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#38 愛を生み出し、ラスボスと対峙する年

みなさま、あけましておめでとうございます。一昨年9月に結成し、昨年4月に活動を開始したしあわせ探求庁も、活動2年目を迎えました。昨年末には初めての著書の出版、対面イベントの開催と活動の幅を広げることができました。今年もさらに先へ進んでいきたいと思っています。今日は、しあわせ探求庁とメンバー二人の「新年の抱負」について対話しました。
 メンバー2人が実際に対話した記録を記事として毎週水曜日に投稿、導入部分は2人によるトークでお届けします。再生ボタンを押して放送をお聴きいただけると光栄です✨(ヘッダ写真は伊勢神宮内宮御正宮前)


〜 以下の記事は、上の stand.fm 放送の続きです 〜

新年の抱負はどうやって決める?


美織さんは以前、新年の抱負を5マス四方のビンゴ形式にして、一年が終わる時にビンゴが達成できているかというのを楽しみにしていると話していましたね。2025年の抱負もビンゴにしましたか? 僕も美織さんから聞いて面白いなと思って、作ってみました。

作りましたよ。私の場合は、真ん中はいつも「健康第一」です。2024年はデンマークから戻ってきた後、転職と引越しという二大イベントがあったので、その他の少し小さめの目標があまり達成できませんでした。例えば、ジムに通って運動をするとか、宮崎に旅行するとか。

僕も2024年は、ドイツの大学からオランダの大学に転籍して、新しい環境で仕事を始めるという変化の年でした。大きなことばかりを目標にすると達成が難しく、「進めている感」が得にくいので、大小の目標を混ぜて進みたいですね。

2024年と2025年のテーマ


透さんは新年を迎える時、「今年のテーマ」って決めますか? 私は毎年決めるんですけど、2024年のテーマは、「私のままで、変わっていく」だったんです。デンマークでの生活が「自分が自分を好きでいられる」環境でとても心地よかったので、その状態を維持しながら新しいことにチャレンジした年でした。

「心地よさ」を重視するその考え方については、しあわせ探求庁の記事のみならず、個人の note 記事でも何度か書いていましたね。今年は「私のままで」とは違った心持ちになりそうな感じですか?

昨年は、「人は人、自分は自分」という感覚が行動のベースにあったので、言い換えれば自分の今現在の状態に満足していました。大学を卒業した直後には、「この人のこんなところが素晴らしいから、自分にも取り入れたい」とよく思っていましたが、その頃の感覚を懐かしく思い出している自分がいます。昨年の「自分は自分」思考は一旦休憩して、今年は少し柔軟に考えていきたいなと思っています。

なるほど。僕は記憶の限り高校生の頃から、自分のやり方だけで進んできた人生でした。「周囲がどうしているか」は気に留めずに、自分が正しいと信じてやりたいと思うことをやってきましたね。でも50歳を過ぎた頃から急に、「それだけでは人生の幅が狭まってしまう」と感じるようになりました。友人に勧められたことは、自分の気が進まなくてもやってみようと思うようになったんです。
 「人は一人一人違う」のはその通りとして、同じ人間なので全く違うわけではないはずです。むしろ今年は、「みんなが楽しんでいることは、自分にとっても楽しいはず」と考えてみようと思います。

その意味では私たち二人とも、「心地いい自分のままで」から少し一歩踏み出して、大きな世界にしあわせを求めに行く年になりそうですね。これまでは透さんと私は考え方も生き方も対照的でしたが、2025年は似た目標を掲げて進む年になるかもしれませんね。

2025年の抱負〜美織の物語


そんな美織さんの2025年のテーマを、ぜひ聞かせてくださいよ。転職や引越しという大イベントを終えたので、いろいろなことに労力を割けそうですね!

私の2025年のテーマは、「愛を生み出す側になる」です。言葉から直接連想されるようなイベントと直接の繋がりはありませんが、受身ではなく生み出す側になりたいという意味で、その思いは個人の note でも記事にしました。「人は人、自分は自分」と完全に分けてしまって自分の現状に満足してしまうのではなく、自分ができることをして人に関わっていきたい、と思う自分がいます。

いいですね。その「愛を生み出す側になる」を具現化する部品としては、どんなものがあるんですか? ぜひ聞きたいです。

しあわせ探求庁の目標としては、昨年末に対面イベントとして行ったワークショップを参考にして、有料のオンラインコミュニティを立ち上げることですね。仕事でも一つ、チャレンジしてみたい内容があります。個人の目標は次の通りです。

ジムに通って定期的に運動をする
新潟の「長岡まつり大花火大会」を観にいく
宮崎県にステイする
各地にある「まちライブラリー」に行く
ヨシタケシンスケさんに会う
たきびをする

