良いのかなぁというのがターゲット設定ですね。
フェーズは違えど、子育て課題感に対する解消、そこを提供価値として解消していきますというものなのか、コアターゲットが「エンタメ好きな親子」となると、少しそこが今までの話と変わってきそうな感じはある。コアターゲット設定としてこっちが先なのではないですか、という気はしています。
0-2歳の今言ってた課題感ってもっとあるよね。そこを捉えたときにコアターゲットがエンタメ好きな親子か、、
ゆきさん:
そこが難しいですよね、、、
「マンネリ化している」というのが少し軽い印象があるのですが、やりたい事がさっきくしださんがおっしゃられていたような、事をエンタメで解決したいという思いはありますが、でいろんな経験をさせてあげたいという思いもあり、それをまとめてコアターゲットとして言葉で表現するのが難しいなぁと感じています。
丸山部長:
そうなのですが、そこに「エンタメ好きな親子」という言葉がポンってきちゃうと、まるで変ってくるかなぁというね。。。
ゆきさん:
もっと課題解決みたいな、、、、
丸山部長:
そこは、どうゆきさんが最終的に設定するか次第で、子育て世代のフェーズがいろいろあるという前提は良いと思うんですよ。そこで、共通のテーマ、コアターゲットの設定としてさっきの「エンタメ好きな親子」となると、それでいいのかなぁ?というね。
あやのさん:
ちょうど今ターゲットの話をしていて、自分の息子が0歳の時にnoco't momsに出会って、今ちょうど3歳になったばかりなので、かなりのコアターゲットではないかとおもうのですが、それで言うと、「孤独だったので支援センターで友達を作りたい。でもいきなり、ラインとか聞けないので、このイベント一緒に行きませんか?という感じで、何かしらのイベントが必要だったな」という事を今思い出しました。私がコアターゲットを作り出「孤独になっている」とか「子育てあっているのかなぁ」で自分だけの世界から少しだけ広げているというのが、0-1歳。保育園とかに入っているわけではないからお友達とかそういうところまで広がらない。公園とか支援センターとかに行っても連絡するきっかけがない。でも一つのイベントがきっかけになる。
私は0歳~1歳の時はママ友を作っていけるイベントとして、凄くよかったなぁ、そこからいろいろ広がっていったなぁという印象です。
ゆきさん:
私が作りたい世界と思っていたとしても、生のリアルな声ってなかなか聴けないので、そういう人たちを救える事業にしたいなぁと思いました。
丸山部長:
①が特殊なのかもしれないよね、子育てが初めてで、、、、みたいな。
そうするともう少し表現は変えないといけないですが、少し見えて気がしました。
しばた:
一つ確認したいのですが、この子育てフェーズを3分割したのは、コアターゲットの中にも3分割しました。という事ですか?
ゆきさん:
最初、そう思っていたのですが、丸山さんの話を聞いて、少し違うのかなぁと思いました。
しばた:
広域ターゲットとコアターゲットを見たときに、コアターゲットで挙げられていた言葉もすごく広いと思うので、マルで大きさを示すとすると、広域ターゲットと同じくらいの大きさになるのではないかと聞いていて思っていまして、更に、このターゲットのフレーズを見ていると、別の角度の視点を入れている気がしていて、個々でまとめられている事は「親の育児方針」みたいなのが見え隠れすしているので、その「親の教育方針」を凝縮したようなのが、コアターゲットになるのかなぁと思うのですが、、、
ゆきさん:
そうですね、、、、
丸山部長:
そうすると、あれだね、こうなった時点で、一旦、共通のコアターゲット話は置いておいて良いかもしれないですね。
それはあるいは①の0-2歳フェーズに対しては「こういう事業をやります」。そこはそこのコアターゲット設定があって良いし、そのフェーズそれぞれのコアターゲット設定を考えて、そうしていくうちに、ゆきさんの事業の共通のコアターゲットってこれだねって見えてくる場合もあるので、今一旦そこで悩まなくていいかなぁと思います。
そして、現在ここで書かれているそれぞれのフェーズのターゲット設定ももう少し表現とか、お母さんの心情とか深く読み解いて表現する必要があると思います。
やはり、その提供価値の話がありましたけど。
提供価値のところの話になってきますが、一旦①②で言うと、、、、
これはも共通することはないですよね。
壁打ちの会はビジネスの会なので、少しビジネスっぽい角度から聞いてみようと思うのですが、それぞれ、①②③があって、提供価値の話で自分の競合って何になるのかなぁという話をしていきましょうか。
自分の競合って何になるのかなぁ、というそういう話もしてみましょうか。
0-2歳フェーズだったり、未就学児なので、3、4、5歳くらいのフェーズ、小学校上がる前、この2つくらいで考えたときに、自分のビジネスの競合となるものはどういった物でしょうか?
