背中をそっと押してくれるものたち
東京小平市にある「植物の本屋 草舟あんとす号」へ、主宰のあんとす堂さんのフラワーレメディとタロットのセッションを受けに行って来ました。
草舟あんとす号さんは、新小平駅から徒歩10分くらいの住宅街の中、そこだけピーターラビットでも出ますか?というような可愛いらしい雰囲気のお店が並ぶ一画にあります。
(実際ピーターラビットが出た話は最後に…)
一番手前に草舟あんとす号さん、お隣は焼き菓子のコナフェさん、一番奥にコトリ花店さんがあります。
草舟あんとす号さんの可愛い白い引き戸を開けると、店内はほのかに植物のいい香り(アロマでしょうか?)。
人が2、3人入ればいっぱいになってしまうこじんまりした店内ですが、その香りと、植物に関する本のラインナップにゆっくり居座って(笑)本を選びたい!という気持ちになります。
フラワーレメディやタロットのセッション時には、この素敵な店内が貸切になります!
本好きとしては、本屋さん貸切ってなんて贅沢な時間なんだろう、はぅ(ため息)…という感じ。
○ フラワーレメディ ○
わたしは最初にフラワーレメディの調合をしてもらうことにしました。(タロットが先でもOK)
(※レメディをご存じない方に補足。1930年代、イギリスのエドワード・バッチ博士によって開発された、 心や感情のバランスを取り戻すための自然療法。薬ではなく、お花の力を借りて感情に働きかけるもの。より自分らしくいられるようになっていきます)
最初、レメディの相談というより悩み相談になってしまって、収集つかないなー自分、って感じになってしまったのですが、そこはあんとす堂さん、わかってらっしゃる。
わたしが言葉が好き、文章を書くのが好きということで、不思議な方法で必要なレメディを見つける提案をしてくれました。
それが、「思いついた言葉をどんどん書いていく」というものです。
「光」「青い服」「パリ」などなど本当に思い浮かんだものを書き、それぞれをさらに組み合わせて連想したものを書く。
まるで連想ゲームのようですが、脈絡ないと思っていた言葉同士に繋がりが見え、最終的にはわたしの願望(意図)
「こうなりたい、こういうことがしたい」
という言葉に辿り着きます。ほんとう、魔法みたいですよ。
ちなみに、わたしの意図した言葉は
夢の中で生きる、善悪のない、旅を中心にした生活
いや、こんなことちっとも思っていなかったので、はい??って感じだったのですがこれが出てきました。
そして、この意図に必要なレメディをOリングで探していきました。
たくさんある中からわたしに必要なレメディは以下の3種類。
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【チェストナットバット】西洋トチノキの新芽
過去の経験を生かすことができずに、同じ過ちを繰り返してしまう人に役立つ。
大きなところではカルマの解消
小さいところでは忘れ物とか集中力の欠如とか
…最初、あんとす堂さんも「ほう?!」って言ってましたけど、実はわたしには思い当たるふしが。
カルマ的なことかもしれませんが、(またこのパターンか!)という経験をしがちなんです。
【チェリープラム】べにはすもも
理性を失って、自分をコントロールできなくなってしまったり、衝動的な行動を起こす人に役立つ
感情が高ぶって衝動的に行動するのを落ち着かせる効果があるそうです。
これもね、最初は、「???」って感じではあったんですけど、時々うわーってなることがあるので(語彙力よ…)それですかね。
【バーベイン】クマツヅラ
自分の考えや価値観を他人に押しつけようとする人に役立つ
あんとす堂さんは「冷静と情熱のあいだに戻す感じ」っておっしゃってました(一瞬、懐かしいあの小説を思いだしました…)。
自分の考えを大切にしつつも、他人の考えも尊重できるようになりたいですよね。それには自分が情熱を持っていることをそのままの熱さで伝えるのではなく、冷静さとちょうどいい間で伝えるのが、本当は伝わりやすいんでしょうね。
いまでこそ、押しつけはしていないと思う(思いたい…)のですが、この傾向もあります(もう小声)。
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この3種類それぞれの必要滴数、1日に飲む回数などをふたたびOリングで聞いて、レメディ完成!
