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死ぬ直前まで働きたい
1.Netflixに入った
こんにちは。
「もう12月。」
これは毎年言ってるセリフ1位でしょう。本当にあっとうい間に時は過ぎます。
最近、Netflixを契約しました。
ちょっと観たかったけど、映画館に行くほどでもなかった映画を観ています。
その中のひとつ、「メタモルフォーゼの縁側」が私に刺さりまくりました。
2.キラキラしてない女子高生でも良い
主人公の一人、佐山うらら(17歳)は、昔の私かな?と思うくらい、自己卑下の塊です。
映画の中で、キラキラしてみえる女子高生に対して、
「ずるい。」
と言います。
見た目もキレイ、友達もたくさん、好きな男の子にもアプローチできる彼女が教室の真ん中で話していることは、自分が好きだけど人に恥ずかしくて言えないBL(ボーイズラブ)の話。
認められていることがずるい。自分の好きなことをみんなに話せることがずるい。恵まれている環境がずるい。素直になれない自分が嫌い。
そんなうららさんも、やるべきことをみつけます。
うららさんが描く漫画は最初、めっちゃ下手です。
そんな、自分が描いた漫画を売ろうと発言してしまうところが、自分の画力と理想がかけ離れていることがわかっていなくて、やっちまった感があるんですが、「ま、いっか。」と頑張れてしまえたのは、無条件に応援してくれている人がいるからなんでしょうね。
私も、漫画描いてました。自分でも滅入るくらい絵が下手ですが、コマ割りとか考えてたなあ、と思い出しました。みんな、漫画描くもんですよね?
何かに夢中で挑戦できても、思うようにいかないこともある。一人でできるほど、まだ強くない。学校やバイト以外のつながりは年代問わず必要だと思いました。
3.こういう人になりたい
もう一人の主人公市野井雪(75歳)はこういうおばあさんになりたい!と思える人でした。
「まあ、綺麗。」
と書店で700円の単行本をひょいと買える余裕。
自宅で読んだあと、続きが気になりすぎて書店に向かい、また購入。気持ちが高まりすぎて、喫茶店に女子高生を誘ってしまう無邪気さ。
ずっと自分の興味に正直に行動ができる。
綺麗なものが好きという変わらない感覚。
私は高齢になってそれができるか不安があります。体力的にも、金銭的にも時間的にも余裕がないとできないなあ、と思いました。
雪さんは自宅で書道教室をしています。
これやん!
と思いました。
場所を選ばずにできる仕事。自宅なので、賃料もかからない。
私が今やりたいことNO.1の死ぬ直前までできる仕事。
自分で仕事ができる人はやっぱり強い。
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マズローの欲求5段階説。
私は今どこかな?と考えたりしています。体調が悪かったりすると、根底を満たそうと安静にします。
雪さんは書道の先生であることで、承認欲求まで満たされているのかもしれません。
4.自分でできる仕事をみつける
雪さんが、漫画を描くうららさんを応援している場面で昔の自分と重なる時があります。
うららさんを応援することで、昔の自分が癒やされているんだなあ、と思いました。
この映画をみて、お金、健康、つながりがある、場所を選ばない仕事がやっぱりしたい、そして好きなものをなんのしがらみも無しに語り合える。
そんな仲間を作りたいと思いました。