そういう事を今まで考えたことありますか?
ゆきさん:
、、、おかあさんといっしょ、、、とかしか考えたことないですね、、
丸山部長:
競合で言うと、、、そうですね、類似ビジネスがあるかもしれないですが、ゆきさんが存在しなかったら、ないにしてもそれにすがっている。ゆきさんが知らない人たちが、今のところ「こうなっています」という事がビジネス的なのかは置いておいて、目の付け所として、それをまず想像していて、それだけだとその人たちを救えていない、の課題を解決していないよね。という事を見つけることがビジネス的には大事で。
且つ、それを解決するのは本当はこういう事じゃないのか、という定義が必要で、且つ、それを自分が頑張れば提供できるのではないか、という事がビジネス的に大事な発想の種。
そういう意味での競合。ある種ゆきさんのビジネスがまだ始まっていないとして、これからできるとして今のこのフェーズの今、そこに社会との断絶とかそういう苦しみがある人たちが、そういう子育て世代の母親がありそうな事を、そこをどうにかしたい。そこで今あるものは何なのか、今
ほっちょさん:
ジャンルを変えると、子供向けの紙芝居とかでしょうか。。。
もう少し上の世代になってくると、サッカー教室とか、キッズベースキャンプなどの学童なのでしょうか。
みほさん:
競合と聞いただけで、私はカリヨンが浮かびました。
なぜなら、地域が一緒、そしてレッスンが0-2歳から狙っている。0-2歳から通わせて、そこのファンになっていて、あすさ先生がやっているコンサートにみんな言っている。カリヨンを敵として考えるのではなくて、一緒にやっていくというスタンスがあっても良いのかな、と思ったし、カリヨンを見本としてやってもいいと思うし、あずさ先生も年齢を重ねてて大変そうなのも知っている、そこをコラボしていて、力を借りたりするのも良いのかなぁと思います。
おかあさんといっしょのファミリーコンサートも確かに競合となり得るとおもうけど、少しビジョンが大きいのではないかなと思いました。
丸山部長:
そこはですね、ザ・競合の話ですよね。それはそれですぐゆきさんもパッと言えた方が良いなぁと思います。
この辺でやるなぁ、いかにあずささんと一緒にやっていくか。
これは「ザ・競合」の話で、ここでは、「ザ・競合」の周辺まで考えられると良いよねと思っています。ほかに何かありますか。
かなこさん:
ボーネルンドの遊び場。「どこか行こう」となるとまず最初に話に上がる。室内のスペースだし、いつでも行けるし。みたいなところで。
丸山部長:
ちなみにそれは有料?いくらくらいしますか?
