![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140537471/rectangle_large_type_2_d73ce9ffe255cf7706b2cb68d0bb7759.jpg?width=1200)
#13 鈍刀を磨く
鈍刀をいくら磨いても
無駄なことだというが
何もそんなことばに
耳を借す必要はない
せっせと磨くのだ
刀は光らないかもしれないが
磨く本人が変わってくる
つまり刀がすまぬと言いながら
磨く本人を
光るものにしてくれるのだ
そこが甚深微妙の世界だ
だからせっせと磨くのだ
坂村真民 / 仏教詩人
自分を磨き続ける。
地道にコツコツ目の前のことをやる。
そのことが自分を高めてくれる。
刀がすまぬと言いながら
磨く本人を光るものにしてくれる
この表現がとても響きます。
刀が変わらなくても、自分が変わる。
どんな状況でも磨けば変わる。
天才には、そう誰にでもなれないが、
本物には、努力次第でなれる。
人間いつかは終わりがくる。
前進しながら終わるのだ。
このような言葉も残されています。
本物になるまで磨き続ける。
自分との約束にしたい。