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カラダから学ぶ問題解決の方法:「あり方」と「使い方」

こんにちは。天道です。
今回は、カラダから学ぶ「あり方」と「使い方」です。

カラダだけでなく、「幸せになる」「生きる」にも使える考え方ですので、どうぞ最後まで読んでみてくださいね。

身体の「あり方」と「使い方」

私は空手の愛好者であり、気功整体の施術者でもあります。
もともと、空手での体験が気功整体のキッカケになったのですが。

そうした身体を通した体験の中で、身体から学んだことが、たくさんあります。

そしてそれは、身体のことだけでなく、「幸せになる・生きる」にもたいへんに有効なものばかりでした。

気功整体を通して身体から学んだことの一つですが、
健康は「身体のあり方」と「身体の使い方」の二つからなっているということです。

注意としては、「あり方」と「使い方」が別々に存在しているのでなく、これらが車の両輪のように不可分で、互いに影響し合っている(相互に規定し合っている)ということです。

わかりやすいと思うので、ここでは簡単に「姿勢」を例にとります。

施術初回の方に、「正しい姿勢」をとってもらうと(施術前にです)、非常に窮屈に感じるはずです。

施術後に同じ姿勢をとってもらうと、施術前よりも楽に正しい姿勢がとれることに気づいていただけます。

これは、施術によって身体の「あり方」が変わったからです。

2回目以降は、施術による進捗と同時に、クライアントさんご自身が「正しい姿勢」を意識し、身体にそれを覚えさせていくことになります。

「正しい姿勢を身体に覚えさせていく」のが、「身体の使い方」なのです。

「正しい身体のあり方」が「正しい身体の使い方」を可能にしてくれるわけです。

そして、「あり方」が「使い方」にいい影響を与えるのと同様に、逆に「使い方」が「あり方」にいい影響を与えていくことになります。

そしてそこに循環が生まれ、その循環がますます「元の望ましくない状態に簡単には戻らない身体」という「結果」を実現していくわけです。

「あり方」が間違っていると、いくら「使い方」に気を配っても限界があります。

これは、いくら「健康法」に飛びついてもちっとも健康になれない方の多さが証明していると思います。

「あり方」が変わらない限り、いくら「使い方」に走っても無駄なのです。

また、「あり方」をいくら良くしても「使い方」が間違っていると健康にはなれません。

それが「あり方」と「使い方」ということなのです。

「カラダに訊く」というのも、正しい「あり方」のカラダに訊くのでなければ、答えが間違っていることもあり得ます。誤作動を起こしているカラダにいくら訊いても正解は得られないでしょう。

「自分自身」にも「あり方」と「使い方」がある

さて、ここまでカラダの「あり方」「使い方」を述べましたが、さきほど申した通り、これは「幸せになる」「生きる」上においても同じです。

たとえば、「自分自身」の「あり方」と「使い方」です。

自分自身の「あり方」が間違っていると、その「使い方」をいくら工夫してもうまくいかなくなります。

また、「あり方」に問題がなくても、「使い方」を間違えていると、これもまたうまくいきません。

何かがうまくいかない場合、問題は「あり方」なのか「使い方」なのか、それともその両方なのかを見極めることが大事です。

注意すべきなのは、自分の「あり方」に問題があったとしても、「だから自分はダメなんだ」のように自己否定に走る必要はまったくないということです。

じゃあ、「あり方」のどこが問題なのか、それを改善するにはどうしたらいいのか、が重要なわけです。

たとえば、仕事がうまくいかない場合、「自分の価値の出し方」(使い方)に問題があったりもするのです。

この場合、「自分に価値がない」(あり方)と勘違いしないことです。

先ほど、正しい身体のあり方が正しい身体の使い方を教えてくれると申しましたが、「あり方」が正しいと、「使い方」も自ずと「正しい使い方」になってきます。

このように、「あり方」を変えてしまった方が速い場合が多いのです。
自分の「あり方」が変わることで、すべてが変わるものです。

私の気功整体の例でいえば、まずは身体の「あり方」を変えることが先決で、そのための方法が気功整体ということになります。

以上のように、何かうまくいかない場合は、それは「あり方」の問題なのか、「使い方」の問題なのかをまずは考えてみてください。

具体的に、じゃあ「あり方」をどのように変えればいいのかは、当【しあわせラボ】で順次扱っていく予定です。
また、それも含めて電子書籍にまとめたいと思っています。

まとめ

  • 身体の健康は、身体の「あり方」と「使い方」からなる

  • 「自分自身」にも「あり方」と「使い方」がある

  • 「あり方」が変わると「使い方」は自ずと変わる


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