もう5年も経ってしまいましたので、
2020年のパンデミック初年のできごとというのは
忘れてしまっている人も多いと思うんですが、
当時は、東京都や大阪府が感染源とされていたことから、
その周辺の都道府県との対立があって、
そのことが、翌年の2021年に、維新が擁立した斎藤元彦が、
兵庫県の知事に選出されることになったということで、↓
改めて、そのいきさつを振り返ってみたいと思うんですね。
まずは、感染源をめぐる対立。↓
吉村府知事と井戸知事のコロナ対策に関する評判。↓
前の兵庫県知事の井戸敏三という人は、
自粛には熱心な人だったみたいですね。
一方で、吉村知事は、
自粛に後ろ向きな人だったんですね。
最初の頃は、状況が違っていて、
国から交付金が出るまでは
そうでもなかったみたいなんですが、
協力金については、井戸知事の方が
出し渋っていたみたいですね。↓
ということもあって、
公明党からすると、
維新にすげ替えた方が都合がいい
というのはあったと思うんですね。
それでこの斎藤知事が当選した時の県知事選挙では、
自民党の国会議員が応援していたらしいんですね。↓
あと、この写真には何故か含まれていませんが、
公明党も自主投票だったみたいですね。↓
出口調査については、
たまにパソナの求人を見かけたりしますから、
調査結果には疑問符なんですが、
公明党が自主投票を呼びかけていたことは
事実みたいなんですね。
ふつうは自主投票じゃないとダメだと思うんですけどね。
2022年の尼崎市長選挙では、
維新の候補が落選していたんですが、
この時も創価学会が自主投票で、
対立候補に票が流れていたみたいなんですね。↓
この当選した松本市長を担ぎ出した前の市長の稲村和美が
今度の県知事選挙に出るらしいんですよね。↓
この人も気になるんですね。↓
こないだの都知事選挙でいうところの、
小池百合子と石丸伸二みたいなもんなんでしょうかねぇ。
経歴によると、ソフトバンクにいた人みたいですね。
で、話を戻して、2021年の兵庫県知事選挙なんですが、
斎藤知事の応援に入っていた自民党の議員団の
中心にいるのが菅義偉・前首相で、
この人は、創価学会とのパイプ役として知られている人で、
維新の議員なんかとも関係の深い人なんですね。↓
斎藤元彦は、選挙当時は、大阪府の職員でしたが、
元は、総務省(旧自治省)のキャリア官僚で、
菅義偉・首相(当時)ともつながってくるんですね。
自治省のエリート官僚の出世コースというのがあって、
そのゴールというのが、地元の都道府県で
知事になることらしいんですね。
当時の世論というのは、県知事選挙の時点では、
自粛する方に傾いていたと思うんですが、
創価学会員だとか、菅義偉の地元後援会の人たちというのは
今どき珍しく個人商店とか飲食店が多いそうで、↓
かなり露骨に抵抗をしていたみたいなんですね。↓
そんなこともあってかして、
ニュース報道でも、変な食い違いがありました。↓
まあ、頭にきていた人が多かったと思うんですね。
菅義偉内閣では、休業要請はほとんどなくて、
時短要請とお金配りでしたから、
前から流行ってなかった小さいお店は
すごい儲かっていたみたいですね。
しかし、そんなことで引きずり下ろすことはできませんから、
公用車の問題だとかで批判するしかなかったんだと思うんですね。
井戸知事からすると、
「20年間続けてきた中で、こんなことは初めてだ!
どうしてこの程度のことで!」
というのはあったとは思うんですね。
当時の安倍首相が、
健康問題を理由に途中降板されて、
菅義偉にバトンタッチしましたが、
コロナというのは、長い事やってた人たちにとっても
相当こたえた、ということなんだと思うんですね。