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#830 社会に出る
「学校」とは、「家庭」と「社会」を結ぶ架け橋といえる。そう考えると、この少年が社会に出たときの姿が想像できるのではないか。社会は学校のように甘くない。自分ばかりがチヤホヤされることもない。家では、いい子で学校の成績もよかったとしても、社会に出ると役に立たなくなる人がいる。社会に出て役に立たない人というのは、メンタルを病み、精神疾患で完全に病気になってしまうような人だ。
家では、いい子で学校の成績もよかったとしても、社会に出ると役に立たなくなる人がいる。
一番やってはいけない教育である。
やることをやっていれば、
怒られることはない。
むしろ、真面目と褒められる。
だが、真面目だけでは
社会では通用しない。
非認知能力がこれまで以上に重要になる。
目に見えない感情や心の働きなど、
数値化しにくい分野の能力である。
教員にとって都合の良い生徒は、
もしかすると、危ないかもしれない。
生徒の将来をしっかりと見据え
指導していかないと、大事な教え子が
自分と同じ歳になった時に悲しむことになる。
社会に出てから強い子を育てる。