愛情が伝わらない???
こんにちは。
強みコーチ、ポジティブペアレンティングコーチMinaです。
思春期娘とのバトル
最近、夫が娘と色々なことを話すたびに、何故か言い合いになります。
そのたびに、止めに入り、「言い方を変えようよ。」と夫に伝えて、良い関係づくりに努めてきました。
でも、最近、私も同じように言い合いになってる???
と気付いたのです。
あれ~?「私の事は信頼している。」と言われてきて、安心しきっていたけど、出来てなかったかなぁ?
ほんとうにちょっとしたこと。
「早く寝ようよ」という一言から、何故か対立が生まれて、
「責めないで。今からやろうとしているのにやる気が無くなる!」と言われるようになっていました。
「わかりあえない」を越える の対話会
今日、『「わかりあえない」を越える』の対話会に参加してきました。
『「わかりあえない」を越える』はマーシャル・B・ローゼンバーグ博士の著書「PEAK PEACE」を翻訳したものです。
今回は、訳者である今井麻希子さん、安納献さんのオンランでお話を聞けるという貴重なイベントでした。
以前、Ari's Academia の中で読書会に参加したNVCがとても良かったので、『「わかりあえない」を越える』は学び仲間と読書会をして少しずつ読んでいます。
印象的だったこと
お話は心に響くものが多かったのですが、その中でとても印象的だったのが、「ロシアとウクライナ」や「日本とアジアの国の問題」といった国の対立についてどう考えるのか?という質問の答えでした。
自分と考えが違う相手に対してどのように考えていったらよいのか?という質問でもありました。
戦争についてや色々な国の問題について考えると「辛い」とか「悲しい」とかそういった気持ちがある。それをどんな風に捉えたらよいのか?
その質問に対して、安納さんが、
「他者の中で何が息づいているのかを考える前に、そのことで辛い思いをしている自分の中には何があるのか、何を大事に思っているのかを、まず、考えてほしい」とおっしゃっていました。
それを聞き、自分自身を振り返ってみると、私も対立している相手の気持ちを無理に感じようとしたり、つい、対立している相手に自分の考えをぶつけてしまったり、問題が誰にあるのか見極めようとしたりしていました。
そうか。自分が何を大切にしているのか、考えてみよう。
新しい発見でした。
安納さんが続けて、
「何を大事に思っているのかが分かれば、どういう世界を自分がつくりたいと思っているのか、イメージができて、自ずとそこから出てくる行動は攻撃的なものではなくなる」
衝撃でした。
本も読んでいるのに、理解が足りなかった。
NVCを学び、夫にそれを伝えようとそればかりが気になって、伝えることが目的になっていたことにも気付きました。
私たちは何を伝えたいのか?
子どもには幸せになってもらいたい。
親なら皆、そう思うはず。
しかし、問題があると思った場合には、相手自身に問題があると思って正そうとしたり、責めたり、コントロールしようとしてしまう。
自分自身の中にどんな思いがあるのか?
根底に何があるのかじっくり考えて、感じて、
子どもたちに対して愛情がある事を伝えていきたい。そう思った。
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