2025年の抱負〜透の物語


次は透さんの番ですね。透さんも私と似て、転職と引越しは昨年終えたので、今年は腰を据えて大きな目標に向けて進める年になるんじゃないですか? テーマやその部品について考えていたらぜひ教えてください。

僕の2025年のテーマは、「ラスボスと対峙する」です。僕の場合、仕事である研究活動や、ライフワークとして取り組んでいるしあわせ探求庁の活動がうまくいく条件として、二つのことが必要と感じていて、それがうまくいっていないと仕事もライフワークも停滞してしまうことを昨年学びました。つまりその二つの「ラスボス」と向き合って自分なりの解決を図ることが今年のテーマです。

先に進む時に通らなければならない関門に立ちはだかるラスボスが二人いるんですね? 具体的にはどんな内容なんですか?

それは、「旅」「音楽」の二つです。どちらも大好きなことに違いないのに、ここしばらく、「旅」も「音楽」も全く楽しめなくなってしまいました。今年は早速3月にアイルランド出張が決まり、オランダ国外に出ることも多くなりそうです。自分が楽しめる旅のスタイルを見つけて、同時に何より大好きな楽器に触れる時間を増やす年にしたいと思っています。
 「旅」と「音楽」を楽しめるようになれば、仕事としあわせ探求庁の活動は自然とうまくいくように感じています。そのテーマを具現化する部品は、次のような内容ですね。

自宅近くの音楽スタジオに通って、サックスとフルートの練習を再開する
今練習しているピアノ曲『Etude』を最後まで弾けるようになる
5本目の小説を書いて、3月31日締切の新潮新人賞に応募する
アドルフ・サックス生誕の地、ベルギー、ディナンを尋ねる
カミーノ・デ・サンティアゴの「ポルトガルの道」を歩く
ハーフマラソン自己ベスト(1時間49分5秒)を更新する
オランダ、デルフトを訪ねてデルフト焼きの絵付け体験をする
たきびをする

2025年は「人生の赤い糸」が合わさる年


しあわせ探求庁では、note のランディングページでも、昨年末出版した本の表紙でも、「人生の赤い糸」をデザインのモチーフにしていますよね。人生には上り坂も下り坂も、びっくりするような宙返りもあるという思いを形にしたものですが、2025年は透さんと私の「人生の赤い糸」が、めずらしく合わさる年になりそうですね。

カバー・表紙を左右に貫いているのが「人生の赤い糸」

そうですね、美織さんと僕は性格も対照的で、何の話をしても意見が違っていることが多かったですが、今年は一緒にバッターボックスに立つような感覚がありますね。月や惑星の位置が数年や数十年に一度一直線になる時があるように、今年はいろんなことをする好機となる年のように思います。

今透さんが言った「いろんなこと」には、しあわせ探求庁が考えている大きな目標が含まれているのですが、今はまだ具体的にここで発表する段階ではないんですよね。今年のいつか、みなさんに「しあわせ探求庁が〇〇します!」と発表できる日を夢見て、日々進んでいきたいですね。

大きな目標と小さな目標を


そうですね。でも、大きな目標に向かって歩むだけだと、時に疲れてしまいますね。小さな楽しみも混ぜながら進んでいきたいです。美織さんはなにか手軽な、「じゃあ、今度の週末にやろうか!」って実現できるような夢、何かありますか?

あります! 私は、ミスタードーナツが店舗限定でやっている「ドーナツポップ詰め放題」をやりたいです! やっぱり食べ物ですね。透さんは何かありますか?

僕はサーティワンアイスクリームで3段重ねの「トリプル」を食べてみたいです。昔から憧れていて、でもなんだか親に買って欲しいと頼めなかったものですね。あとは、「たきびをする」が両方のリストに入っているので、たきびを囲んでしあわせ探求庁の話をする時間を持ちたいですね。たきびは手軽にできそうです!


二人とも食べ物関係で、なんだか似た「小さな夢」ですね。やはり今年は同じ方向を向いて進んでいく年になるのかもしれませんね。今年もどうぞよろしくお願いします! たきびもいいですね。

こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。しあわせ探求庁は今年も新しいチャレンジを続けていきます。予定通りオンラインコミュニティを開設した折には、みなさんのご参加をお待ちしています✨

「 今ここで、しあわせを繋ぐ意味がある」〜 しあわせ探求庁でした。
今後は、新たな挑戦のための活動時間を得るため、記事の配信を二週間に一度にします。次回は1月15日水曜日にお会いしましょう!
(2025年1月1日)

しあわせ探求庁|Shiawase Agency
  日本支部:成江 美織
  (miori @しあわせの探究
オランダ支部:佐々木 透
  (ささきとおる🇳🇱50歳からの海外博士挑戦
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