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39.捕まえる?それとも防ぐ?ニンジン栽培 補足編🥕

こんにちは〜ラクです😆。
今日も一緒にお野菜の勉強を一緒にしていきましょう!
今回のテーマはこちら🫑

敵かアイドルか?🦋ニンジン栽培🥕 有機的農法 虫対策編 

こういうテーマで話をしていきます🙂

前回の記事はこちら

38.ここからは放任栽培❗️(一個だけやることあるけど)ニンジン栽培編 ④
https://note.com/sheepwing4000/n/n19dc0bca736b

みなさん😄保育所などの栽培で、「虫対策」はされていますか?
作物を栽培する時に、気をつけたい点はいっぱいありますが、ベスト3に上げるなら必ず入るのが「害虫対策」でしょう。

農薬不使用、有機栽培の野菜となれば、「虫」は必ず避けては通れないものだと思います😅。

農薬を使わない。
これだけで、栽培のハードルはグンと上がってしまいます。
でも、子どもたちが口に入れるものとしては、ハードル上がるのもやむを得ない気がしますし、農薬に関して素人に等しい僕ら保育士にとっては、リスキーな内容と言えます。

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一方で大人、いわゆる保育園や幼稚園などの教員で、虫が好きな方はどの位いらっしゃるでしょうか?
僕は少なくとも、「そんなにいないかな〜?」というのが実感としてあります。
女性が総じて多いからとは言いませんが、、、、、

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これらが、菜園活動があまり盛り上がらない理由になることもあるかと思います。

虫を無視して、作物が育てられるという、そんな虫のいい話はないです💧
これは真理かな〜と思います😅

じゃあ、虫の対策って結局のところ無理なの?難しいってこと?と言われたら、必ずしもそうでもありません。
一つの工夫で、野菜を虫から守ることだってあります。
今日の投稿をぜひ参考にしてみてください🙂

それでは本題に入っていきましょう🍅

○害虫の種類と対策

みなさん、ニンジン🥕を栽培する時に「害虫はなんですか?」と聞かれたら何を思い浮かべますか?

ヒントとして、ニンジンはなんの野菜の仲間か、ご存じですか?
正解は、、、、

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三つ葉やパセリ、セロリといった「セリ科」の仲間になります。
根菜類であるニンジンなだけに、ちょっと意外だった方もいるかもしれません😄他が葉っぱを食べるのに対して、ニンジンは根っこが太ったものです。

さて、話を戻します。
では、そんなセリ科の害虫といえば?となるのですが、正解は、、、、

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出典:サカタのタネ

害虫は特徴として主に二種類です。

・根っこを食べるネキリムシ
・葉っぱを食べるキアゲハとキンウワバ

あまり聞き慣れない方もいるかもしれません。
とにかく、ニンジンを食べちゃう虫がいるってことで、今はOKです。

さて、ここで一度タイトル回収をしていきましょう!

敵という害虫ですが、この中で子どもたちのアイドルもいます。何かわかりますか?😄そう、、、、、それは、、

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キアゲハではないでしょうか?🦋

夏頃にはカブトムシやセミを網を持って追いかける子どもたち(保育所や幼稚園では見かけないですか?)

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夏が過ぎる頃になると、アゲハ蝶を時々見かけるようになってきます。
幼虫キラーイ😱な子も、なぜか成虫の蝶🦋になると、不思議と追いかけたくなったりします。

捕まえた蝶々は、ケージに大事に2〜3日くらいは大切にされて、みんな観察したり、絵画のテーマになることもあるでしょうか?🤔

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では、そんな蝶を始め、虫たちは一体どこから来るのでしょうか?

もちろん、菜園の外から来るわけです。

というのも、上の図の虫たちは、いわゆる「幼虫」の状態です。
つまり、卵を産みつける親が外から葉っぱに来るということなんですね🤔


これらの害虫を防ぐ手段としては、殺虫系の農薬を使う以外に一つだけあります。それは、、、、

・卵を産みつける成虫を、ニンジンの葉っぱに触れさせない。

ええ?そんな方法ってあるの?と言う方もいるでしょうか😄?

ところがどっこい。物理的に防ぐ方法が実はあったりします。
え?😅どういうこと?となりますが、簡単にいえばコレです。

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バリアーを貼っちゃえ🛡

というわけです。

「ますますどういうこと?ラクさん?💧😅」
と、?が3つくらいに増えてきそうなので、、、
そろそろ種明かししますね🙂。


こちらの画像をご覧ください。

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「トンネル栽培」と言います。
何気なーく畑を見た時に、記憶にある方もいるのではないでしょうか?😄

