主治医に「こんなに痛がるなんて繊細さんなんじゃないの?」と言われて一ミリも同意できなかったけど、HSPを誤解していただけでやっぱりHSPだった件
あみは46才で乳がんのステージⅢの治療中です。
注射が嫌い
私は注射というか、先端が昔から嫌いで、注射は絶対に顔を背けているし、血液検査も自分の血が体から出ているところを見てしまうだけで気分が悪くなるので絶対に見たりはしません。注射が無理だからなとおもって看護師も将来の仕事の選択しからはずしました。
でも、でも、ガン治療というものは、刺してさして刺しまくられます。組織検査から毎回の血液検査に毎回の点滴と投薬
そのたびに私はギャーギャーいうわけです。
なので、先生が
「あのさ、あみさんさ、そんなに痛がるなんて、ぱっとみそうは見えないけどもしかしたら繊細さんなんじゃないの??」
と言ってきたわけです。
「え??わたしがですか?違うと思いますよ。痛がりなだけです」と秒返し
いままで繊細さんじゃないの?と言われたことは一回もないし、自分でも思ったことはありません。わたしはエンパスだからあみさんといるとあみさんの頑固さを感じてしまい疲れるとか、一緒にいると圧を感じて疲れるとか、言葉使いでがさつな感じがするとむしろ言われたりするぐらい。人込みにも疲れたりはしません。
そのとき先生はふーんそうなのねと言っていたのですが
入院時に、やけくそでもう一人旅行のつもりで個室にした私に回診に来た伊東先生が「ね、、こんなに個室をアレンジして満喫してる人みたことないんだけど。笑 絶対繊細だと思うわよ。なんなのこのぬいぐるみは」と言われたわけです。
私は個室だからと張り切ってテレビの場所も見やすい場所に移動して、洗面台に好きなグッツを並べ、紅茶やコーヒーを楽しんで、アロマをベッドにふりまき、好きなシルクのパジャマを着て、夕方からは着物で作ったガウンを着て病棟をうろうろし、お菓子を食べ散らかし、クレオパトラさんの本を積み上げ読みまくり、ぬいぐるみと寝て、ぬいぐるみと回診を待っていたのでした。ずうずうしくてオープンであつかましいだけなのでは??と思っていたのです。
ええっ?わたしが繊細さん??
でも何回も言われたら気になるなと思い、こちらの本を読んでみました。
なんと、HSPの認識がそもそも間違っていました。。。
音に敏感とか、エンパス、個室が欲しい、人に会うと疲れるというのはごくわかりやすい一部の症状であり、それ以外の症状がことごとく当てはまるというカオス。知らないってすごい
本の中で23の質問があるのですが12個あったら間違いないというのが16個当てはまるという結果に。微妙ではあるが、、、
この本は気合や世間への合わせ方ではなくて、具体的にどうしたら繊細さんを長所にして立ち回れるのかが書いてあって、とてもいい感じ。
もちろんすごろく読書しましたよ(笑)
私が当てはまったのはこんなこと。
・痛みにとても敏感(伊東先生のいっていた通り、、、)
・空腹になると極度にイライラする(ゆえにあみ家の夕飯は18時台笑)
・不快なことがあるとどうしらよくなるか、改善案を的確にすぐ思いつく
(いま抗がん剤の副作用の色々を独自に工夫しているのですが、結果がすごいので、入院時の独自プリントにその工夫が載ることになったし、家事の工夫で雑誌で賞をもらうとかしちゃってた。。。HSPのおかげだった、、、)
・感じる力が強いので初見の人となりの印象が後でズレることはない
その人の腹黒さにも気づくので問題が回避できるのは昔から。
(こいつDVしてそうとか、お金ちょろまかしてるなとか、いま嘘ついたよねとか大概後で当たる。なんかしらんけど世間の評判がよい人が裏の顔を出している場面に遭遇してしまう率も高い。)
先日も後々結局その通りになった、アドバイスありがとうと感謝電話がきた。なので、みんなと意見が合わないことが多く、あみさん変わってるねとか、なんとなくで悪口言ってるんじゃない?と誤解されやすさの一端がHSPのせいと判明
・内側で起きていることを深く観察できる
(自分のことを自分で深く細かく気づけるかいなかは気合の問題だと思っていた、、、、HSPだった。。。ゆえにこのブログ書けてる)
・音の刺激に対しては何も感じないが、空間の中だと音が同じ大きさで聞こ えるので経費のちょろまかしや社内不倫などにはすぐ気がついてしまい気まずくなることが多々あった。HSPのせいだったとは
・サングラスにしたいなとは思わないが、蛍光灯が苦手で、夜は暖色にしていてキャンドルを焚いている
(文喫で働けているのは薄暗いおかげ。イオンはちょっと厳しい)
・人の会話のボールをすぐ拾える。頼まれていないのに場を盛り上げようとしてしまったり、頼まれてもいないことをすぐやろうとする。子供にも。(おかげでお茶会はいつも人気だったし、他でもあみさんいると助かるとか、講演会は相槌が良すぎてサクラと間違えられることが多々ある。お人よしなだけかとおもったらHSPだとは)
・感じる力が強いゆえに無意識での動作のコピーが上手い。これもHSPの特徴だったとは驚きしかない!!
