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【インド旅行記】アッサム(一日目後編)

時刻は午後4時。まだ夕食まで時間があるので、ウーバーバイクでグワハティ1の観光名所カマーキャ・テンプルへ。ここはヒンドゥー教の聖地の一つで、女神カマーキャを祀る寺院。ヒンドゥー神話で破壊神シヴァ神の愛人サティのバラバラになった身体が地球上のあらゆる場所に落ちるという話があるのですが、そのサティのアソコが落ちた場所がこちら。決してフザけた話ではなく、ヒンドゥー教では男性器や女性器はパワーの源と考えられており、かなり熱心に崇拝されている。なので彼らにとってここは重要な聖地なのである。

ウーバーバイクで向かいます。約30分の道のりを80ルピー(140円)とかなりの格安料金です。アッサムはバスとウーバーで動くべし!しかもかなり山道を登っていきます。マジでバイクでよかったです。これは歩けない。

寺院はほぼ山頂にあります。近くで靴を預けて裸足になり、そこからさらに山道を登ります。道の左右には露天がズラリ並んでいます。浅草寺の仲見世通りみたいです。

カマーキャ寺院参道

そして境内へ。とてつもなく神聖な場所かとおもいきや、なかなかのカオス具合。裸足以外特にルールもなく、写真もみんな普通に撮ってるし、あとめちゃくちゃ動物がいます(笑)

カマーキャ寺院
寺院に群がる鳩とヤギ

中にある女性器の像を見るには長蛇の列に並ばなければならず、バラナシなどで既にこれを経験している僕には気が重く、今回はリタイアしました。マジで2時間近く並んで、雑踏の中から2秒チラ見するぐらいなんですよ!これは熱心なヒンドゥー教徒じゃないとキツいです。

帰りは歩いて山を下り、メインロードからバスでパルタン・バザールに戻ります。そしてそこからMGロード沿いを歩き、遂に初のアッサム料理へ!!事前に読み込んできたアジアハンター小林さん著「食べ歩くインド北・東編」で紹介されていたKhorikaaというお店へ。店名のコリカーとは串焼き料理のことです。スペシャルアッサムターリーとポークコリカーを注文。ターリーはチキン・ダック・鳩肉から選べ、ダックを注文。

スペシャルターリー(600ルピー)
スペシャルターリー
ポークコリカー(200ルピー)

カレー&サブジ全11種類。そしてポークコリカー。とんでもない量です。特筆すべきはやはり店名でもあるコリカー。本当にシンプルな豚の串焼きなんですが、シンプルな旨さ!あとこれだけガッツリの豚肉をインドで食べるという特別感!正直これがためにアッサムに来たと言っても過言じゃない気がします(笑)

そしてカレーは2皿目のスペシャル版がやはり美味い!特に感動したのは赤ダール。カレーに見せかけての実はスイーツです。これがめちゃくちゃ美味い!!最高に美味しいあずきバーみたいな味。これは新しい味。
そして魚も美味い!魚はベンガル料理っぽいマスタードベース。アッサムには周辺部から人がたくさん流れ込んでおり、その影響を感じました。
ダックも美味しいのですが、ちょっとエグ味が強め。そもそもダック自体初めて食べたので、そういうものなんだと思います。多分鶏肉やマトンなどの慣れ親しんだ味だとかなり美味しいのだと思われます!

会計は800ルピー(約1400円)。久しぶりにこんな高いもの食べました。でも総じて大満足です!そして歩いてホステルに戻り、爆睡するのでした。


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