これ、何でしているかというと理由は主に二つです。

・冬などの寒い時期に、少しでも地温を上げて栽培を促進させるため
・害虫から物理できに作物を守るため

1個目は簡単に言えば、栽培時期をずらす手法です。
「ハウス栽培」というのがありますよね。こんなのです。

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例えば年中にトマトが取れるのは、ハウスがあるからです🍅。
寒い冬でも、暖房などを使って室温を調節し、トマトがいつでも取れるようにしているからです。

上のトンネル栽培も、これと同じような理屈ですることがあります😄。

○トンネルの作り方

2個目は害虫から守るためです。
今日はこちらをメインに解説します。
※ここからは、昔僕が作ったイラストも添えて解説していきます。

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要は、バリアーをこれで作ろうね〜ということですね🙂。
※イラストでは大根を例に取ってますが、ニンジンの種でも理屈は同じです。

防虫ネットって何?って方もいるかもですが、そのまんま、虫を寄せ付けないネットですね。「虫取り網のでっかい布みたいに広げたやつ」とでもいえばイメージわくでしょうか?🙂

「あれ?防虫ネットじゃなくて不織布のやつもあるよね?それは使わないの?」と考えた方は、僕と同じく菜園結構やっている方ですねww

不織布でもいいんですが、防虫ネットと比べると風の抜けが悪いのが欠点です。つまり、熱がこもるんですね🔥。ニンジンを植える時期をずらす場合はアリですが、今回は9月頭を想定しているので、防虫ネットを使う方が無難だと思います。

図の方では1.8m✖️5mとありますがこれは大体、家庭菜園でする畑のひと畝が大体このサイズなんですね。

で、これだけだとハウスで言う骨組み、いわゆる「柱」がないので、これだとトンネルができないですよね😅。
だから「支柱」それもアーチ型になっている支柱を今回使います。

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こんな感じで、支柱をバランスよく立てるんですね。
支柱の数、今回5つになってますが、そこは畝の長さとかもあるので、ここは実際にやってみないと〜な部分ですね。今回は5mに対して支柱5本あれば、まあ、足りるかなーと考えて作ってます。

その後に、防虫ネットをかけて、、、でネットをかけるだけなら外れちゃいますよねwww
なので、次はこんな感じで、、、

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周りに土をかけて、ネットを押さえるんですね。この時に、しっかりとネットをピーンと貼りながら、防虫ネットを埋めるイメージでするといいかと思います。
こんな感じですね。

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わかりますかね?😄画面の左下なんて、まさに埋まっている感じしませんか?
これにはもう一つメリットがあって、隙間を作らないので、蝶々などが絶対に入り込まないと言う点です。

時々、こんな貼り方を見かけるですが、、、、

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どうでしょう?わかりますよね?🙂
レンガで抑えているんですが、レンガとレンガの隙間があると、時々そこから蝶々が入り込まれることがあるんですよね。(風が吹いて隙間が、、とかね)
僕としてはあんまりお勧めしないっていう😅

一度蝶々が入ってしまうと、そうなると、もう青虫の「無双状態」ですよ(笑)
ただただ喰われるしかないという💧

防虫ネット張っているから平気〜と言ってたら、1ヶ月後には、、、

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丸裸になってて「ぎゃー!!」なことがあるんですよね。
ほーんとこうなると凹みますよ😅

逆に言えば、防虫ネット張っておけば、匂いに釣られたキアゲハがやってきたりするので、それを待ち構えて子どもたちが捕まえるという(笑)

言うなれば、キアゲハの「バタフライガーデン」ができるので、人参に限らず、セリ科の野菜を育てるときは、是非この方法を試してみてはいかがでしょうか?🙂

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以上参考になれば嬉しいです🍠

⭐️投稿がいいなと思ったら、誰かに紹介してもらえたり、スキやフォローをしてくれると嬉しいです🤗

菜園活動をする上で、聞きたい事がありましたら、是非コメントの方もよろしくお願いします😀

いつでも美味しい野菜を作ろうと思った時がスタートです😄

今日は主にキアゲハの対策としてトンネル栽培の紹介がメインとなりました。
キアゲハ以外の害虫でも、外からくる虫の対策としては、有効な方法です。
これは、大根でもカブでも理屈は同じです。
根菜類は最初の頃の害虫対策が1番大切と言っても良いくらい、虫に食べられやすい野菜です。
そこさえ越えれば、あとはそんなに手間をかけなくても育ってくれるので、「最初が肝心」を意識してやってみてください😄。

保育所や幼稚園でトンネル栽培をすれば、キアゲハや他の虫を誘き寄せて、生き物の数が増えるので、好きな子どもにとってもプラスになります。
手間はかかりますが、やってみる価値はあると思うので、是非試してみてください。

今後も楽しい菜園作りの技術やあり方を伝えていきます😄

みんなの菜園が楽しいものになるよう、頑張っていきます。
今回もありがとうございました!

保育所では楽しいムシムシ🦋な生活が菜園で作れるよ〜❗️

それでは、楽しい菜園ライフを🍅


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