承認欲求
笑った方がいいよ、なんて耳障りのいい言葉で踊った
本当の感情なんて 一体どこにあるのだろう?
あたしには何の価値がなくて 居場所もない
どこに向かえばいいのかもわからなかった
空っぽなあたしを 誰かの温度で満たした
この夜が明けなければ よかったのに
呆れるほど求める 不幸の味
白んだ空に 浮かぶ嘘の煙
認めてもらうことでしか あたしは救われない
罰ならすでに受けている これ以上どうしたらいい?
どこか満たされないままで 通り過ぎた事象
色も匂いもない世界で生きている気がしてた
空っぽなあたしを ここから救い出せるのは
たった1人あなただけだって わかってた
あなたの本当に触れるのが怖くて
顔のない誰かで 満たしていた
あたしが言葉を紡ぐことも 歌を歌うことも
全部あなたに向けていたはずなのに
あなただけには触れられなかった
満たされたら終わりなのか
終わりのない欲求なのか
いつまでも満たされない幻を
愛おしそうに抱え続けている
答えは全てあたしの手の中にあったのに
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