かなこさん:
2,000円くらいですかね。。
そういうのが今、沢山出来ていて、天候に左右されないし、と思いました。
応援者さま:
最近インスタとかで、「この公園がすごい」というのが上がってたりするのですが、商業施設とかついていると一日時間がつぶせますよね、、、
かおりさん:
ビジネス的な競合のイメージで、今話に上がっていたのが、地域とか、リアル、というところだと思うのですが、丸山さんがおっしゃられていたのが、今既にお子さんやママが手に取っていて、そこの人たちが提供できていない事をゆきさんたちが提供する、ところでの競合みたいなところだとしたら、夏は暑くて、冬は寒い、外に出るのも大変だなぁという事があるとすると、今は室内で楽しめる、Netflix、SNS、Disny plusなどがあると思っていて、そこで得られる心の豊かさみたいなのはあるけど、そこで得られない、ライブでの質感や親子でのふれあいとか、友達と一緒に行くとか一緒にライブを共有できるという時間、とかが競合を意識した時の提供価値。だと思いました。
丸山部長:
これはまさにですね。
これをゆきさんに聞いた段階で、ゆきさんにこたえて欲しかった。
NetflixとかYoutubeとかスイッチとかエンタメというくくりのなかで一番に意識しないといけないのは、そこに時間を取られているという事ですよね。
それは現代的な、社会的な課題だったりします。
そこを経た上で、もちろん遊園地とかボーネルンドとかも大事なのですが、提供価値の話で大事なのが、競合達がいろいろある中で、そこでは十分に解消できていないものが何なのか、という事が提供価値のヒントになるですよ。
Netflixにもないもの、カリヨンにもないもの、商業施設にもないもの、ボーネルンドにもないもの、という「ないもの」ゆきさんが提供出来たら良くて、ただ、ないものじゃなくて、本当はそこが必要なんだけど、それらだけだと得られない、それが大事。そこを提供できる事が大事、そこが提供価値になると良いよね。という事ですよね。
Netflixとかでエンタメも見れるし、ライオンキングも見れるじゃないですか。それではなぜダメなのか!という事を紐解くことがゆきさんのビジネスにおいて大事だよね。
ゆきさんとして思って欲しいのは、現代における競合は、たまたまこの街にはカリヨンがあったから、それを意識するのもとても大事です。あとはその、自分がやろうとしている事業の競合というと、簡単に言うとエンタメで時間をとられる全てですね。
後はゆきさんのやろうとしている事は平日開催するの?土日の方が多いの?
ゆきさん:
土日の方が多いですね。
丸山部長:
そうすると、土日のエンタメなんて競合だらけなんです。土日のエンタメって溢れているんです。各世代でいろいろあるんでしょうけど、そこに対して、来週の土日はどうしよう。夏休みに入った土日はどうしよう。そこに対して何かしらのコストは発生する。ボーネルンド行くのも2,000円かかる。Netflixなどのサブスクも月額でいくらかかかる。どこかの劇場行けばそれもかかる。いくらかかかるという事にゆきさんのコンサートもいくらかかかる。その中でゆきさんのコンサートに私は行くんだ。という強い意志を持ってもらうのも必要で、それはすなわち、他にはない提供価値を提供してくれるから、という方程式をイメージしながら事業を組み立てていったらいいのではないかと思います。
今の今で言うと、ゆきさんが競合多き土日週末の中の時間って一緒なんですよ。「来週の土日」ってみんな平等だから。そこから選ばれるという熾烈な戦いを勝つ必要がある。そんな中、この話を戻した時に、どういう提供価値で要は強みですよね。どんな強みを持って、他の競合より私を選んでもらうのか。そこをどう考えていますか?
ゆきさん:
そこを今すごく迷っていて、、、
現在、「mmm」に沿って進めて言っていて、背景目的は決まって、、、
ターゲットと提供価値を決める時に、手段手法も見えてきたうえで、ターゲット提供価値を決めたいなぁと思っています。
丸山部長:
もともとの資料だと、「元劇団四季による、本物の」という事はよく言っていたと思うのですが、そこを今どう思いますか?
ゆきさん:
本物とか、質の高いというのは提供価値として付けたいです。
丸山部長:
でも、本当に、数多いる競合の中の強みとして、そこを強みとして、「だから行きます!」というのが付くと思いますか?
