お花を贈ってくれた仲間の思いに涙
先日、心理学の学びの講座受講中、
小さい頃の自分の写真を探していたら、
2カ月前に他界した
父が写っている写真を見つけて
父のことを思いました。
四十九日を終えて、寂しさもありましたが
無事終わった安堵感も、心のなかにじんわりあります。
そんな思いを抱えていたとき、
玄関でピンポンが鳴り、出ていくと、
荷物の配達のようでした。
何だろうと配達員さんから受け取って
箱を見ると
お届け物は、お花だったのです。
いつもなら、荷物は後で受け取ろうと思うのに
その時は「行かなくちゃ」と呼ばれた気がしました。
箱を開けると、メッセージカードに
共に学んだ仲間の名前がずらりと並んでいたのです。
私はとても驚きました。
なぜかというと、仲間は、関東だけでなく
アメリカや奈良と
遠く離れている人もいるからです。
ドキドキしながら講座を最後まで受けて
終了後に、箱から出して
お花のアレンジメントをよく見ました。
思ったよりも大きくて驚き、
思わず「わぁー!」と歓声をあげ、
次に、綺麗な色のお花を見て
「なんてきれいなんだろう!」と
ため息を付き、
リビングに入ってきた息子にも
興奮して、
「素敵なお花でしょう」と声を掛けました。
そして何より色合いと
お花の見た目が可愛らしくて
嬉しくなり、くるくると鉢を回して
なんのお花が入っているのか一つ一つ見てみました。
わたしが大好きな淡いピンク色の薔薇、
濃い青い色の実がきれいなビバーナムティナスベリー。
(名前が分からず調べました^^)
薄緑色の丸い葉がかわいい植物や
ひだの折り重なる上品なケイトウ、
爽やかな香りがするハーブ。
質感が面白くおしゃれな形の黄色いお花と小さな黄色い実。
1つ1つがわたしの好みにぴったりで、
感動したのです。
淡い色合い、薔薇、可愛い小さな実、
黄色いお花、緑の丸い葉もすべてがまとまっていて
とても綺麗でした。
お花が好きで、
写真をFacebookに投稿しているのを
仲間がいつも見てくれて、
わたしの喜ぶ色や好きな種類のお花を
選んでくれたのかなぁと、嬉しくなりました。
一緒にカードが添えられていたのですが、
神奈川や東京の仲間だけでなく
アメリカから帰国した仲間も
メッセージを書いてくれていて
遠い所に住んでいる仲間の分は
まとめてくれた子が代筆してくれたとのことでした。
みんなのメッセージが、1つ1つ
心が込められていて
本当に嬉しくて
何度も何度も読みました。
一緒に学んだ講座は、対話が多かったので、
様々なことを語り合いました。
いつもいつも話しているうちに
家族の問題のことばかり話してしまうわたし。
そんなわたしの話を
いつも仲間たちは、じっくりと聞いてくれました。
子どもたちのこと、親の介護のこと
夫婦関係のこと。
どうして認定講師になろうと思ったのか。
わたしは家族の問題を解決したくて
講師になろうと講座を受けたので、
家族の話ばかりしていました。
父の介護で困っている話も
何度も仲間たちに相談しました。
今回、わたしが父とのお別れで
悲しんでいることや、
強みの講座を開催するために
頑張ってきたことを
みんなが応援してメッセージを書いてくれました。
学ぶ前のわたしは
受け取り下手だったので、
こんな素敵なお花を頂いて
申し訳ないと先に思ったかもしれません。
強みや心理学を学んで
このままのわたしでいいんだ
良いところも悪いところもあって良いんだ
そう思えるようになったら
自分自身を認められるようになり
仲間からの言葉や贈り物も
受け取れるようになりました。
わたしがお伝えしている
「性格の強み」が分かると、
自分に自信が持てるようになって
自分の悪いところや弱みが気にならなくなるんですよね。
良いところも悪いところも
丸ごとわたしなんだと思うことで
自分を認められるようになるのです。
強みの講座では、
強みに関しても受け取り上手になれるように
工夫してお伝えしています。
お花も素敵でとても嬉しかったのですが、
カードをみんなでリレーして
メッセージを入れてくれた
仲間の気持ちがとても嬉しくて
父とのお別れでは泣かないようにしていましたが、
涙があふれてきました。
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