23.苗はどこで買う?野菜を育てるのに「種苗屋」を選ぶのがおすすめの理由。
こんにちは〜ラクです🤗
今日もお野菜のことを一緒に学んでいきましょう!
今日のテーマはコチラ🧅
「苗を買うのはどこがいい? 種苗屋を選ぶのがおすすめの理由」
こういったテーマで話をしていきたいと思います😀
前提と今日の話題です🫑
皆さん、春の野菜を育てる計画をそろそろ話し始めている所もあるでしょうか?
私のところも、来週の頭に栽培についての会議を設ける事になり、各クラス植えるものについて頭を悩ませているようです🙂
どんな野菜を作りたいか?の他にも、作った野菜を実際どう作って食べるのか?そんな「食育としての目的」を持つ方が、しっかり量も取れて無駄なく作れるし、たとえ失敗したとしても価値のある経験だよ、と僕からはいつも伝えています。(なんとなくアレコレ種類作っても少量しか取れないし、失敗した時のガッカリが大きいからという、僕なりの経験からくる理由です)
野菜の種類によって、「ひと苗からどれだけの野菜が作れるのか?」を知るのはとても大事です。ここ、意外かも知れませんがとても大事です(2回言いました😮)
作れる加減を知ることが、栽培の達成感への第一歩です。
小さなポイントが例え1点だとしても、幾つものポイントを知って積み重ねていくことで、他の所より10点20点分の高い結果を出せるようになります。
このブログを通して、ぜひ学んでいってください😀
それでは本題に入っていきましょう🍅
皆さん、「種苗屋」というのをご存知でしょうか?🌱🙂
「え?聞いたことないよ🤔」という方も多いかも知れません。
でも言葉の通りで、種苗とは野菜・花の種や苗のこと。それを売っているお店です。だから種苗屋です🌱
こんな感じの店ですね😀
一見するとお花屋さんにも似た雰囲気です。実際、お花の苗も売っている種苗屋さんが大半だと思います。ですが、ちゃんとこんな風に、、、
苗はもちろんのこと、、、
いろんな種類の種が置いてあります🤗
もしみなさんが住まれている所に、農地をよく見かけるのでしたら、必ずその地域には「種苗屋」があるはずです。
(興味がありましたら、Google map で一度検索するのもいいかと😀)
さて、前置きが長くなりましたが、みなさんは苗や種を買うときにホームセンターをイメージするかも知れません。最初に種苗屋を意識する方が少数派かな〜という僕の勝手な印象です(笑)その前提で今回は話を進めていきます😅
種苗屋にあまり馴染みがないのは僕が思うに、ここを利用されるお客さんが主に「農家」さんだからだと思います。
多くの家庭菜園の経験者は、種や苗をホームセンターで購入される方の方が多いかと思います。近くにどっちの店が多いですか?と聞かれたら、店舗の数や規模が大きいホームセンターでしょう🙂
今でこそ 苗=ホームセンター のイメージもあるようですが、そもそもホームセンターができ始めたのは1960年代の頃です。
じゃあ、それまで家庭菜園していた人はどこから買ってたの?というのが、
先ほど述べた「種苗屋」さんというわけです🌱
種苗屋は現代まで続く農家を支えてきた、いわゆる縁の下の力持ち。と言ったら、怒られるかも知れませんね😅(笑)。種・苗・農家、現在でもそれぞれが職として成り立っています。もしどれか一つ欠けても、美味しい野菜が僕たちの口に届くことはありません。種苗屋も農における主役です🥕
誤解のないようお伝えすると、僕はホームセンターで苗を買うのはダメだよ〜とは一切言ってません。
ホームセンターに良い苗はあります。これは事実です(良い苗がどんなのかは、また次回に投稿しようと思います)
では、なぜそれでも種苗屋の方をオススメするのか?
種苗屋を使うメリットを順番に解説もあわせて述べていきます。ぜひ参考にしてみてください😀
メリット1:良い苗が手に入りやすい
そもそもメリットにこれが含まれて無いと、種苗屋にいく意味がないので当然ですね(笑)
しかし、この場合の良い苗というのは少しニュアンスが違います。
僕としては次の2点が含まれてます。
・種苗屋は、良い苗を優先的に仕入れることができる。
・一度に仕入れる数を少量にすることで、良い苗を定期的に維持している。
種苗屋は歴史の長いお店が多いです。
中には明治、昭和の時代から続いているお店も珍しくなかったりします。そういったお店は特に種苗を扱う方からすれば「お得意様」です。なので、仕入れのルートや優先順位が確保されていることが多いです。
(ここでは「種、苗を作る会社」と「種苗屋」とは別に考えて述べています)
他のお店より、良い苗を優先的に回してくれるんですね😀
また、種苗屋の規模にもよりますが、一度に大量(何百何千)に仕入れることはあまりしません。
当たり前になりますが、苗はそのままでも生きていて、成長を続けています。
もし、苗が売れ残ると、そのまま成長を続けて「良い苗」を維持することが難しくなってきます。農家は苗に関してもプロです。「良い苗」しか選びません。
お店としては、常に「良い苗」を置いて置かなければいけません。当然、お店の人も苗を選ぶプロというわけですね😀
続いて2つ目のメリット
メリット2:苗に触れている回数が少ない
これは一見すると「???」な感じがするでしょうか?
