会話の重要性
私が取締役に就任し約2週間が経過した。
就任して早速悩み事が発生した。
それは、「年齢が上の部下が文句ばかりで言う事が聞かない。」という事だ。
こういったケースは、大企業であればよくある事ではあると思うが、私の会社は正社員50人規模の会社でこれまでそういったケースはなく初めてのことだった。
おそらく、年下に抜かれ気を損ねているのであろう。
細かいことに片一方の立場でいちいちケチをつけてくる。
正直、指揮を取る上でとてつもなくやりずらくこちらも感情的になりそうな時もある。
だが、この短期間ではあるが、なんとなく適切な対処法がわかった。
それは、「会話をする事」だ。
もちろん、人によって対処方法は違うと思うが、めんどくさければめんどくさい人ほど会話をする事が大切だ。
会話の種類は、2つの種類がある。
1.問題が生じた(文句を言われた)時の会話
まずは、「問題が生じた(文句を言われた)時の会話」について解説していこう。
問題が生じた(文句を言われた)時の会話の際に大事なポイントは、
「目的に対してロジック的に会話をする」
事である。
以前の投稿した通り、物事はロジック的に考える事、話す事が大切である。
それにより一方的な意見、感情的な意見は絶対になくなるはずだ。
また、さらに重要な事として目的を絶対にブラさない事だ。
例え、圧をかけられたり、目的とは違う事で言い寄られたりしても必ず「目的は何か」という事に会話を戻し話を続ける事。それが最大のポイントだ。
そのポイントさえ押さえ辛抱強く会話をしていれば、相手も納得せざる追えなくなり必ずいう事を聞いてくれるはずだ。ただ、相手側の意見が正しい場合もあるので、そういった場合は「素直」に意見を取り入れることも大事だろう。
2.日常の会話
「問題が生じた(文句を言われた)時の会話」をしっかり行いながら、行うべき会話は、「日常の会話」である。
「日常の会話」は、なんでも良い。ただ、「日常の会話」で押さえておくポイントとしては、
「仕事以外の会話で仕事での関係性の感情は全く乗せず会話する」
事である。
仕事以外の事を話す事、特に相手に興味のある事(スポーツやテレビの話等)を話す事でその時は相手の感情は、確実に落ち着く。
そして、最重要ポイントであるのがそこで仕事の関係性での感情は絶対に入れず、いくら数時間前まで仕事の話で激しい議論をしたとしても何事もなかったように振る舞う。
それを繰り返すことで、自分の立場としての人間が確立しどんな場面でも指摘をしやすくなる。
また、それをロジック的に会話をすることで仕事自体も信頼されやすくなるのだろう。
誰でも年上の人から色々言われたりしたら、会話を避けてメールにしたり、日常の会話すらしたくないという感情になってしまったりもする。
ただ、それを逃げずに真正面から会話をすることが重要なのだ。会話をすることでその先の未来が変わってくる。嫌な事、困難な事に立ち向かう事が、会社、社員を守り、道を切り拓くことだと私は思う。
まだ実践中ではあるが、この2点を意識し行動し始めてから少しではあるが効果があると感じている。
みなさんもそういった場面があれば、是非一度実践してみてほしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?