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アカウンティング基礎の学び

先週からビジネススクールに通い始めました。

この週末で、アカウンティング基礎講座を
復習しています。

仕事や育児に追われる毎日ですが、予習と
復習のサイクルの中で、文字にすることが
自分の学習スタイルに合っているのだろう
と感じますし、受験生時代を思い出させます。

余談ですが、第一志望の大学に合格して
おきながら大して勉強しなかったことを
強く後悔している私。

「あの時もっと勉強していたら・・」
そんなタラレバを現実にするチャンスが
今回のビジネススクールだと捉えています
ので、頑張って勉強していきます。

アカウンティング初日に学んだことを
今の記憶範囲で言語化すると、以下の通り。

まず課題図書の内容。
・財務諸表で見るべきは、収益性、安全性、効率性、成長性。そして総合力。
・財務諸表は、お金の出資者である銀行と資本家の為、そして経営者の為だけでなく、従業員や就活生も見るもの。
・財務諸表の歴史。起源はルネサンス期のイタリア。香辛料貿易で栄えたイタリア諸国家が、自分のために帳簿をつけ始めたのが起源。
・その後、イギリスの産業革命で会計は進化。莫大な固定資産を必要とする鉄道事業の誕生が、減価償却の概念を生み出した(これによりキャッシュとPL利益の差が発生)。
・ここから、決算書は「自分のため」から「投資家のため」へと進化した。
・歴史の主役がアメリカに移ったタイミングでは、アメリカ横断鉄道が拡大、決算書の「連結」という概念が誕生。
・更に、フォードの自動車やコカコーラのような大量生産モデルが登場。固定費を製品一個に配賦する概念が生まれた。この頃には決算書を内部管理や効率経営のために使う思想が生まれ、従来的な財務会計から管理会計が誕生することになる。
・更に、GEのようなコングロマリット企業が誕生したことで、デュポンのROIが重宝された。
・過去の結果を示す決算書から、未来を見通すことを目的にしたのがファイナンス。

続いて講義内容。
・財務諸表から企業名を当てるクイズでは、私の視点や視野が狭すぎた(反省)。
・固定費比率や売掛債権回転率からビジネスモデルを想像することはできたが、無形固定資産や棚卸資産の多寡、売上減価率から付加価値の付き具合を想像することなど至らぬところ多し。。
・そもそも、サービス業の人件費(オリエンタルランドにおけるキャスト人件費)が、売上原価に入ることを初めて知った。販管費ではないのね。。笑
・同一企業のBS,PL,各種指標を見るだけでなく、横比較することが欠けていた。
・キャッシュコンバージョンサイクルなど、頭で理解しているだけで実際に使えない概念が多々あることに気づいた。反省。
・比較、分析、なぜを繰り返してコストドライバーを炙り出す。

前途多難ですが、刺激ばかりなので、楽しんで学んでいきます。

ちなみに、「会計の世界史」は面白い!
アカウンティングへの苦手意識を和らげて
くれる名著でした。

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