ここで、みなさん考えて見てください。
自分が欲しいな〜と思った商品があった時、新品で買うでしょうか?それとも中古品でもOKでしょうか?
最近ではネットオークションやネットフリマが浸透してきてますが、新品の方がいい❗️という方、結構多いんじゃないでしょうか?😀
では、なぜ新品の方がいいと考えるのでしょう?
おそらくこうだと思います。
・傷がついていたらイヤ。
・傷んでいたら、ちゃんと使えるか不安
こんなところだと思います。
さて、なんとな〜く気づいた方も出てきたでしょうか?🙂
苗を買う場合は、こんなリスクが潜んでたりします。
・不特定多数の方が、苗に触れていると、実は傷んでいる場合がある
これは、誰かの爪で傷ついたり、何度も苗に触れることで茎や葉っぱが傷んでいる可能性があるからと言われています。
せっかく買っても、そこが原因で病気になったら元も子もありません。
ここでもう一度。
農家は苗に関してもプロです。
自分が信頼できると思った場所で、苗や種を買います🤔
そこにはこう言ったこともリスクとして考えているからなんですね。
最後に3つ目
メリット3:野菜の品種について、詳しいアドバイスが聞ける
例えば10年くらい昔、こんな事例がありました。
「ラクさん、なんか珍しいナスってあるらしいね🍆」
「ナスはいろんな種類がありますよ🙂」
「じゃあ、なんでもいいからさ、苗を買ってきてくれる?」
こんな感じで、何かないかな〜と種苗屋に行ってみました。
「こんにちは〜😀珍しいナスってどんなのがありますか?」
「最近の流行りなんだけど、これなんてどう?」
と言われて出てきたのがコレ。
当時の自分としては衝撃の「緑ナス」を紹介してくれました🙄
(ちなみに、焼き茄子にするとトロッとして、甘く、とても美味しいので家庭菜園ではおススメ❗️)
で、その苗を実際持っていくと、、、
「え⁉️これナスちゃうやろ⁉️😅」
「珍しいし、美味しいらしいですよ?😅」
「しゃーないなぁ、じゃあ頑張って育ててね(😅結局僕がやるんかい❗️)」
と、こんな感じで、こちらの要望に種苗屋さんはキチンと応えてくれたわけです。
野菜にはそれこそ数えきれない品種があります。
種苗屋によって強みは違いますが、農家とのつながりから野菜についての情報がとても豊富です。もし、例えばこういったもの
「ちょっとくらい寒くても、よく育つトマトないの?」
「めっちゃデカいナス作りたいから、オススメの品種は?」
「一つの苗で、たくさんカボチャ作れる品種ってある?」
「とにかく楽ちんに作れる野菜ってなんかない?」
などなど、オーソドックスからマニアックなものまで要望に応えてくれるので、作りたい野菜にこだわりのある方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう?
まとめいきましょう❗️🥔
今日は種苗屋を使うメリットを3点紹介しました。
1:良い苗が手に入りやすい
2:苗に触れている回数が少ない
3:野菜の品種について、詳しいアドバイスが聞ける
繰り返しになりますが、僕はホームセンターなどで買う苗がダメだと言ってはいません。ホームセンターに良い苗は必ずあります。
例えば、入荷したタイミングで早めにいくだけでも、良い苗を購入する事ができます(詳しく聞きたいときは、お店に電話して聞くのが確実ですね🙂)
今日ここがポイントとして言いたいことなんですが、、、
良い苗を手に入れたら、半分は上手くいくも同じ
これは、冗談とかではなく農家さんの中で常識とされている点です。
みなさんも、良い苗を手に入れて是非とも良い菜園活動を始めてくださいね。
以上参考になれば嬉しいです🍠
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菜園活動をする上で、聞きたい事がありましたら、是非コメントの方もよろしくお願いします😀
今後も楽しい菜園作りの技術やあり方を伝えていきます😄
楽しい菜園ライフになるよう、それでは🍅