誰が発言するかで受け取られ方は変わる
こんにちは。
このブログでは「自分の人生を自分らしく生きるために」をテーマに教育、子育て、転職、投資などの話題や情報をお届けします。
今日は誰が発言するかで一字一句同じことを言っていても受け止められ方が違ってきてしまうという話をしたいと思います。
将棋のタイトル戦のひとつ王位戦でのインタビューです。
渡辺明九段は史上5人しかいない中学生でプロ棋士になられ最近まで名人だった大棋士です。奥様が渡辺九段を題材に書かれた漫画を描かれています。
このインタビューの中で小学4年生の女の子が次のような質問をしています。
この質問は渡辺九段が自身でおっしゃっているように、良い質問でみんなが気になっている質問です。
小学4年生が質問することで、純粋に疑問に感じたことを質問していると受け止められています。雰囲気も和やかで渡辺九段はにこやかにお答えされれいます。
しかし、同じ質問を大人の記者の人にはなかなかできません。
同じ質問を大人の人がした場合、全く同じ質問をしても下の( )のような意味が付与されてしまいます。
悪意も他意もなくても、大人というだけでどうしてもそのように受け止められます。
それがわかっているから、記者の人もおいそれと質問をしないのでしょう。
そうした行間を読むような行為は大人であれば日常的に行っている人がほとんどでしょう。
しかし、それは大人か子どもかだけに留まりません。
男性か女性かでも違うでしょう。
立場によっても違うでしょう。
同じ人物が一貫して発言していても年齢が上がり、立場が違ってくると違う受け止められ方をされてしまいます。
自分と言う存在自体が持っている情報があるのです。
私は昔から、人は常に対等であると考えてきました。
もちろん間違ってはいないと考えていますが、現在の自分の性別や年齢、立ち位置を意識して発言しないと無用なトラブルを招きかねません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?