【SHE Engineer/PdM Interview #1】多様な企業を見てきたエンジニアが目指す理想の”開発者体験”とは
こんにちは!SHEで採用ライターをしている小溝です。
1年で組織規模も倍になり、現在130名を超える組織となったSHE。その中でも今回はエンジニア・PdMとしてSHEにジョインしてくださった方々にフォーカスを当て、リレー形式で紹介をしていきます。
プロダクト組織も拡大している中ですが、「SHE×エンジニア」「SHE×PdM」のイメージを持ってくださっている方はまだまだ少ないのではないでしょうか?
しかし、SHEのエンジニア・PdM組織は1年で約3倍になり、大きな組織となっています!今回からの記事のリレーでは、エンジニアやPdMの社員の思いを発信し、多くの方に知ってもらいたい。そして仲間を増やしていきたいと思っています。
これから2週間〜3週間に渡り、直近で入社された6名をリレー形式でお届けします!
今回は1年半ほど副業で関わってくださっており、正式に2023年6月にジョインされた、ソフトウェアエンジニアの溝上竜太郎(みぞかみ りゅうたろう)さんです!
SHEではどのような仕事をしていますか?
主に SHElikes のシステムを開発しています。受講生向けのマイページや運営側のシステム構築がメインです。新機能よりも、既存機能の改善・強化を行う開発が多いですね。
開発チームでは、チームで円滑に開発を進めるためのフレームワークである「スクラム」を運用しています。自分のチームは業務委託のメンバーを含めて、PdM1人・スクラムマスター1人・開発者4名です。みなさんスクラムに詳しいので、意思疎通がしやすくて頼りにしています。
SHEに入社した決め手は何ですか?
副業としてジョインしたきっかけは、昔一緒に働いていた心から信頼している阿部雅幸さんがSHEに所属していたことです。初めは「声をかけていただいて嬉しい」という気持ちが大きかったのですが、話を伺うなかでSHEのプロダクトをもっと良いものにしていけそうだと感じました。
自分が培ってきた知識を活かして、技術的に今よりも良いプラクティスを導入したり、複雑な処理をシンプルに再構築したりできそうだなと思えたんです。自分の力が発揮できる環境で、挑戦してみたいと考えていました。
正社員になりたいと思えたのは、SHEのメンバーがいい人ばかりだなと実感したからです。覚えているのは、副業時代にあるシステムを実装した時、メンバーが「かみさんが担当してくれました!」と名前を言って周知してくださったこと。HRT精神(謙虚・尊敬・信頼)に溢れているなと思いました。人を大事にしながら働きたいと考えている自分にとって、SHEのメンバーの思いやりがあるコミュニケーションは本当に唯一無二だと感じています。
何よりSHEのメンバーは、Visionである「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を創る」を体現している方ばかり。前向きで、技術力が高く、未経験の技術の吸収力も高いSHEの開発チームに入社したいと思いました。
SHEにジョインして驚いたことはありますか?
社員に対する教育システムが本当に充実していることです。入社前に事前の宿題があったり、事業やプロダクト、ユーザーを知れるプログラム、入社後2ヶ月並走してくれるメンター制度などこれまでで一番充実していたと言っても過言ではありません。
SHEでは、独自の「最高価値・呪いワークショップ(*1)」という機会があります。また、自身のVisionを考えプレゼンをする「Visionプレゼン」を全社総出で2〜3ヶ月かけて進めるなど、自己を理解しSHEのVisionを体現していくため、会社がサポートしてくれます。
開発目線で言うと、開発全体、プロダクト、経営など、様々なレイヤーで開発メンバー全員が情報を同期する機会があるのが新鮮でした。前職では自分が所属する開発チーム以外のレイヤーで、情報を同期するような機会はあまり頻繁ではなかったので驚きでした。
「Techよもやま(*2)」「プロダクト経営よもやま(*3)」「コアメン会(*4)」など、リモートでフラットに話ができる時間が多いなと感じます。月に一度、全国各地に住んでいるメンバーが集まる機会があるのも嬉しいです。
ビジョンにちなんで、入社後の“熱狂エピソード”を教えてください。
開発メンバーと協力して、e2eテストの遅さと不安定さの改善に取り組んだことです。方向性を話し合い、不安定なテストを改善し、テストの速度向上に挑戦しました。
結果、約1ヶ月でテストの精度はかなり安定し、e2eテストの速度が2倍以上向上しています。今後は今まで以上に、メンバーが開発に集中しやすくなるはずです。この経験から、自分は「開発者体験を良くする」ことに力を発揮したいんだなと感じました。
SHEのエンジニアとして働く意義は何ですか?
急成長しているサービスにおいて、持続可能な形でソフトウェアを成長させることにやりがいを感じています。
SHEはこれまでも急成長してきました。もちろん、ソフトウェアも一緒に成長してきましたが、システムそのものや開発面・運用面で改善できることは、まだあると思っています。成長すること・改善することで開発者自身が「楽しめる状態」をもっと追求していきたいです。それが開発者体験を良くすることですし、SHEのサービスを支える礎にもなると思います。
エンジニアとして働くうえで、大事にしている考え方を教えてください。
「Clean Cratmanship」という本に書かれている「プログラマーの誓い」が好きで、SHEに入社する前から大事にしています。
技術者としての倫理観やプロ意識、ソフトウェアを改善するために必要な思考と勇気がもらえるんです。毎朝、Slackの個人DMに通知されるようにしていますし、2週間に1回はメンバーも見えるチャンネルにも流しています。「プログラマーの誓い」を、自分からメンバーに誓うような心づもりで投稿しているんです。
最後に、これからの仲間へメッセージをお願いします。
SHEのソフトウェア開発や運用については、まだまだ伸び代が大きいと思います。ただ、答えがあるわけではないので、一緒に課題を考えて、一緒に解決していけるような方がいたら仲間になっていただけると嬉しいです。
ぜひ一緒に、開発者体験を良くしていきましょう!