いつの間にか…

こんにちは。
強みコーチ、ポジティブペアレンティングコーチMinaです。

先日は、娘のことを書いたので、
今日は息子について　ふと思ったことを書いてみる。

◇眠ってばかりいる息子のはなし

高校生の息子は、中学生の時に体調を悪くして学校へ行けなくなった。

すごく悲しくて本人以上に悲しみ、怒り、嘆き、ため息もつき、
きっと今まで生きてきた中で一番、負の感情が出た３年間だったと思う。

その間、半分くらい、本人はずーっとベットで眠ってばかり。
それもまた、悲しくて仕方なくて、
胸がざわざわした後に、いつも頭を撫でていた。
頭を撫でるとわたしの心がなぜか少し落ち着くのだった。

ただ、眠っているだけなのに、どうしてこんなに悲しくて苦しいんだろうって思っていた。

◇「最近、元気だよね？」と言う質問って変？

最近、ふと、「前よりも元気そうに見えるよね？今はどんな感じなの？」と聞いてみた。よくよく考えると変な質問だけど💦

以前は少し出掛けると具合が悪くなる。
行きたいと出掛けた場所に行けずに帰るなんて当たり前だったから。

◇息子の外出は制限付き

ウルトラマンまでいかないけど、お出掛けは制限つきだった。
「もう帰りたい」と言われたら、一緒に帰るか別行動するか、すぐに決める選択肢はそれだけ。

わたしの理想
①本屋さんへ行って、
②買い物して、
③一緒にご飯食べて帰ろう！と私の頭の中で考える。

現実の行動
　息子を連れだし(連れ出すまでも時間がかかる)
①本屋さんで買い物する
②５分で本を選び、すぐに帰りたいと言う(わたしの本は決まってない)
③鍵を渡してひとりで帰ってもらい、わたしもひとりで買い物して帰る。

だいたいこんな感じに短縮。そしてすぐに部屋に戻ってしまう。

はじめの１年目に、北海道旅行にも連れて行ったのだけれど、
(今考えたらどうして連れて行ったのか？だけど…)
車で寝ていることが多く、感想を聞いても「記憶にない」と言うほどだ。

頭痛と腹痛がしょっちゅうで、長時間外にいると疲れてしまい、
外出できる日とできない日があった。

◇買い物する時間が長くなってきた

最近、病院へ行って、買い物して、ご飯を食べて帰ってくるということが１カ月に１回はできるようになり、週末も買い物してご飯を食べて帰ってくることもできるようになってきた。

だいぶ遠回りしたけれど、
それで、さっきの質問を息子にしてみたのだ。

わたし「前よりも元気そうに見えるよね？今はどんな感じなの？」

息子「最近、具合悪くならないんだよ。」

わたし「前に話していた、だるいのは？」

息子「最近なくなってきたよ」

わたし「そうなんだ！よかったね～♡」

書いてみて本当に大した話ではないのですが(笑)

よーーーーーーーーく考えたら、
いや、よーく考えなくても、わたしには本当ーーーーーーに嬉しい話♡

まだいろんなことができないし、学校も登校できていないけれど、
まずは健康が一番だと思うから、元気な時間が長くなったことが何よりも嬉しい！！

◇何をしたから変わったんだろう？

いつの間にか元気になっていたんだ～！と嬉しかったけど、
何をしたのか？といっても、はじめに体調が悪くなってから
もう３年も経つ。

①単純に「時が解決した」…これが１番大きい？

②わたしと夫が変わった…今朝、夫と話をしたのだけど、子供の強みを伸ばすために「何ができるか？」を話し合った。そういう会話が以前はできなかったけど、普通にできるようになっていた！夫婦で最近意識しているのは「心理的安全性を高めること」

③子どもの力を信じるようになった…正解じゃないかもと自信がなさそうな息子にずっと伝えていたのが、「間違ってもいいから話してみて」「どう思ったの？」

◇邪魔をしなければ子どもは勝手に成長していく

わたしたちは、やっぱりたいしたことはしていないかも。
前に間違っていたことをしていたことを認めて、それをしないようにしようと決めたことが一番大きいのかもしれない。

前に受けた講座で衝撃的だったのは、「邪魔をしなければ子どもは勝手に順番通りに成長していく」というもの。

問題行動があった時、必ず親のせいなわけではないけれど、温かく見守り、子どもが挑戦できる環境を作っていきたい。

長くなったから、また、次に続きを書こうと思う。。。

誰もが幸せに成長できる 心理的安全性の高め方