ゆきさん:
それに「気軽さ」を掛け合わせたいなあと思います。
丸山部長:
という言う路線が、旧ゆきさんの脳内であって、それが武器なのでそう思うのは当たり前なのですが、それがビジネスにおいて本当に武器となり得るのか、と冷静に考えた方が良いかなぁと思っていて、そこを研ぎ澄ませて本当に武器になるのであれば、良いのですが、あるいはそうじゃない、全然違う角度の何かを生み出すパターンの方が良い場合もあります。
何か、聞いてみます?「私の価値」って何ですか?
まぁ一回聞いてみようか、
ゆきさんの事をよく知っている人で、ゆきさんのこの事業における武器となり得る、他に負けない、他が持っていない、提供価値とは何でしょう。
ほっちょさん:
アクロバティックなパフォーマンスと抑揚のある話し方。
それに加えて川崎産ののらぼーなとのコラボとか。
ゆきさん:
コラボとかは、、、していくと広がっていきますよね。
しばた:
私は壁打ちの会でゆきさんの事を知るようになったので、私が壁打ちの会を通じて感じるゆきさんの魅力が、求心力というかカリスマ性がすごいなぁと思っていて、それって、パフォーマーとして立っているだけじゃなくて、ちゃんとコミュニケーションをとりながら、いろんな人を巻き込む力を持っているなぁと思います。
かなこさん:
少し近いのですが、スター性みたいなものがあって、プロデュース側に回ってもゆきさんのスター性はあるなぁと思うし、こないだのコンサートも最後にトークしかしていないけど、やっぱり出てくると目が惹かれる会場の空間とかあるなぁというのがあります。
ゆきさん:
自分がプロデュース側に入ると、集客がし辛くなるんだなぁと思っていて、自分でも前に出て引っ張っていって~と思っているので、うれしいです。
みほさん:
ゆきさんが、まず子犬のような純粋さで、こういう場に飛び込んでいる事と、丸山部長の事をすべて受け入れている事がまず、ゆきさんのすごく魅力だと思うし、nico't momsの活動を見ていて、勇気づけられるママってたくさんいるなぁと感じていて、「ママってあきらめなくていいんだ」「ステージを見に行くことをあきらめなくていい」し「何かに挑戦することもあきらめなくていい」という事を感じるし、自分が好きだったことを思い出すきっかけになるかなぁと思います。
丸山部長:
なんか、事業というよりゆきさんの魅力をみんなで語る会になった。
でもヒントにはなると思いますよね。
前段話でこの会を行う合間に一度ゆきさんと会って、どういう風に思考を進めていくかとか話し合う場を設けていて、その中でも話が出たのですが、以前70歳くらいのおじいちゃんがこのゆきさんの会に来てくれた時に、意外とヒントだなぁと思っていて、その中でその人は一番ゆきさんの事を知らないで参加している。ゆきさんの頑張りもキャラも、なんとなく壁打ちの会をやっているという事をしってフラッと来て参加した人が言っていたことも少しヒントになるなぁと思っていて、「元劇団四季だとはいえ、この辺の地域イベントでやるんだと、やっぱ1,000円とかしか払えないんじゃないか?1,500円も少し高い気がする。」って言っていて、でも、ココの人たちは、みんな応援しているから1000円?いやいや!!ってなるけど、知らない人からすると、確かにそういう相場観って大事だよなと思ったんです。本当に知らない人からすると、マルイの屋上でします!ってなると、3,000円ってなると、ちょっと日和っちゃっていけないなぁってなるかもしれない。でも、1,000円くらいだったら、何とかショーみたいな感じだったら行ってみようかなぁってなる。それって、ゆきさんがこれまで何やってきたのかとか関係なくて、相場観の話になってくるんです。「マルイの上でやるんでしょ。1,000円くらい?じゃあ行く行く」ってなる。そういう感覚ってあるよね。それはそれで意識はしないとなぁというのがあって。でもその話はそれだけではなくて、「ただ、孫がちょっと練習して、そのステージに出るのであれば、5,000円でも10,000円でも関係なく払う」という話を聞いて。それで「確かに!!!」