『狂骨の夢』
とある個人ブログでちょいちょい書いてはいたのですが、
他の内容のついでみたいな形になっていたのと
最近(主に寝落ちする直前に読んでいたのが悪いですが…笑)本を流し読む感じになっていたので
そこのところを正すという意味でこちらのnoteを作成しました。
完全に自己満足な本紹介にはなると思うので、気になった方に読んでいただけると幸いです。
(少しずつ読んでもらえるようなnoteにしていきたい…笑)
ということで記念すべき?1冊目は
京極夏彦さんの『狂骨の夢』です。
なんでこの本かと言うとちょうど読み終わったから!
小説ではあまり見ることがないページ数の京極堂シリーズの3作品目
今回も解説まで含めると982ページ!
読み始めるとあっという間なので不思議というかすごいですよね〜!
本の感想を書くほどの知識も文章力もないので
ここからは読んでいくうちに出てきた個人的な注目点?を書いていきたいなと思います。
まず今回の主要人物である宇多川朱美という女性の不思議な日々から始まります
ここからこの朱美を中心に話が進んでいく訳ですが
個人的にシリーズ2冊目まで読んでいて親近感が湧いていた
中禅寺秋彦(京極堂)と関口巽
の2人はいつ出てくるのかなと思って
一旦出てくるまでと思って読み進めていると
260ページ目でやっと出てきてマジかよとなりました笑
普通の小説なら終盤あたりのページ数で主人公が登場するのもある意味すごいですよね笑
あと京極堂による説教を聞いて(読んで)いるとやっぱり説得力がすごいなと感じちゃいますね〜
(自分が騙されやすいだけかもですけど←)
この場面では前作で亡くなった久保竣公の葬儀が行われていて京極堂が説教をしているのですが
そこに先ほどの朱美の夫である宇多川崇が登場し、関口に妻の朱美のことを相談することで話が繋がっていきます
個人的にはここまでの話と関口が繋がるのかぁと最初に感服させられました!
ここからは色々な事件が出てきて、一つ一つ紹介していくと大変なことになるので
実際に読んでください…笑
としか言えないのですが
脳髄屋敷
は驚きを超えて衝撃でしたね!
あと読んでいて大体は前に戻らなくても覚えていましたが
桃囿館
だけは何だっけ?と戻っちゃいました笑
982ページもあるとなかなか読み始めづらいとは思いますが
682ページ(これも相当ですが…笑)
から京極堂の憑き物落としが始まると
ここまで出てきた色々な事件が繋がっていく爽快感が堪らないので
手にとって頑張って読んで欲しいなと思いますね!
ここまでのシリーズ2冊を読んでおくのは必須だとは思いますけど…笑
ここまでの3冊とも(ページ数が多いとは言え)読み応えがすごいので、そういった本を探している方にはオススメしたいですね!
まあ自分が生まれた年(1995年)に発売されたロングセラーの本なのと超が付くほど有名なシリーズだと思うので今更感はありますけど…
自分がこのシリーズを読もうと思ったキッカケはアニメ『推しの子』で、アクアが読んでいるのを見たことなのですが、
次作はこのシリーズの中でも長編の『鉄鼠の檻』(1376ページ)なので、ちょっと時間をあけて挑戦したいなと思っています笑
ここからいわゆるサイコロ本を感じられるかと思うと楽しみですね〜笑
(そんなことはないとも思いますが)読んでるだけで賢くなった感じがするので、1冊目の『姑獲鳥の夏』を本当に手に取って読んでみて欲しいとは思います!
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