ゆえに一見、仕事の覚えが早かったり、段取りよくできたり、相手の望む対応はすぐできるし、特定の技術はすぐに身につく。料理とかも。
(これで社会人生活はやれたに等しいが、マネしてるだけで本当のエリートではないので出世するまでにはいたらず、、中途半端さに悩んでいた社会人時代。
また、動作はコピーできてしまうので、道を極めるというたぐいのものにすぐ飽きてしまい、日本人なのに道を極める楽しさをわからないなんて、ほんとダメなやつ。と自分攻めになっていた。
そして本を読めば大概を吸収するので、書いてあるじゃん、それ習いに行く必要ある?とか言ってしまってひんしゅくをかったり、なんで先生の話を聞いてこないの?授業の内容と勉強のやり方をちゃんと聞いてこいと子供に言ってしまっていた。。
自分以外の人はコピーできない人達だったんだとこの本を読んで初めて知るという、、、
なんてことなの、、、、全員出来ると思っていた、、、、どうりでチームメイトや部下と合わないはずです。HSPのせいだった、、、
・急ぐのは、本当は、苦手なので、急ぐ圧の強いコンビニやファストフード、スタバは難しい
ただ、急いで欲しい圧を必要以上に感じてしまうのでふるいたたせてやれるのと、手早い動作をコピーできるのでやれていただけ。でもHSPだったとは、、、、
・考える力が強いので内側を深く考察できるし、すぐ改善できる
(すぐ実行する女としてあみは有名で、自分の中の不一致さにはほんとうに秒で敏感に気づくので一致するまでどうしたらいいか考えちゃう だからこそ、一致できる言葉は瞬時に探せるので言語化が凄いってなっていた、、、それがHSPだとは、、、)
・味わう力が深いので表現することもできる(だから文章はほめられる)
・そしてHSPの最大の特徴、いい人であること。だから自分の本心がわからなくなりがちだし、自分より人のお世話を無意識でしてしまうし、人に合わせにいってしまうところがある。
(自分より人を優先する癖がずっとあって、夫にもひとのことを優先しすぎと怒られていてほんとうにどうしたものかと悩んでいた、、、HSPとは、、、)
・雰囲気にのまれやすいのでイライラしていたりせっかちな人の前では萎縮してしまう(なんで普通にしゃべれないのか、ずっと気に病んでいた)
・そしてHSPさんは心の深さが人よりも深いので、人の言葉が心の奥まで届いてしまうらしい。私が人の言ったことを忘れず、根に持ちやすいのは性格が悪いからだと思っていたら、人よりだいぶ傷つきやすいだけだったという。。。
、、、、、がっつりHSPでした
そして、具体的に何をどうしたらいいまでこの本には書いてあったのですが、私がHSPに無自覚でここまで生きてこれていたのは、それをすでに無意識でやっていたという事実。
・我慢しない 意見を言ってもいいと知る
→むしろ空気が気になりすぎて意見を言いすぎいてADHDの気配すらあり、圧の原因になっていた
・五感のうち大事にしたいポイントを決める
→触覚でいうと、寝具。ホテル仕様のもので、パジャマも天然素材のものしか着たくないというのを妥協はしてなかった
→視覚は暗いのが好きなので寝室に携帯は持ち込ませず、真っ暗。
キャンドルを使っていた
→味覚は、食べたいものを調理する
(事前注文の宅配は本当に向いていない)
→嗅覚は敏感なのでできるだけ無香料でアロマを使っていた。
→聴覚は外ではできるだけ音を拾わないようにしてぼーっとしている
・HSPは、やりたいこと×得意な事×職場環境で仕事が続くとのこと。
→いま文喫で働けているのは、薄暗くて、窓があり、得意なことでやりたいことで急がされないからだからだと知る
・人に物事を頼んでもいいと知る
→確実に答えてくれるとわかっている人たちにはなんとか頼っていけてた
(家族とか、医者とかの専門知識のある人たちには。なんだったらそれで雑誌で賞も取れてた気づき)
もうほんとうに驚きました。
こんなにも自己認識と人の印象が違うことあるとは、、、
そして、知らなくても十分対応して今まで生きてきてこれてたじゃんという事実。自力のすごさに震える。笑
自分の内側で感じる気持ちや感覚には素直に過ごすことができていたみたいだからよかったのかなぁ
私の診断はきっと、「自力がすごいHSP」
でも、いろんなことをHSPのせいにできるってなんて楽なんだろうという
気分
小さい時から誤解されたり、わたしの欠点だと思っていたことが、全部HSPという症状にあてはまるなんて。。。これからは胸をはって全部長所にしていけるなんて、いまでよかった!ラブ令和!!!ありがとう2024!
気づいたからといってどうもないとは思いますが、
イライラしている人の雰囲気に飲まれてしまったり、細かいとこまで気づいてしまい、職場で余計なことをしていまう人みたいなことになっていたのはこの本の対処方でできそう。長所ってことでこれからはいけるじゃんと楽な気持になりました。
私が主治医にぐいぐい質問していけてたのも、細かいことまで納得しこだわりたいHSPのせいだったとは 笑 あけすけなだけだと思っていました。
自分のことが一番わからないって本当だね。主治医すごい。
みなさまよろしくお願い致します。笑
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