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Youtubeの前には無力だわね、、、こんなにも現場で頑張っているのにとみんなで涙した日

あみは46才で乳がんステージⅢの治療中です

これはもう特定の人のことを書いている
私が一回自分の気持ちを吐き出さないと、もっていきようがなくて、、
そして現場の人たちがどんな思いかを書きたい

Aちゃんは数年前から乳がんの疑いがあったのだけれど
西洋医学ではなくて、自分の身体の感覚と民間療法を選択していて、でもいま、ちょっと容態がよくなくて病院に

私はAちゃんの選択が誤りとかジャッジするつもりはないし
そういう話をしたいわけでもない

そういう生き方を選択したことを受け止めたい

正確には、いつか、受け止めたい  
でも、、、それでも
私は最後まで受け止められないかもしれない

病院にお世話になる結果になってしまったことが単純に悲しい


西洋医学をできるだけ選択しないという生き方は本当の意味で強くないとできない

意志と生命力の力があると
自分を信じる力があるということ。

私は自分の生命力を信じ切れなくて西洋医学を選択した

ただ、民間療法の選択はどうしても二択になる

奇跡が起きるか起きないか

起きないということになったときは
周りが本当にこたえる

何度もお願いはしたけれどその選択はなく
私は怒れるとまで言った
たのむから子供達のことをかんがえてやってくれとも言った
子供達のことを引き合いに出すなんて卑怯かもしれないけど、当時はAちゃんが病院に行ってくれるならなんでもいいとさえ思っていた


何人もの周りの人や親族からもお願いされたけれど、初期の段階での説得はできなかった

くやしい
私自身がくやしい

それしかない

それは責めているのとも違う

Aちゃんの選択は尊重してあげたい

ただ、私の気持ちは別なのだ

私は私で自分の気持ちを素直に表に出したい

できるだけ楽に楽しく生きてほしい。
そう願っただけ。
そうあって欲しかった


Aちゃんの生き方はすごい
自分を信じる生き方を見せてもらえてることは感謝しかない

でも、私は悲しい

そして子供達には
お母さんの偉大さを感じる時がいつかはくるし
その生き方を悲しみで終わるのではなく
自分の中で反面教師でもなんでもいいから
なんとか昇華してほしいと
願わずにはいられない

辛い

前から伊東先生と看護師さんにはどう伝えたらいいものかと相談していた。
結局いま別の病院で、、と先生と看護師さんに伝えた時、みんな泣いた

「こんなに現場でうちらはがんばっているのになんでなんだろうか」

「同じ体なんて一つもないのに、なんであんなふうに無責任な発言ができる人達の言葉が大きなっていまうのだろう、そう言う話を聞くたびに無力感を感じるわ。ほんと心が折れるわね」

「くやしいね。Youtubeやネットの前には無力だわね」

「でも、どんなに悲しくてもあみさんは、
生きないとね。
違う選択をしても、どっちを選んでも、幸せだよってみせていかないとね。
その道に入りそうな人をもしかしたら一人でも病院の前に連れてくることができるかもしれないからね」

そう、だからこそ、このブログを書くことをご了承いただけているし
そいう考えの人達だからこそ私は信用してお任せできている

看護師さんも、
「乳がんは早期に治療したら絶対治る病気なの。どんなにつらくても、根治するの。だからね、二度と戻ってこないことが私たちの幸せなの。そのためになんでもするからね。」

「長生きできるならハゲでもいいじゃん
今よぼよぼでもいいのよ。おっぱいなくてもいいの。お子さん小さいんだから長生き。それしかない。必ずよくなるから。
だからがんばって。応援しているから」

と、なんど励ましてもらったかわからない

もはや第二の母の認定看護師工藤さん
工藤さんいなかったら、もう治療続けてないと思う

髪の毛が少し生えてきた私に
あら、リンスできるじゃん!っと
いじってくる人 笑

「ここに来たからには大丈夫だから」

と伊東先生に言われた日も忘れてはいない

誰が何と言おうと
長生きしたら勝ち

そうわたしは思っている

もう本当に今はつらい

抗がん剤の副作用がどんなにつらかろうが
抗がん剤のお金が高かろうが

それで10年生きられるならそれでいい
現世で人魚の肉を食べるわけにはいかないのだから

大丈夫だからと医療に対して覚悟がある人達に治療してもらえて
本当に幸せだなぁと思ったし
一緒に泣いてもらえて胸のつかえが少しだけとれた

私は私の命をながらえるしかない


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