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【日本旅行記】金沢

地元の福井県から隣県の石川県金沢市に弾丸旅行。隣県とは言えども福井に住んでいたのは高校までで、野球で忙しかった当時は行く機会がなく、一度友達と買い物に訪れたのみ。本格的な観光は初めてです。目的は兼六園と、もちろん飯!!金沢といえば近江市場など海鮮系が強いのですが、インド芸人の僕は独自のルートで攻めようと思います。

朝9時に福井駅発のハピライン(名前ダサい)に乗車し、西金沢駅で北陸鉄道石川線に乗り換え馬替という駅で降車。時刻は11時。まずは昼食です。駅から徒歩15分、やってきたのはビリヤニの全国的名店「ジョニーのビリヤニ」。ここ石川県野々市市が本店で、現在は富山や東京神田にも支店を出しています。間違いなくこの金沢旅の一大目的地です。

オープンすぐということもありノーゲス。メニューからも店主のこだわりやビリヤニへの愛情が伺えます。これを見てるだけで楽しい。ビリヤニは日替わりとのことで、本日はチキンカッチとマトンキーマの2種から選択。初回なのでベーシックにチキンカッチを注文。メニューを眺めながら待つことやく5分、ビリヤニが到着。

メニュー
チキンカッチビリヤニ(1300円)

かなり洗練された見た目とは裏腹に、スパイスのエスニックな香りがグンと来ます。堪りません。上にはフライドオニオンがたっぷりと乗っており、付け合わせにはレモンと赤玉ねぎとミントの葉。まずはダイレクトに一口…うめぇ。ラクナウで体験したような塩で食べさせるタイプのビリヤニ。そして何よりも鶏肉が最高に美味。まろやか系のスパイスがしっかりマリネされていて、カッチ系の特徴である鶏肉の旨みが際立っている。

付け合わせもフライドオニオン、レモン、赤玉ねぎ、ミント、どれをとっても素晴らしいアクセント。すごく研究されているなーと。最後の一口まで一切飽きがこないままフィニッシュ。これは美味いわぁ。

メニューも実はビリヤニだけではなく、バターチキンやタンドリーチキン、そしてなんとニハリまであります!これ近くにあったらたまらんな〜。

大満足でジョニーのビリヤニを後にし、昼食二軒目へ。歩いて約2分ほど、「Nior」というパン屋へ。こちらは5日ほど前にある料理研究家がXで絶賛していたのを見てマークしていたお店。ザ・オシャレパン屋といった感じ。坊主頭の僕が一人で入っていくのは多少違和感も(笑)。人気メニューのクロワッサンを注文。早速店外のイートインスペースで頂くことに。

クロワッサン(460円)

…これはヤバい。美味すぎる!!過去食べてきたクロワッサンの中でも間違いなくナンバーワン!外の皮がサクサクサクサクッ、中からバターの旨味がジュワーッ!奇跡のクロワッサンです。お値段こそ通常のクロワッサンの倍近くしますが、これはその値打ち充分にありです。マジで衝撃でした。

めちゃくちゃいいスタートを切り、ここからバスに乗って金沢市内へ向かいます。乗車すること約15分、街の中心部に到着。まずは金沢一の観光名所「兼六園」へ向かいます。時刻は午後1時、太陽は真上に。かなりの暑さです。しばらく歩き兼六園に到着!

兼六園
兼六園

ビューティフル!!いやぁ、これぞ日本の美だな〜。自然の利を最大限に生かした日本庭園は、本当に世界一の庭園だと僕は思います。侘び寂びの精神など独自の文化も感じることができるし。もっと勉強して一つ一つの建造物の意味などが理解できるとさらに楽しめるんだろうな。

兼六園
翠滝

見ているだけで心が洗われていく。さすがは国の特別名勝です。圧倒的な自然のパワー、それに魅了されている観光客からも安らぎを感じることができます。平和な空間だ。

定番ルートの名勝コースを1時間かけて見終わり、次は隣の金沢城へ。

金沢城公園

こちらは入場無料で、城内は広々としています。ただ景色は兼六園より多少劣る上、そろそろ暑すぎて限界です。熱中症にならないようにサラッと流します。

玉泉院丸庭園

金沢城内を見終わり、そのまま近くの尾山神社へ。こちらも豊かな自然に囲まれていて、まさに「自然に神が宿る」という神道の信仰通りで神々しい。大小それぞれの本堂でお祈りしてきました!

尾山神社
金谷神社

15時になり小一時間ほどスタバで休憩。猛暑の中かなり歩いたので。そして16時過ぎになり、和菓子休憩へ。にし茶屋町にある甘味処の名店「甘納豆かわむら」へ。数あるお豆さんの中からお土産用に大納言を購入。そしてイートインで、「6分もなか」をいただきます。こちらは賞味期限が6分とのこと。コンセプトのアイデア力が素晴らしい!味は塩豆あんマスカルポーネ!

甘納豆かわむら外観
6分もなか(400円)

見ての通り二層構造になっています。早速一口…うまいっ!!そとはサクサク、マスカルポーネは夏にぴったりの柑橘系、塩前あんもしっとり美味しい。コンセプトのみならず確かな実力を感じました。さすがスイーツ百名店!

時刻は17時半になりそのまま夕食へ向かいます。こちらも僕らしいチョイス、インドカレーの名店「ホットカレー金沢」。さっきまでめっちゃ日本だったのに、落差が激しい(笑)。美味しそうなメニューが目白押しで悩みますが、ここは孤独のグルメ・井之頭五郎の名言「迷ったら全部行け」。カレー3種セットを注文。

ホットハウス外観
カレー3種セット(1850円)

超豪華!何の下にはターメリックライスも隠れています。メニューは右からサラダ、バターチキン、マサラチキン、日替わりカレー(ナス)、チキンティッカ、ヨーグルト。まずはナンを1ちぎりし、バターチキンに浸していただきます…うまっ!!!これは今までに類を見ないタイプのバターチキン。もちろんバターが織りなす特有のまろやかさはあるのですが、それよりもスパイスが前面に出てきている。どうやらかなり多種のスパイスを使っている。

お次はナスカレー…これも絶品。インドでよく食べていたベジカレーの鬼完成度高い版。数種類選べる時にはベジが一つあると落ち着きます。

そして大ラスのマサラチキン…な、な、な、なんだこれは!!!今まで食べたことのない超絶スパイス使い。多種多様なスパイスが一気に口の中で弾けます。これはと思いメニューを確認すると、マサラカレーのスパイスの数なんと20種類!これは凄い!!

メニュー表

チキンティッカも抜群に美味しい。なんちゅう豪華なプレートなんでしょうか。各カレー、ナン、ライスを交互に食べながら、スパイス効果で食欲が減退することなくフィニッシュ。最後に残したりんご入りヨーグルトも胃に優しくて食後にピッタリです。大満足。

そして西金沢駅まで歩き電車で福井に帰るのでした。これにて金沢旅は完結。めちゃくちゃ和印折衷の金沢旅でした。次来た時にはギョーザやラーメンなども食べたいなぁ。

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