さっそくできたてホヤホヤのレメディを飲んでから、タロットセッションへ。
レメディ飲んでからタロットという流れも面白いですよね(もちろん飲んでも飲まなくてもOKですよ)
○ タロット ○
まずタロットの前に数秘を見て、カードを出してもらいました。
今年は、「動く年。色々な人と出会って行く年」だそうで、実際誕生月の3月からですね…びっくりするくらい沢山の人と出会ってきました。
そしてタロットでは、”今の自分”、”これからどうなっていくか”、”どうしてそうなっていくのか”、”大きな存在からのメッセージ”を受けとります。
あんとす堂さんはタロットカードも植物に関する絵柄になっていて、3種類から選ぶことができましたよ。
タロットの詳しい説明は割愛しますが(ちゃんと覚えていない疑惑)
・自分の信念の通り、ばく進してOK。あと自信も持っている。
・技術を磨いている、磨くことで道が開ける
・自分の仕事(作品)に見合った対価を得ることができる(ボランティアにはならない)
・船出の時期(旅も良い)
そして、これは自分でも考えていたことなので、ビックリしたのですが
作品はZine(紙)にしたほうがいいですよ
というアドバイス。
実は自分でも考えていたことで、素敵な他の人のZineを見させてもらったり、どんな表現方法があるのかなーと考えたりしています。
その一環で来月「ちいさい出版物ワークショップ」に参加する予定になっているんです。
さてさて、長くなってきたのでそろそろまとめますね。
・フラワーレメディは、自分がなりたい姿(本来の自分)に戻るために背中を支えてくれるもの
・タロットは、漠然と自分が考えていたことや不安に思っていたことに対して答えを見せてくれて、背中を押してくれるもの
今回受けてみて、そんな感じがしました。
お話の中で印象的だったあんとす堂さんの言葉があります。
「お店の名前にもなっている草舟ですけど、勢いよく船出させるとひっくりかえっちゃうじゃないですか、でも、そっと優しく出してあげると水に浮く、そういう感じで船を出すようなイメージで進めると良いんでしょうね」
船出って、新しいワクワクすることだけじゃないんです。
古い執着や恐れを手放さないと、いつまでたっても船出できない。
そして勢いだけで船出してもひっくり返ったりしてしまう。
やはり、自分でしっかり航路を決め、その中で自然には逆らわずに臨機応変に行動していくことが大切なんだと思います。
実は今までタロットとかって依存しちゃうかな?みたいなのがあって受けてこなかったんですが、自分の軸がしっかりしていれば(あと伝える方の資質にもよりますが)、こんな風に背中を押してもらえるものなんですよね。
(お・ま・け)
あんとす堂さん、一箱古本市に出店されたことがあるそうで。まさかの一箱繋がりにびっくり!
3軒のお店の前のウッドデッキで一箱古本市できたら!という野望があるそうです。
その時は絶対出店するぞー♪
あと、コトリ花店さんのお店前のワイルドなお庭(ベニシアさんの庭みたい)ですが、この間うさぎがいたんですって。
ちかくの学校?のうさぎが迷子になっていたそうです。見た目通り、ピーターラビット、出るんですね。うさぎも心地よかったのかしらねぇ。
ちなみに、コトリ花店さんは羊(山羊)好きだそうで、これまた繋がってびっくり。
コナフェさんはお盆休みだったので伺えず残念でしたが、また遊びに行きたいです。
【それぞれのお店のHP】
植物の本屋 草舟あんとす号さん
http://anthosdo.blogspot.jp/2017/04/blog-post.html
あんとす堂さんのセッションは月2回西荻窪のナワプラサード(書店)さんでも受けられるそうですよ。
コトリ花店さん
http://journal.kotorihanaten.com/
コナフェさん
http://conafe.jp/
ピンと来たら行ってみて下さいね。
最後まで読んでくれてありがとう!
では、また!