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#931 恥をかけるチーム
心理的安全性が担保されていない状態が続くと危険なのは、チームメンバーが知恵を使わなくなることだ。この状態になると「あの人がこう言ったから」と意思決定を人のせいにしてしまう。「これを提案したのはわたしじゃない」「これを決めたのはわたしじゃない」と責任の所在を転嫁できると、わたしたちは恥をかかずに済むのだ。いわゆる「思考停止」と呼ばれる状態である。
Google社がチームの生産性について
社内調査をした結果
「生産性の高いチーム」に
共通していたのは、
「心理的安全性」だった
というのは有名な話だ。
心理的安全性が確保されていれば、
言いたいことも言えるし、恥もかける。
この文化こそが生産性に繋がる。
恥をかけないということは、
誰かを気にしているということ。
発言が活発でないチームは
確実に人を気にしている。
自分のチームは恥をかいても大丈夫か?
改めて考えてみたい。