と思って、そこでゆきさんにもその話をしていて、ビジネスモデルで丸ごとじゃなくてもいいけど、どこかに参加しろを持った方が良いのではないか、そこがうまく設計できれば、そこが提供価値になる可能性があるのではないか。他が提供できない事を設計できれば、圧倒的な提供価値になる。更にビジネスモデルにおいても、このビジネスってどこまで行っても「チケット〇〇円」の世界なんです。会場、キャパが何人で、一日何公演で、土日で4公演とか、そこ掛ける収容人数、どこまで行ってもそういうビジネスだなぁと思ったときに、オーソドックスに行くと1,000円じゃなくて1,500円、1,500円じゃなくて2,000、頑張って3,000円、頑張って4,000円。そういう感覚でファンを増やしていって、チケットを売る。そういうビジネスなんです。
子どもが参加できるんだったら5,000円でも10,000円でも払う!ってなるとさらに言うと、チケット代はまず3,000円か2,500円かで悩んでいるところを、一気に5,000円へとジャンプアップできる可能性がある。少しでも1シーンでも参加ができるとなると、練習とかレッスンとか紐づいてくる。それはそれで、労力でコストもかかるけど、そこも費用として頂いて、そこで「参加券」。nico't momsか村上侑希コンサートは100人限定の子供たちをこのワンシーンを一緒に出れる件がある。5,000円は5,000円の中で何回レッスンできます。そして、更にそれを見に来る、おじいちゃんおばあちゃんお父さん、お母さんが高単価の方々がもれなくついてくる。
それは俺としては、絶対やった方が良いんじゃない?って言って話したんだけど、そこからゆきさん的にどう、昇華したのかなぁと思うのですが。
ゆきさん:
それは、やはり何か小さいときに経験させてあげたいという思いがあるので、取り入れたいなぁと思うのですが、ただ、それをやったことがないから、どのようにPRしていったら、集客につながるのかがピンと来ていない。スタジオを持っている人は生徒さんが既にいるから、「そのコンサート出ます」ってなると思うのですが、、、
丸山部長:
新しいのを作る感じになるんじゃないけど、それこそワクワクするんじゃないかなぁと思うんです。
ファミリーコンサート主催して、チケット売って、その型はスタンダードな方だと思うんです。それはゆきさんのビジネスじゃなくても、音楽に関しても、その型っていっぱいある。その型にはまっていくのをわかっていって勝負していきます。というのであれば止めないですが、新しいことにチャレンジできるというのが今からビジネスをやる人の特権なんですよ。
既存のスタンダードな型に真っ向から勝負しなくてもいいんじゃないかなあと思ってたりします。
しばた:
その流れで、ただパフォーマンス、ただ発表するコンサートを月1-2くらいでされる、そして、年に1-2回、参加型コンサートをされるとなった時に、その月1-2回のコンサートでPRする。そうすると月1-2のコンサートがエントランスのお客様で、そこでPRすることでコアなお客様を参加型コンサートに引っ張ってくる。みたいな。
ゆきさん:
なるほど、、前に考えていたのが、小さいコンサートを辞めて年に1-2回大きいコンサートにシフトしていこうという想定でもいたので、、、
丸山部長:
その辺はやはり手段手法ですよね。今の話はビジネスモデル的な話で、あとは提供価値の話なんですよね。
要は僕が言っていた、絶対やった方が良いっていうのが、他のエンタメじゃなくて、他の何よりも優先するのが子供の運動会だったリすると思うんですよ。そこは商業施設でコンサートがあるよっていうよりも優先度が高いじゃないですか。そういう、勝つしかない状況を作るのはビジネスとしても大事ですよという事ですよね。逆にそういう武器がないときに、競合に勝てるのかって思ってしまうんですよね。3,000円も払ってもらえるのか?
そこは少し、計算高く、考えた方が良い。そういう意味でも稼ぐ能力をゆきさんが持っていた方が良くて、どういうビジネスモデルかも考えておいた方が良い。
と前半はここまでとします~。
では、また~
副部長シバタでした~