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幸せはいつもすぐそばに|人生は小さな幸せの積み重ね〜仲間と続ける「3 good things」から見えたもの〜
3 good thingsを始めて今日でちょうど20日。
私が「3 good things」に出会ったのは、もう9年ぐらい前になるでしょうか。三男が生まれ、子どもが3人になってから家が片づかなくなり。それまでの片づけのやり方に限界を感じて、片づけを学びました。
学ぶ中でわかったのは、私の片づけは「整理」ではなく「整頓」だったこと。整頓が好きで、見た目をそれとなく整えることは得意たっだのですが、根本の「整理」ができていなかったので、片づかなくなってしまっていたのでした……(整理と整頓って違うの?というお声が聞こえてきそうですが、実は明確に違います。そうなんです、違うんです^^;;;)
片づけのことを語りだすと本題からどんどん逸れてしまうので、一旦置いておきますが。
その際に、心の片づけを学ぶ機会も得ました。そこで、はじめて「ポジティブ心理学」に出会います。
ポジティブ心理学は、言葉だけを捉えると「ポジティブな人になるための心理学」のように感じられて、無理やりポジティブを強要される、そんなやや暑苦しいイメージにも捉えられがちですが。実際はそうではありません。科学的に人の幸せ、ウェルビーイングを研究する学問です。端的に言えば「幸せを科学する」ということになるのでしょうか。
私は、もともと「幸せ」とは一体何なのか?と、その得体の知れないものについて考え、答えを探しているようなところがありました。そして、それはあたかも遠いどこかに存在しているもので、それを掴むのは一定数の選ばれし人だけ……そんなイメージがあったりもしました。
そんな「幸せ」を科学的に証明できるなんて。ならばそれを知りたい!教えて欲しい!そんな風に思った記憶があります。
人にはさまざまな感情があります。そしてそれは、ネガティブな要素が強いこともあります。そんなネガティブな感情も自分の大切な一部。愛すべき自分の感情として大切に向き合う。それを受け止めた上で、気持ちに無理やりフタをするのではなく、「あぁ、わたしってこういう感情があるんだな」と、現実として受け入れる。
とかく、自分に足りない、自分に”ない”ものを求めて補おうと躍起になりがちですが。そうではなく、今”ある”もの、すでに持っているものにフォーカスして強みを育てていく。
そのワークの一つとして「3 good things」があります。
これは、ポジティブ心理学の創設者であるマーティン・セリグマン教授が提唱しました。長年の実験で効果が実証されているメソッドで、今日あったよかったことを3つ記録するだけ。それだけで考え方が前向きになったり、メンタルの安定効果があると言われています。
9年ぐらい前に学んだ当時。疑い深い私は、半信半疑で取り組んだことを思い出します・笑
そして、確かに「幸せ」への感度はグググッと上がったのです。
まだ小学校低学年だった双子の長男・次男を巻き込み、3人で必ず晩御飯の前後に小さな紙に今日あったよかったことを3つ書き込むようにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1739110002-F3yhOG49QLUkP7pYMNJzBiKq.png)
当初は小瓶に入れて、そのメモが少しずつ小瓶に溜まっていく様子が見えるようにしていました。メモが重なっていくのと同じように、自分たちの”幸せのカケラ”がちょっとずつ積み上がって増えていくような。そんな感覚になれるから、と教わったとおりに素直に実行していました・笑
いつしか小瓶をはみ出し、カゴの中にどんどん溜まっていったわけですが。
![](https://assets.st-note.com/img/1739110241-mQOtgLlsaRKBXY7hArM5yHde.png)
飽きっぽい私たち親子は、結局そう長くは続かず。おそらく1ヶ月、あるいは2ヶ月くらいの期間だったかな?と思います。
それでも、今、こうして振り返ってみるだけでも、結構幸福な気持ちになれるのだから。やっぱりこれって、ものすごい効果があると思うのです。
デジタル時代の今だからこそ、こうしてアナログで残しておくのも、面白いし、特にお子様が小さい方にはオススメだな、なんて勝手に思っています。
そんな昔の記憶を引っ張りだして、今回再び取り組もうと思ったのは、油断するとすぐ自己肯定感が下がってしまう現象を、食い止めたいと思ったから・笑
そして、それは私だけではなく、ちょうど一緒に働く仲間にも全く同じ症状が見られたから。
その仲間たちと3人で活動をしようとしているからこそ、私たち自身がもっと”幸せ”への感度を高めていく必要があるのでは?!という話になったところからスタートしました。
ちょうど20日が経過したところで、得られた大きな効果を2つご紹介したいと思います。
1つは、やはり「よかったこと」へのアンテナが立ちやすくなったこと。
そして、その大半が自分たちの”五感”を満たすことに大きく影響していたことがわかりました。
割と始まってすぐに、その傾向には気づいたのです。
やたら「食べ物」に関する内容が多いこと、あったかい・やわらかい・気持ちいいと感覚にまつわるものが多かったこと。
これらのことって、日常を慌ただしく過ごしている見過ごしてしまいがちなんですよね。当たり前になってしまっていたり、取り立てて注目すべき大きなことではなかったり。
でも、自分の感じる日常の些細なこと、”心地よさ”に気づくことが幸せへの第一歩なのではないかな、と。そして、意外と自分が幸せだと感じるポイントは日常に散りばめられていることに気づけるんですよね。そうすると更に幸せな気持ちになる。幸せのループが続いていくんです。
もう1つは、仲間に報告することで得られる「続ける力」と「幸せの連鎖」。
総じて飽きっぽい私ですが、誰かと何かを約束したならば。その約束は守らねば!!と妙に真面目な私にスイッチが入ります。おそらく自分だけで決意して始めたなら……1日で終わっていたことでしょう・笑
例えば「資格取得のために勉強する」とかであれば、目的もはっきりしているので、それに向けてある種の「やらねば!」という拘束力?も働き、続きそうですが。「メンタルに効果がある」「前向きになれる」という、なんとも漠然とした目的に対してだと、リターンがはっきりしない分、自分だけで続けるには、なかなかに強靭なメンタルを要しそうです……
その点、仲間とシェアすることは、ある種の強制力と共に、自分にはなかった視点に気づける、というメリットがあることにも気づきました。「あぁ、そういうところに幸せのタネがあったかぁ!」と、はっとさせられたり、思わず笑みがこぼれたり。そしてそれは、自分の中にも「よかったこと」として、心にほっこりあたたかいものが生まれる感があったのです。
続けていくうちに「幸せって日常にいつもあるものなんだ」「誰かにもらうものじゃなくて、自分が感じるものなんだ」と。わかっていても、煩雑な日常に忙殺されて忘れていた感覚を、再認識できるのです。
嬉しい効果を実感した私ですが。
これだけで終わるのはもったいない。「分析魔」の好奇心がムクムクと湧いてきて、次なるアクションを起こしてみました!
長くなったので、今回はこの辺りで一旦終了いたします。
次回に続き来ます!
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