【詩】空虚ハイボール
思春期の頃から
真ん中に虚しさがいる
思春期の頃は
死にたいと思っていた
真ん中に虚しさがいるのは
おかしなことだから
明るくて元気じゃないといけない時代に
生まれてしまったから
お酒が飲めるようになって
行きたくなったのは
明るくて元気が全てを飲み込む場所ではなく
ちゃんと君の声が聞こえる場所だった
今は死にたいとは思わない
真ん中に虚しさがいたって
生きていられるから
そんなに長く生きたくないや、と笑う君に
同じ真ん中を見つけたから
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