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言葉にできない、そんな夜。#30[6/20放送分]
前回放送分はこちら↓
(※本記事は最新回ではありません)
当記事ではEテレの番組「言葉にできない、そんな夜。」について書いていきたい。
この番組では、上手く言語化できない瞬間をどう言い表すか模索していくが、それに倣って私も各テーマの言語化を試みるものである。
なお、番組の詳細については公式ホームページをご覧いただきたい。
1. 仕事で叱られたとき
呆れたような声を聞く度に、胸がぎゅうと潰されて何も考えられなくなる。
泣きそうな心を奮い立たせながら、社会人の皮をなんとか保てるように踏ん張り続けている。
ゲストの皆さんと同様、私も脳がフリーズしてしまうタイプなので、そこを表現してみた。
きっと怒られるときは、耐えられない悪意や敵意から身を守るために心が固まってしまうのだろう。
ゲストの皆さんが言っていた「怒られているときに音が分離して聞こえる」というのは、おそらく解離だろう。
昔、カウンセラーの先生に「健康な人でも解離は生ずる」と教えてもらった。
紹介された中では、怒髪天の増子直純さんの文に励まされた。
ミスキャスト
そもそも円く空いた穴を
三角形の俺で埋められる道理がないのだ。
お互いに残念でした!
ちょうど自分の進路について考えていたが、今の仕事は円で、私は三角形なんだと気付かされた。
無理に今の仕事に戻らなくていいんだ、と気持ちを楽にさせてくれた。
弊社、お互いに残念でした!
2. リュックが開いている人を見たとき
どうしようかな、と迷う一瞬でいなくなってしまう
私は人と話すのが苦手だから、どうしても迷いが生じてしまう。
その迷っている瞬間に、大抵相手がいなくなってしまったりする。
私自身は子供の頃からうっかりさんだったので、リュックが空いていたりしてよく周囲の方に教えてもらって助けてもらっていた。
桐山照史さんの言うようにブーメランになると思うので、そんな場面を見かけたら迷わず声をかけられる自分になりたい。
3. 雨が降っているとき
窓際で耳をすましていると、しとしと、ぱらぱらと雨音が聞こえてくる。
それが心地よくて、私は身を任せようと目を閉じた。
雨音のカーテンの向こう側から、かすかに遠雷が聞こえた。
小さい頃、窓際で雨音を聞いていた思い出を書いてみた。
紹介された中では、二葉亭四迷の雨の表現が素敵だった。
小雨が忍びやかに、
怪しげに、
私語するように
パラパラと降ッて通ッた。
小雨を「私語」と表現するだなんて、美しすぎる。
二人の逢い引きを雨がひそひそしながら見守っていると考えると、二葉亭四迷の表現力に脱帽する。
次回以降も記事作成が間に合っていないので、リアルタイムでの投稿ができないかもしれないが少しずつ投稿していきたい。
今日もこの番組の放送があるので、楽しみに待ちたいと思う。